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「草のにおい」(2017.7.3)

2017-07-03 18:02:58 | 日記


こんにちは。

今朝、公園を散歩していたら、係の方が草刈り機で草を刈っていました。

草のにおい(かおり)が、ぱーっと広がっていて、なんだか北海道を思い出しました。

普段の公園ではしないのに、なぜ草刈の後だけこのにおいはするのか?



ネットでわかるかなと思い、「草を刈ったときにでるかおり」と入力してみました。

すると、ログミーというサイトにその理由がのっていました。( http://logmi.jp/194704 )

引用すると以下のようになります。(草のにおい=「緑の香り」)
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 葉の多い植物が傷を負うと、それは自分の身を守るために大量の化学物質を作り出します。それらの化学物質のうちのいくつかは植物の中にある分子に信号を送ります。例えばジャスモン酸やサリチル酸は植物が美味しくなくなるようにしたり、菌やバクテリアの感染から身を守るために化合物を合成したりするのを助けます。トラウマチン酸などの他の信号を送る分子はその植物に、傷を閉じるための細胞をもっと作るようにという信号を発信します。

 しかし「緑の香り」はそれとは少し異なります。それらは揮発性の有機化合物です。つまり、それらは容易にガスとなり空気中に放出されます。助けを求める声をあげる役目をするというわけです。

 傷ついた植物は多量の「緑の香り」を放出します。それにはアルデヒド、アルコール、エステルなどの化学物質が含まれます。それらの中のいくつかが、新鮮な草の匂いの原因です。しかしさらに植物にとって重要なこととして、これらの化学物質は寄生スズメバチなどといった他の昆虫を食べる虫に対するディナーの知らせとなるのです。寄生スズメバチは毛虫に卵を産み付け、結果的に殺します。
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つまり、草を刈る→その刈られた草に毛虫などがよってくる→草は食べられたくないから、化学物質を出す→その化学物質は毛虫をやっつける昆虫を呼ぶ→毛虫はやっつけられてしまうので、草は生きながらえる

その化学物質こそ「草のにおい=緑の香り」ということです。

奥が深いですね。

みなさんも興味をもったら調べてみて下さい。

私はこれくらいわかれば、もう充分です。

本日もお越し下さりありがとうございました。

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