こんにちは。
今日は、長い間の労苦がむくわれた?気持ちになる記事です。
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「ネコは飼い主の声を聞き分ける」 東大調査に「確かに」「犬より律儀」の声
2013/3/28 19:09 日本経済新聞
「ネコは飼い主の声を聞き分ける」――こんな調査成果を東京大学の研究チームが公表した。
「猫は三年の恩を三日で忘れる」と言われるように、「ツレない」動物と考えられていた猫だが、実は人を判別して、なつくこともあるという。
猫ファンにはたまらなく嬉しい調査結果だ。
◇「同じように呼んでも反応が違う」「以前飼っていた犬よりも律儀」
東京大学の齋藤慈子助教らの研究チームが、一般の家庭で飼育されている20匹のイエネコを対象におこなった調査によると、「ネコは飼い主と他人の声を区別していると考えられる」という。
調査結果は2013年3月26日、「Animal Cognition」(電子版)に掲載された。
齋藤助教らは、飼い主がネコの名前を呼ぶ声と、飼い主と同性でネコと面識のない4人がネコの名前を呼ぶ音声を、あらかじめ録音。
飼い主のいない部屋にいれたネコに対して、外に設置したスピーカーから、それぞれの音声を間隔をおいて流し、このときのネコの様子を分析した。
すると、多くのネコが呼び声に対して、鳴いたりしっぽを動かしたりする「返事」のような反応はしない一方で、頭や耳を動かす反応を示した。
そして、この反応が飼い主の声に対してはより強かったという。
インターネット上でも、ネコが声を聞き分けていることを裏付けるような投稿が多くある。Q&AサイトYahoo!知恵袋には、
「音、声に反応していると思います。同じように呼んでも私と他の家族では反応が違いますから…」
「名前としての認識はないでしょうが自分を呼んでいることは理解していますね。
隣室で熟睡中でも名前を呼ぶと面倒臭そうな顔をしながら起きて来ます。以前飼っていた犬よりも律儀です」
「母によくなついているんですが、母の姉が家に来ると、声が母に似てるけど違う・・・という事で何だか混乱している様子が拝めます」
といった回答が、「猫は飼い主に名前を呼ばれて、これは自分の名前という認識はあるのでしょうか?ただ声に反応してるだけでしょうか?」という質問に対して寄せられている。
◇「いったん覚えると3~4か月は忘れない」
東京・新宿の猫カフェ「きゃりこ」のスタッフも2013年3月28日、J-CASTニュースの取材に対し、この研究結果に「納得」「スタッフと初めていらっしゃったお客さんでは、(声に対する)反応が違いますね」と話す。
さらに、店長によると声だけでなく顔や臭い、足音だけでもわかる猫もいるという。
ある常連客にとてもなついていた猫の場合は、フロアの奥で寝ていても、足音で気がついて、起きて入口のそばで待っているといったことがあったそうだ。
犬と違って分かりにくいが、猫なりにスタッフや常連客を認識してなついているようで、「気まぐれなので、(尻尾を振ったり目を開けたりといった)返事だけのときもありますが、喋っている声をきいて勝手によってきますよ。
記憶力も良くて、一度覚えると3~4か月は忘れない。しかも、けっこうな人数を覚えています」という。
ちなみに、猫に覚えてもらうには「何度も会う」ことがポイントだそうだ。
「会っている中で、いやなことがなければ自然となつきます。猫は初対面の人に顔周りを触られるのを嫌がるんですが、何度か会って覚えると、そういうのも嫌がらなくなりますよ」
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たしかに、たびたび坂道であうネコは逃げなくなった。
東大には、すばらしい先生がいるのですね。
今日も来てくださってありがとうございました。
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