こんにちは。
昨日会議がありました。とても長かったです(13:30~17:00)。
過去にもっと長い会議を経験したことがありますが、ひさしぶりの長時間だったので少々疲れました。
エコノミー症候群になるのではないかと思いました。
一瞬気が遠くなったので、これはまずいと思い、脚をさすったり、頭をまわしたりしました。
以前はこれくらいでどうということはなかったのですが、年齢のせいかもしれません。
さて、私も職場をいくつか変えてきましたが、その先々で会議がありました。
それぞれに雰囲気というか、気風というか、そのようなものがあります。
これを「エートス」というんでしょうか? 高校時代にまなんだような気がします。
そこで「エートス」について調べました。(倫理や哲学の事典が手元にないので、wikiより一部改)
エートスは、「いつもの場所」を意味し、転じて習慣・特性などを意味する古代ギリシア語である。
他に、「出発点・出現」または「特徴」を意味する。
さらに、
アリストテレスが著書『弁論術』で述べたところによると、エートスは説得法の重要な三つの方法的条件の一つ(他はロゴスとパトス)である。
まず、始めに話者はエートスを確立しなくてはいけない。
この言葉は単に「道徳の能力」を意味するが、アリストテレスはこれに専門的意見と知識(エピステーメー)を加えた。
アリストテレスは特に、エートスは、聞き手の予想によってではなく、話者の発言により生み出されるべきとした。
この考え方はしばしば非難の的となり、イソクラテスなどは、エートスはとりわけ道徳的な特徴、またその話者の生涯と結びついているとした。
こうなると、実感をともなって理解できません。つまりわからないということです。
続けて読むと、マックス・ヴェーバーのことが書かれていました。
ヴェーバーによれば、エートスは、以下の三つの性向を併せ持つ。
①生活態度 - 古代ギリシア語のエートスが、「習慣」を意味しているように、エートスは、それにふさわしい行為を営む中で体得される「習慣によって形作られた」行為性向である。社会化によって人々に共有されるようになった行為パターンないし生活形式ともいえよう。
②心的態度 - しかし、ある行為がいくら機械的に反復されてもエートスは作り出されない。その行為性向は意識的に選択される必要があるからだ。この「主体的選択に基づく」行為性向がエートスである。
③倫理的態度 - そして、この行為を選択する基準が「正しさ」である。「正しい」行為とは、内在性の基準(行為に固有の価値)が選択され、(目的達成の手段ではなく)行為それ自体が目的として行なわれるような行為のことである。外的な賞罰なしには存続しえない行為性向はエートスではない。したがって、エートスの究極的な支えは個人の内面にある。
これも難しいですがアリストテレスがいったことよりなんとなくわかります。
①生活態度のところは理解できます。
ということで、
古代ギリシア語で「習慣」を意味していたことから「習慣によって形作られた」行動や精神のありかた=「エートス」
これくらいで終わりにしたいと思います。
そういえば、「チートス」というジャンクフードがあったような・・・。
ジャンクとは「がらくた」という意味です。
今日もきてくださってありがとうございました。