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my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

黒い予感

2011年09月13日 | ファッション(靴)






 休日は相変わらず。

 
 オールデンのコードヴァンタッセルをこんなふうに変わり映えのない感じで履いていました。


  





 そしてもっと言うなら、「黒い」靴により親しんだ心持ちで暮らしています。



 この3足が特に最近のお気に入り。



 



 「オールデンタッセル」、「オールデン9901」、「トリッカーズのブラインドブローグブーツ」。



 僕は仕事に於いてはほぼ9割黒の革靴を履くことにしていますが、果ては週末も、となっています。





 あらためて「黒」がもつ唯一普遍の奥深さに魅了されているんだ、というと完全な大ボラですが、とにかく黒靴が楽しい。





 黒靴を基礎にイメージをせり上がらせながら、秋の装いについて無意識に考えたりしているようです。




 この秋の装いが、例年になく「土色」になりそうな予感があるからでしょうか。




 











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「ラドナー、随分見違えたよ....」

2011年08月31日 | ファッション(靴)




 こんにちは。


 あの、今回は304回目更新記念という形にさせていただきたいのですが、何ら変わらずいつもどおりの感じでエントリーさせていただきます。

 


 洞爺湖キャンプで汚くなったラドナー(クロケット&ジョーンズ)。



 



 遊んでて子供達に踏まれたり、追いかけっこ(大人風に言うと追走遊戯)でダッシュしたり、クワガタが落ちてくるかもしれないから、と子供らにせがまれてほぼビクともしない大木を思いっきりキックしたり(結論としては小さな毛虫みたいなのが落下してきました)。。。


 特に悔しかったのはニワトリについばまれたことか。



 水に濡れて、乾いて、また濡れて、カサカサ。


  


 ちょっと色落ちもしましたね。
 

 

 だから札幌に着いて、この街がどうこうとか言う前にチェックイン後早速メンテナンスを致しました。


 乾いてガサついているので、ブラッシングと栄養補給が必要なはずです。



 靴にとってはきっと最高のご馳走のひとつ。




 
 


 ラ:コルドヌリー:アングレーズ:ラ:マン(ラ:マンは無しで)。



 もちろん豚毛ブラシ(茶靴用)だけですが携行してきていましたので、堅く絞った濡れタオルで拭いた後、、、



 


 コルド塗りしました(ミディアムブラウン)。




 しっかりブラッシング。
  


 
 そうしたら、、、、






 


 こうなりました。見違えるよう。




 だって、こうだったんですから(下)。

 
 




 つまり、どんっなに酷使しても強い革なら100人乗っても大丈夫!ってことなんだと思われます。






 



 外に履いていくとまた新鮮。



 
 
 
 (於大通公園)




 


 ヨカッタヨカッタ。


 

 











 
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レザーソールの頼もしさ

2011年08月09日 | ファッション(靴)




 この夏、一週間程度ですが北海道を旅行する予定があります。


 実際は今年の三月に計画していた「冬期北海道の旅」。


 やはりいろいろありましたからこの夏に延期に。


 以前「冬の北海道にはどの革靴を履いていけばいいかなあ」ってエントリーがあったのですが、結局真夏ということになりました。




 今のところウエストンの「ゴルフ」が適切かな、と。


 


 未だ申し訳なくも活躍の機会が僅かでして、くすぶっている感じ。


 「とっておき」みたいになっているので今回の旅行にはぜひ、、、。


 旅用靴としてもきっと最高!




 ただ、、現在、トリッカーズのレザーソールのカントリーブーツの魅力をなぜだかあらためて深々と実感していまして、どちらにするか迷っているところです。


 


 (エイコーンアンティークの STOW


 昨今どうしても「ダイナイト」「リッジウェイ」「ヴィブラム」等のラバー系ソールに気持ちが向かいがちだったのですが。


 レザーソールって履き込むとなんとも言い難い(つまり説明能力はない)、味わい深い、暖かい(?)履き心地になるように思うのです。


 むしろラバーソールより柔軟なクッション性を感じる瞬間さえありました、ような気がしました。。。


 このあたりは特にトリッカーズの独特なダブルレザーソールを生み出した先人(草創期の職人達)の知恵と技巧の深遠さに感じ入るばかり。


 そして、馴染んだトリッカーズのブーツってのは本当に足にとって頼もしく、疲れません。




 どの靴を履くべきか、あと数日考えてみようと思います。





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オールデン完結 【 Alden 664 コードヴァンタッセルローファー 】

2011年08月02日 | ファッション(靴)






 少しだけお久し振りとなりました。


 こんばんは。



 この間、いろいろとありましたがひとつ印象的な買物を致しましたのでこちらで紹介させていただこうと思います。



 Alden(オールデン)#664 コードヴァンタッセルローファー(ブラック)を購入しました。



  



 どのくらいの期間だったでしょうか、少し前から黒のタッセルローファーを履きたいという願望が沸々と。



 そんななか毎日比較的時間に余裕がなく、タッセル探訪にさく充分な時間がとれない。



 ご存知かと思いますがこの種の(つまりグッドイヤーで、素朴な、ベーシックな形状の)タッセルは一部イタリアものは別として意外とショップでの取り扱いが少ないのです。



 予算的には クロケット&ジョーンズ、J.M.ウェストン、あたりのものを候補と考えていましたが、クロケットのものはスウェード素材を除き実店舗ではどうやら見当たらず(もっと調べればあるのかもしれませんが)、、、そしてウエストンですが日本橋靍島屋の店舗(青山店では扱いがありません)で黒のボックスカーフ、無論クラシックラインのものがある(理想的!)という情報を得て問い合わせてみたところ僕に合いそうな、合う可能性のあるサイズは軒並み欠品。


 フランス本国への発注で数ヶ月をみる必要があるとのこと。


 そうはいかぬ、それは待てない。せっかちなのでしょうか。





 ここで、オールデンを思ったのです。


 


 「タッセルの元祖」というならオールデン。


 でも最近妙にオールデン率が高過ぎて、、、食傷気味とは申しませんが、どちらかというならウェストンの履き心地に心を捉えられている為、最終候補として考えなかったのです。


 しかし、実際タッセルといえば、、、やはり、オールデン。。。

 
 その昔オールデン社が「タッセル付きのモカシンスリッポン」を初めて製品化したのですよね(たしか?)。



 そこでちょっとひねりを加えたく、よぅし、、、BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)ネームのタッセルオールデンを手に入れようと。。。(前々から微妙に独自性を持った木型のブルックスネームのオールデン靴に興味津々で)



 全くもって見つかりませんでした。

 完売。黒のタッセル、大完売でした。

 我が国では現時点で正攻法では入手不可能なようです。


 

 ああ、そうか、では仕方ない。で、数多あるいろんな(といっても網羅しきれている訳もありませんが)セレクトショップに問い合わせをしてみました。



 もうとにかくこれぞ普通のタッセル付スリッポンってやつはないか、と。



 え!お店にありますか!と思ったら「パテントレザーのならございますが…」とか。。。。


 それは結構…


 ビームスプラスのもの(黒カーフ)は最後のマイサイズが展示品で、しかも度重なる試着の履き皺がグッキリ。。。。


 ユナイテッドアローズ系ビューティ&ユースでは(黒コードヴァン)サイズ全国完売。


 思い起こせば去年のいつぞやは原宿のユナイテッドアローズで、鴨志田氏効果か何かは存じませんがタッセルローファーをしっかり扱っていて、マイサイズも試させていただきました(ぜひ履くだけ履いてみよ、と薦められたからです)。

 そのときはサッラサーラ買う気はありませんでしたな。


 で、現在、最早影も形も見当たらない。面影すらない。


 愛しの黒のタッセル、、、どこへ。



 あ、シップスではライトタンとブラウンのカーフのものの扱いはありました。



 ところで、あまり「ホスピタリティ」「親切さ」を期待していないからこそ(…秘)代理店「ラコタ」への問い合わせだけは敢えてしていなかったのですが。

 気の抜けた心持ちで一応訊ねてみました。


 そうしたら、、、今日入荷しました、ですと。。。(!) 


 ああ、これはついに、総本山のラコタハウスで買うことになるか。そのときそう悟ったのです。


 それにしてもアメリカのショップならこの #664 は定番商品として大抵どこの店舗でも扱っているそうで、事実ラインナップの中でも特に人気の高いスタイルだと聞きました。


 国内だと欲しいときにはなかなか見つからないものですね。


 とにかく南青山のラコタハウスへ。


 


 あの2階はなにかいね。



 あ、あったありました。 



 



 (さーぁここから例のごとく写真がやたらめったら多くなりますよ....)



 お店で見たダークバーガンディのものもさすがに魅力的でしたが最終的に「ブラック」で迷いはありませんでした。



 



 



 想像よりとても使えそうです。
  


 



 



  
 


 (最初に少しアニリンカーフクリームを塗布した程度でまだきっちり磨いていませんから、光沢はあまりありません)




 あれこれ足元のコーディネイト(と言える程のものではないが)のイメージが走馬灯のように流れ、浮かんでは消え、浮かんでは消、、、、。




  
 



 滅多に穿きませんが、デニムとの相性はもう抜群。




 




 ブレザー(ジャケット)系のややカッチリさせたスタイリングの足元にも、この靴ならシックに、軽やかに合わせられそうです。



  


 このやたら短いヴァンプも新鮮で。





 


 普通のレザーソールで。





 


 嗚呼、沈毅な佇まい....


 もしアイビーやトラッドを志向するのなら、これは用いるべきアイテムの一典型であるとの思いをあらたにしました。




 購入後試しに外で2度程履いてみましたが、タイト目なフィッティングのうえにまだソール、アッパーとも堅さは当然あり、最初から快適!ではないとはいえ、将来的な「第二の皮膚」の可能性を存分に期待させてくれます。


 ラストはアバディーンラスト。少し細身のすっきりした木型です。その点でも僕の足にはぴったりでした。



 






 オールデンが長い歴史と共に誇る数々の名作モデル。



 "ヘリテージ" "定番" と呼ばれる靴たち。



  



 とにかく評価の高い、素敵な靴をどんどん惜しみなく経験享受したいと考えてきた自身のなかで、今回のタッセル #664 の履き始めを以て"オールデンに関しては"一応の「完結」を感じています。満たされた気分というのか。


 長いようで、勢いに乗じてあっという間でした。。。。。




 しかしこのブログは続く予定です。



 装いを楽しむ日常を、その楽しみからささやかながら新たな元気を培う生活を、同時に断片的にであれこのブログに反映させることが、それもまたひとつの僕のライフスタイル、ファッションの楽しみ方の一部になっているような気がして、、、、しかもこのようなひとりよがりな内容であっても、たくさんの方がご覧下さっているというのは本当に嬉しいことです。



 たとえつたなくとも、日々の発見と感激、秘めた好奇心、寄せては返す故なき逡巡、ささいな失望、、、表現する喜び。



 今回はそんなところです。ありがとうございました。
 

 












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REAL ALDEN MEETING 7.18

2011年07月20日 | ファッション(靴)





 7月18日。曇り。


 歯が痛い。


 左の奥歯か。


 自己の全神経を体の左半分に傾注しがちになる。


 朝から痛烈な痛み。


 嗚呼、書きたい。


 此の内に蔵された、ほとばしるような天性のつぶてを唯一の友で宿敵たるこの原稿用紙にぶつけるのだ。


 ペンを。


 ペンをとるのだ。



 いや、その前に新宿伊勢丹に行かねばならぬ。







 いつも書き出しが特にスムーズにいかないので、今回は「世間に出ないまま憂悶の病床にある昭和初期の文士」の気持ちになって書き始めてみました。



 でも歯が痛かったのだけは本当です。



 この18日は新宿伊勢丹に於いて、伝統的なアメリカ靴の白眉「オールデン」を主役としたイベントが催された日でした。



 




 「Mのブツ欲日記@伊勢丹新宿メンズ館」(無断でのリンク失礼致します!)。

 
  
 
 Mさんに招待していただかなかったら僕はこの日、(友人との約束もキャンセルして)家でウクレレでも弾きながら無聊をかこっていたでしょう。



 ということで参加させていただきました。



 本番は14時開場の2時間で、長過ぎず短すぎずの絶妙なプログラムでした。

 エゥムンド♪大人の為のプロゥグラム(※NHK-BSより)。




 開場後、ほぼ30人近くの、Alden に愛情を注ぐ(あるいは興味を抱く)方々が続々と来場されて(年代も幅広い!!)、、、


 30人といえばですよ、、鳥取県の県議会議員の議員定数に匹敵する人数(35人かな…)!


 そのようなことを以前なにかの新聞記事でみました。鳥取県議会、、、。


 、、、そう考えるとそれが果して多いのか少ないのか余計イメージがわかなくなりますね。
 



 実はオールデンの魅力について、とにかく好きというだけで充分整理しきれていない僕は思わず緊張し、若干戸惑い、、でもそのおかげで歯の痛みを忘れました(ありがとうございました)。


 
 



 忘れていたといえば、せっかくこれだけの「愛されたオールデン」たちが皆さんの足と共に一同に会したのにも関わらず、それら年季の入った一足一足をちゃんと観察し忘れていたことが思い返すと残念でなりません。。。



 でも内気なのかなんなのか、、、、他の方が履かれている足元の靴を覗き込む充分な積極性がないまま、、どちらかというと天井のほうをみてしまいました(いや...天井も見ていなかった)。

 
 
 ちなみに今回ご一緒させていただき、お隣の席にいらした natuyasumi さんのラヴェロのローファーに関しては隣席という距離感もあり、開場前にホレボレと観賞させていただきました。


 色合いの美しさもそうですが、拝見して、これこそローファーの理想的なフィッティングできれいに履かれているのが見てとれて!


 やはりあらためて魅力的な靴というしかありません。 




 ところで僕自身のオールデン歴は数年程度(5年ほど...?)。


 この靴の、特につくり、耐久性という分野、そして時代を超越する魅力という意味での真価を知るにはさらなる時間が必要な気もします。


 
  
 そして素晴らしかったのはやはり来場者の皆様の積極的な参加への姿勢。


 きっと最初のうちは勝手が分からず、、といったところだったかと思うのですが、このイベントの企画者であり司会の Mさん の見事な緩急、要領を得た気さくな進行もあり、どんどん堅苦しさがとれ、充実した情報交換の場になっていったように思います。



 途中、ユニオンワークスの技術部長さんがメインテナンスの実演をして下さいました。


 


 (60以上の瞳に『じー』と手元を見つめられていても動じず、さすが!颯爽と丁寧にコードヴァンを磨かれていました)




 今回招待していただいた僕が「ゲスト」と言いながらなにか情報交換に関して役割を果たせたかというと。。。。。さあ。。


 皆さんの博識、分析眼に驚き。。。


 己の未熟を思いました!
 


 そして、僕も普段ブログを書いている者なのですが、ほとんどわずかな写真しか撮れていません。



 素材がほとんどないのです。



 撮影した数少ない画像も、参加者様の顔がはっきり写っているものがほとんどで、さすがにプライバシーの関係でアップすることは自粛させていただきます。。。。
 
 

 お、唯一使えるこの一枚。。。宴のあと。

  
 
 





 それとそれと、お土産で頂いたオールデン純正クリームとワックス。


 

 
 うまい具合にこれらを自腹で買ったことがなかったので、とても嬉しく。



 帰宅したら事情をよく知らない "K" がお土産の中身を開けて、「スイーツとかかと思ったのに…」と言っていました。
 


 気を利かせて伊勢丹でお菓子でも買って帰るべきだったかもしれません。




 そしてその日は早くも21時には就寝し、もちろんオールデンを磨く夢をみた、はずです(覚えてはいません)。




 参加者の皆さん、機会を下さったMさん、ゲストの皆さん、近藤さんをはじめとする新宿伊勢丹関係者の皆さん、楽しい時間を本当にありがとうございました!








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TSUYU-AKE

2011年07月12日 | ファッション(靴)




 

 なに、このタイトル...






 梅雨があけましておめでとうございます。



 では早速。



 先週末。



 そうだ!オールデンだ!.....じゃなく。



 






 いずれにせよこの暑いのに、かなりこってりと分厚い靴です。


 磨かれて再生したこの一足を。



 



 ラルフローレンのコードバンウィングチップ(クロケット製)です。


  
 懐かしくも幸せなフィット感なのですが、どうしても左足。




 沈み込みの末、完全に羽根が閉じて不格好。

 
 ああ、もう少し自分の足に甲の高さがあれば。。。。


 革が伸びたのか(?)踵も少しゆるくなったようにも感じます。


 あ、なるほど、この靴に関しては履いた後も適宜シュートゥリーを使っていなかったから見事に変形したのですね!




   
 それはそうと先週バタバタしていて、さらにいつのまにか夏バテ気味だったらしくその後一気に体調悪化となりました....(現在快復済)。


 
 厳しい夏だ....。




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夏がくれば思い出す....

2011年07月08日 | ファッション(靴)





 アツガナツイので、そろそろ出番です。



 昨日、拙ブログをご訪問、閲覧下さった方による検索ワードの上位に「 チャーチ サハラ 」というのがランクインしていまして(検索下さった方にお礼申し上げます、ありがとうございます)。

 

 ああ、そろそろ SAHARA な季節だ、と。



 



 チャッカーブーツですが、アンラインドですので暑さに繋がるストレスは特にないように思います。



  



 クラークスのデザートブーツを夏だろうが普通に履くよ、という方には何も問題ありません。



 

 

 僕が使っているのは「アンバー」というショッキングな色ですが、もっと馴染みやすいシックな色も他にありますのでぜひお探し下さい。




 久しぶりに靴棚の奥の方から取り出すと、クレープソールがちょとベトツキ気味でした。




 灼熱のアスファルトの上を歩いたらもっと融化してベトツクかもしれません。



 

 

 夏の足元の楽しみがまたひとつ。






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GOLF debut !

2011年06月30日 | ファッション(靴)



 
 こんばんは。




 ちょっとさかのぼらせてください。



 



 先週末、横浜はまあまあ良い天気でした。




 天気がどうというわけではないんですけど、ウエストンの「ゴルフ」を履きおろしました。


 
 



 まずは気兼ねなく休日のカジュアルなシーンから。




 昔からほぼ形を変えずあるものなんでしょうけれど、現代の服装(?)をしっかりブラッシュアップしてくれる気がします。



 



 ふーん、、、こんな飾り気のない顔つきで。




 履き心地。 それはもう、、見事な、いや、立派な靴です。




 かかとにほんのすこしだけ余分な空間があるかな、、(ウェストンのシュートゥリーのせいじゃなかろうか.....)。



 



 GOLF .....これを自儘に履きたかった。うれしい。。。








 




 いや、出かけたのはただ冷麺を食べに出ただけなんです(しかも車....)。




 次回からはしっかり歩いてみます。




 冷麺はあまり美味くはありませんでしたが、最後までとても気分が良かった。












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独逸でため息まじりのひとから買ったサンダルのこと。

2011年06月28日 | ファッション(靴)




 ドイツにいた頃購入したサンダルのこと。


 あのいかにも中欧的で陰鬱な(...?)、寂れた系の「蚤の市」みたいな小規模なフリーマーケットで購入したのです。


 於カールスルーエ。


 値段もほとんど覚えていませんが(まあまあそれなりに)。



 



 その売り主は「一応ほぼ未使用だ」と、ドイツ人にしては珍しくどこか含みを持たせた曖昧な表現をしていましたが、きっとそうなんでしょう。



 ほんのり汚れ気味でしたが、昔からの盟邦の国民なので僕は信じることにしたのです。


 
 

 

 結構好きな感じのデザイン。革もすごく肉厚。



  



 えーと、分厚いソールには、、、エスパーニャ。。。なんだ、スペインのブランドか。デザインが気に入ったのでそれは特に気にしませんでした。


 ちなみによくわかりませんがこの CARTUJANO 。約2分程の間に調べてみましたところ意外にもエルメスのファクトリーだったらしく、一時期日本のショップでも購入できたらしい(現在も?)、、、とのことです。


 

 「スペイン」、漢字で書くと「西班牙」。...なんか恐い。




 ただそんなことよりなにより、、面白いぐらいにサイズが大きい。



 でもそのドイツ男(当時30代半ばぐらい、少しやさぐれている)は、「それぐらいが合ってる」「どこが不満なんだ...」って一部ドイツ人に時々ありがちなため息まじりのボソボソしゃべり。


 「お前の身長ならそのサイズでいいじゃないか...」(ため息と共に)とか、もう無茶苦茶なリコメンド☆


 だって履いても足の指先があんまり(ちょろっとだけ)見えないんですね。


 


 しかもレザーのストラップもゆるい。



 「...どうする?」とため息まじりに聞かれ....



 他にもいくつか面白い革製品、革靴が並んでいて目移りしそうだったのですが、、、
 


 デザイン、雰囲気に惹かれていたので、、んん、、、なんとかなりそうか、、と思い。



 ....Ich nehme das.



 ため息まじりに購入しました。



 



 結局ストラップには無理矢理新しい穴をうがって。


 なんとか履いて、夏のヴァカンスシーズンにはあちこちドイツ南部中心にスイス方面へ小旅行に出かけたりしました(あっちの夏は最高)。




 ちなみに余談ですが僕の知人のドイツ人夫婦の奥さんの方は、ドイツ南部の某都市に自宅を持って、スイス国内の職場で働くため(この国給料が良い!)スイスにもセカンドハウスを持っていました(週末はドイツの家で夫婦で過ごす)。うらやましい。




 あ、サンダルのこと。


 やはり大きいのです。


 ただただ足が疲れました(一応スニーカーも念の為持っていっていましたが)。




 単にサイズが良くなかった訳ですけど、そんな経緯でサンダルというものから心が離れていったのです。

 

 ドイツだったらビルケンシュトックを買おうよ、という話ですね。




 なんだかんだ想い出の一足なので大切に保管はしてあります。



 しかしエルメス系か。。。なんか良いモノに見えてきた。。。


 
 

 




 
 
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green, green, green.【 ニューバランス M576 】

2011年06月26日 | ファッション(靴)





 ああ、郵便受けを開ければ、熱気とともにいろんなショップの DM がどさっと(僕とKのふたりぶん)。


 プレセールにVIPセール、、、。



 (想像ですが)僕が現在ほしいものはあれもこれもほぼセール対象外のものばかりであり、正直あまり期待を感じません。


 「欲しいものがあるからセールで買う」、「必要なものがあるからセールに合わせて買う」というより、、、、


 「せっかくセールで安くなっているから何かを買う」という、お得なのかなんなのかよくわからない。それは賢明なのか悩むところ。 


 この時季(春夏物)のセールに関して成功体験がないからというのもあるでしょう。。。
 


 むしろセールでひとがごったがえし、数少ないめぼしいものが一掃される前にひととおり刺さるモノの「検断」を終えておきたい気分です。


 早めにちょこちょこ見て回って。。。


 で、セール本番は辛いので、、忌避(どうせセール除外なので)。




 都内某所の閑静な A.P.C. (アーペーセー)店舗。


 セール目前の時期だったからか、店内は閑散。



 


 
 そこでこれを。



 



 お馴染みの ニューバランス576 MADE IN UK ですが。



 以前この赤の#576を購入し、使っていて。


 






 ......今回もひとめぼれ。



 



 この色はどうしたって買ってしまいます。



 



 この色。このスウェード。


 
 



 モスグリーン?ライムグリーン?



 とにかく好きです。



 スニーカーは別腹(?)ということで躊躇なく。



 サイズは「9」です。




 A.P.C. で購入したわけですが、別注等ではなく今期からの NB の新色なんだそうです。この発色!いいセンス。


 


 (嬉し過ぎて家に帰るまで待てず帰路途中の公園で開梱...)



 ほっこりするよなお馴染みのヴォリューム感。


 
  



 こんなふうに グリーン on グリーン でも面白い。



 



 さらに褪せ緑(あせみどり)のストールも合わせたりしてみます。



 いつの時代も、革靴で疲れた後の足休めに欠かせない存在。


 


 この夏は風合い系グリーンに魅かれて仕方ありません。




 セールでお得!とか何ら関係ない話で恐縮なのですが、このスニーカーは大大満足の買物となりました。


 


 そして緑は美しい。



   


 しかし、ブログでただこんな垂れ流したような話、、、。今までもそうですがこれでよしとは到底思えず、迷いは拭えません。

 
 ファッションメインのブログという範疇であっても、自身なればこその確固たるメルクマールを最低限示せていると果たして言えるか。


 淡々となるべく率直に、、かろうじてそれだけ。



 失礼、迷いがこぼれました。


 今回もご覧いただきありがとうございました。





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オールデンファンが集う日

2011年06月22日 | ファッション(靴)





 あつぁ、、暑、ぃ、くない、暑くない!、、、「暑い」っていうと余計蒸し蒸ししますね。



 こんばんは。


 
 3月、東日本大震災の影響もあり順延となっていた新宿伊勢丹メンズ館での「『<オールデン>の魅力を語り合う会』コラボ『Mのブツ欲日記』」が今回あらためて開催されることになったとのことです。

 

 企画実現にご尽力下さった関係者の皆様に心から敬意を表したいと思います。



 日程は7月18日(月・休日)、14時から16時にかけて。

 伊勢丹新宿本館7階バンケットルームに於いて催されるということです。



 



 なぜか僕もパネラーというかトークゲスト(?っていうと大袈裟....)みたいな形でお声をかけていただいているのですが、、非常にありがたくも恐れ多く、なぜよりによって僕なのかいまだに不思議であります。

 とにかく、アバウト&的外れなことばかり言うか、深い話になるとすると、、単に「言い淀む」、、であろうこと請け合いですが、なるべく水をさすことなく進行の邪魔にならないように。




 会場にお越しになるオールデンファンの参加者の皆さんはやはり Alden(オールデン)の靴を履いてのご来場ということになるんだと思われますが、まあ杞憂なんですが天候はどうなんでしょう。


 


 きっとコードヴァン靴を履かれる方が多いでしょうし。もう梅雨は明けているころなのかな。


 万が一当日大雨だとさすがに困りますね、、そうなるといっそのこと大雨をくぐり抜けたコードヴァン靴のアフターメインテナンス等様々な再生法の実地検分、検証の場とするのも一興かもしれません(失礼、好き勝手に言ってるだけです...)。


 
 


 
 、、、僕はなにを履いていけばいいんだろうか。



 そもそも「靴主題」でどこかに会同するなんて初めての経験で(そりゃそうか)。



 今ならうっかり間違えて ウエストンの「ゴルフ」あたりを履いていきかねないんですが気をつけたいと思います。 





 皆さんほがらかに平等に楽しめる平和な集まりになるといいですね。




 
 











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オマージュ..... 【 J.M.ウェストン GOLF OXFORD 】

2011年06月12日 | ファッション(靴)







 、、、これは、詰まってますね、、、、と。


 "通"ぶって呟いたら、声がうわずっていたか、あるいはこもっていたのでお店の方に 「はい?」 と。


 聞き返されました。



 ぜひみなさんもお店で靴を手にして呟いてみて下さい。


 「ほう、なかなか詰まってますな...」


 店員さんの反応はきっと打てば響くとはならないでしょう。。。



 



 ついに世界の名靴にも数えられる "ジャーナリストシューズ" を紹介させていただくことになりました。



 



 J.M.ウェストンの GOLF (ゴルフ)です。

 
 著しいと言われる内外価格差へのジレンマと内心闘いながら最終的には購入していました。
 



 以前もちらっと触れたのですが、僕にとって J.M.WESTON というのはどこよりも価値の高い優れた靴を作っている、長く憧れ続けた靴メーカーでした。


 父親が何足か大切に愛用していて、多分そういう影響が強かったんでしょう(親父が特に気に入っていたのはたしかロジェ?とかいうUチップで、似たようなのが何足かあったような...)。




 自力での入門はつい最近「クラシックローファー」からでしたが、「ゴルフ」への憧憬の念もやはり醒めやらず。 


 
 



 それにしてもまたそれなりに大きな買物となりました。。。。
 

 参考までに、、、靴本体が約94000円。純正シュートゥリーが約12000円。
 

 、、、ぐは。





 サイズは「7D」にしました。

 7ハーフのCウィズをまず勧められたのですが、ゴルフのイメージからすると少しスマート過ぎるように感じ、ウエストンでは一応標準的とされる(?)Dウィズに。

 

 
 




 




 結局フィッティングに関してはこの判断で正解だったように思っています。 


 左足の方がどうしても若干緩め(右に比して結構小さいから)なのは今後の対策を考える必要があるかも。



 
 三陽山長 U太郎(仮)との差別化をはかる為(重要な問題ではありませんが)、そして経年とともに自分の色を出したく、カラーはライトブラウン( TAN RUSSIAN )。



 イメージではブラックも良かったんですけど。





 えーこれが愛用の U太郎(仮)。。。(特にお気に入りです)。


 


 まあ、、似てるなあ。


 オマージュか。。。


 しかし使われている革には大きな違いが見てとれます。山長のは少し磨くだけでピカピカ。シワが入りやすく良くも悪くも表情豊か。

 
 一方このゴルフはモチッと上質さは感じられますが、敢えて無表情に静まりかえり、ムスッとした表情。



 そしてあらためてフォルムについてですが、思いのほかスマート。酷似していると考えていた U太郎(仮)よりも実際はるかにほっそりとした印象(ウィズの関係もあるとはいえ)。


 


 無駄なヴォリューム感はなく、極めて抑制的。

 
 ただ、手にしたとき「ズシッ」と、、、この「詰まってます感」はやはり格別なものを感じました。




 
 梅雨時とかあまり関係なく年間を通してよく売れているらしいですよ。


 
 この時期、雨天対策にと頻繁に取り沙汰されるこのゴルフ。一説に、用いられている皮革にフッ素加工が施されているというのがありますが、これに関しては実際は事実とは異なる部分らしい。



 少なくとも僕が話を伺った限りでは「通常のカーフです」とのこと。



 ただ、カーフでも艶やかなもの、マットな質感のもの、外的影響を受けやすい繊細なもの、影響を受けにくいもの、様々だと思います(仕上げの違いも関係するでしょうか)。


 その点でゴルフにはマットな質感の耐性に優れたカーフ、つまり悪天候対策について相応の効果が期待出来そうな皮革が(意図的に?)用いられているのは間違いなさそうです。


 


 そして言うまでもなく優れもののラバーソール装備ですから、やはり心強い。 






 (結構本文長くなってる、、、どうする、、、収拾つけるタイミングが見つからない、、このままじゃ思ってもないこと無理矢理書きそう、、、、、まいいか)





  今この靴を目の当たりにして思うことは、まずデザインを第一に楽しむものではなかろう、ということです。



 



 新品で眺めていてもそんなに面白い靴じゃなさそうです。



 購入時、この靴の魅力を感得するとすればなにより実用に則した意味での高い「期待感」に尽きるのではないかと。
 


 様々なシーンでその順応性、耐久性の優秀さを実感してこそ。


 
 使い込まれ足元を効果的に支え続けたその後に初めてこの靴の美しさが際立つ。
 





 非常にカジュアルな面持ちの一足ですが、合わせについては食わず嫌いをせず、時々ジャケパン等にも合わせてみようと考えています。



 頭の先から足先まで計算され尽くしたスタイルばかりが理想ではなく、ときに敢えて少しアンバランスで無造作なスタイルをも我がものにできる、形からキメキメではなく、、単純素朴で機能性追求のアイテムがどこか一部にキラッ光彩を放っているような、、そんな大人の装いが理想。



 微塵も媚びるところを感じさせない「ゴルフ」はそんな足元にぴったりな気がします。



 



 純粋な機能性に新たな美質を見出し表現するには、使いこなす者の力量にもよるでしょうから、ちょっとハードルが高いかもしれません。。。




 理想とするが、僕にはどうしても手の届かない、そんな高く広い世界があるんです(なんのことかね...)。





 おっと、気がつけば押しつけがましい個人的見解ばかり(!)、、、あれこれ偉そうに書いてしまいました、、、

 



 そしていつもながら似たような写真がムダに多い。





 貴重な時間を失礼!最後までご覧頂きありがとうございました。






 
 








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RALPH LAUREN

2011年06月10日 | ファッション(靴)


 
 こんばんは。
 

 自分自身でも意外なほど、重要な靴にこれまで触れていなかったことに気づきました。


 これは、んーと、、、4年前か、いやもっと5年か6年前ぐらいでしょうか。


 思えば近年出番がなかったものの非常に気に入ってよく履いた一足です。




 




 RALPH LAUREN




 



 
 しばらく前に表参道のあの大きなラルフローレンのお店に入ってぼんやり商品を眺めていたら、なんとも美しく、雰囲気のある外羽根のフルブローグ(ウィングチップ)靴があちこちのトルソーの足元や什器の上にディスプレイされていることにあらためて気づきました。


 それで思い出したのです。


 あ、そういえば、、、これ持ってる、と(というか一時期履き倒していました)。


 
 僕はラルフローレンで買物って滅多にすることはなく、たまにポロシャツぐらい。



 この靴はたしか某デパート内の店舗で購入したのですが、コードヴァンということもありなかなかの価格のもので、、でもその当時からチャーチという源流から出ずるクラシックなブローグシューズの魅力に抗えない体質になっていた僕はもうこの重厚な佇まいに惚れ込んでしまい。。。(グラフトンといい勝負)



 ラルフローレンのお店で手に取られてご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、およそ10万円。


 でも気に入った靴となると感覚が麻痺してしまうので。



 
 


 素材はおなじみホーウィン社のシェルコードヴァン(だったと思います)で、OEM生産を請け負ったのは英国の「クロケット&ジョーンズ」です。


 現在のラルフの高価格帯の靴も C&J 製なのかはわかりませんが。

 
 このコードヴァンの色ですが表記上は「ダークブラウン」。


 オールデンでいうところの「ラヴェッロ」という色にやや近いのかなという気もしますがよくわかりません。

 
 頑丈この上ないダブルレザーソールで(トリプルかと思うぐらい分厚いのです)。 


 久々にレザーソールの良さを実感。




 アメリカントラディショナリズムや、スポーツ感のあるスタイルの足元に重厚正統な英国の香り、をというコンセプト。


 シューストリングスはパラレル(実際シングルですが)にしています(紐はかなり弱ってヘロヘロです)。


 
 惜しむらくはなぜかこの靴、途中からシュートゥリーを一切使わなくなってしまい(コードヴァン靴らしく深いシワが早く入って欲しい、と...)。



 



 おかげでずいぶんブサイク気味な、いびつな面構えになってしまいました。

 
 久しぶりに磨くと少しみられるようにはなりましたが。




 足を入れると大袈裟ですが懐かしい感触。



 自然に笑ってしまうような、、この靴の内部は僕の足型そのものの空間を維持していました。



 梅雨さえ終わればまた出番が増えそうです。


 
 



 今回は意外に思い入れ深かったことを忘れていた一足について。












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魔法のソールなのか 【 Alden(オールデン)スウェードペニーローファー 】

2011年06月06日 | ファッション(靴)




 いまここに至って思うのは、靴の「返り」と足への負担の、言うまでもない相関関係。



 J.M.ウェストン(WESTON)のローファーを履きはじめて、特にそのことを痛感致しました(今はすごく馴染んでいてありがたいことです)。



 靴が、まだ足とその運動に馴染まず「返り」が不充分だとローファー、スリッポンは時に凶器と化す場合が。

 
 「かかと」がかわいそうなことに。

 
 よっぽどその靴が文句なくフィットしているか、あるいは面の皮、じゃなくかかとの皮が厚ければ大丈夫でしょうか。





 僕はもともとかなりかかとが小さめですので、スリッポン系は歩きながら踵だけ浮いて動いてしまいがちです。


 でもソールの返りさえよければ、これは特に足への負担とならないし、そもそも踵がズレにくくなります。



 で、そのことなんですが。


 

  
 



 




 この Alden (オールデン)のローファーはソールがすごくフレックスです。最初からもう柔軟柔軟。




 んー....これだから、ほんとにオールデンのものづくりはつっこみどころ満載のくせにバカにできない....(ヒソヒソ)




  



 「ヴァンラスト」ですから実は少しゆったり目の木型なのに(ウィズの細い僕の足で)このラストの特長を活かす為敢えて少しゆったりめのフィッティングでも全く歩行に問題ありませんでした(現時点で外出に2回使用)。



 快適そのものです。



 同じローファーでもウェストンのクラシックローファーとはまた違う履き味で、楽しみ方も全く別ものですね。



 夏に向けてもう一足だけ...!別素材でローファーを楽しみたく。。。。



 同ブランドのスエードのタッセルローファーも捨て難かったのですが、ちょっとサイズ欠けで。。。。あと三陽山長のスエードタッセルも候補となりましたが、結局素材の色がイメージよりも濃い為、却下させていただき、結果この至極普通なペニーローファー。




 

 
 色は薄めで。ベージュです。






  


 フレックスソール(?)でぐにゃ~と。






 


 かなりしっかりオイルを染み込ませてあって、一応ウォーターロック効果が、、、。


 

 「ローファー」の語源に則して、気楽に履ける一足となってくれそうです(軟らかいからついシューホーンを使わずに....)。





  



 これはまた夏のデニムにすさまじく合いますし(足白いな...)。





 



 このソールの工夫ひとつで大袈裟ですけれど、、一瞬魔法かと思いました。




 ふー、びっくりした。
 




 


 



 さて、もうちょっとしたら帰ろう。







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西のふるつわもの 【 Allen Edmonds Strand 】

2011年06月02日 | ファッション(靴)

 



 この靴はスーツに合わせる機会も多いです。 


 アレンエドモンズの Strand (ストランド)。


 

 
 最初のアレンエドモンズが名靴「パークアヴェニュー」で、その一年後ぐらいに購入したものです。



 非常に濃いダークブラウンで足下の落ち着きを失わず、手持ちの茶系靴のなかでは比較的ビジネスシーンに取り入れやすいように感じています。



 



 



 この艶やかで深いブラウンがネイビースーツに合いますわい。


 もうクールビズまっしぐらですが。


 もちろん堅苦しくないシーンを選んで。





 短めのノーズに大ぶりな穴飾り。


 


 革質は従来油分が多く、繊細とは異なりますが外部からの影響を受けにくい耐性充分なもの。


 


 ですから雨の日であっても正直ためらいはなく用いてきました。


 これまで幾度悪条件のもとで酷使したかわかりませんが、目下のところ特に影響はなさそう。


 


 底材が頑強でこの靴はハーフラバーすら張っていません(雨で躊躇なく履くなら張った方がよさそう...)。


 つま先が削れて見苦しかったのでそこはラバーでリペアし(トップリフトも交換)、これからのシーズンも変わりなく活躍してもらう予定。


 





 アメリカ靴であれば、正直オールデンより強い信頼性とシンパシーを感じるのがこの「アレンエドモンズ」。


 


 僕の中では、大西洋を挟んで「東のチャーチ」「西のアレン」というところです。


 誇り高く強い靴。それでいて「特別な」価格帯ではなく、今までもこれからも、おそらく我々の目線の高さにあり続ける。


 これらの共通項(....ん、チャーチは国内価格まあ高いですが)。




 




 明日はパークアヴェニューを履きます。きっと。









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