天日干しの力~

2007-11-07 16:26:58 | Weblog
新米の年間予約はまだまだです。
気に入ったものが今まで見つからなかったからです。
有機栽培と無農薬の違いなど知ってから、単に認証だけじゃないと思いはじめ・・・
本当に納得がいくものが欲しいなぁと。毎日食べるものですから重要ですし。
ついつい楽天や厳選米.comなどまとめて見られるサイトで探してしまうのですけど、検索すればたくさんありますもんね。
これは!と思うものを見つけたのですが、そちらはまだ新米の準備中なので待ってます。

お米ですが、たけさんのところのように天日干しをするところはとても少なくなってしまいました。
野菜だって干物だってお日様の力は偉大です。どんどん栄養価がアップしますし、乾物のように冷蔵庫のいらない保存食が出来上がりますしね~。
今はなんでも機械干しが主流になってしまっていて残念です。

刈り取られた稲はまだ生きているそうです。
干されている間も光合成を続け、籾にできる限り栄養を送ろうとします。
1年で死んでしまう稲は最後の力を振り絞ってまで、子孫に力を残そうとすると知った時はとても感動しました。
親から栄養をもらった種は立派なお米になります。
そしてそれを自然と知っていた昔の人はすごい!
科学的な数値ばかりにとらわれたり基準にしなくても、自然と共存していけば健康になれるのでしょうね。
もちろん天日干しのお米はとてもおいしいですよ~。
数が少ないですが、早めに検索すればまだまだ見つかります。
是非一度食べてみることをお勧めします~♪
コメント (6)
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業者が来るのは大変だ&台所

2007-11-06 13:16:29 | Weblog
食器洗浄機が壊れました。
と言っても随分前からで・・・
以前にも一度修理にきてもらったのですが、その時は「パッキンやふちにカルキかすがたまってしまうのでこまめに掃除をしてください」ということでした。
しかしまた同じ症状で洗えない。
ビルトインなので買い換えると15万くらいするようで。
また修理に来てもらいました。
調べた結果モーターの周囲で水漏れがあるので部品交換だそうです。
多分以前の修理で見つけられなかったのでは?と思います。
しばらく使ってみないとわからないし。
これも何万かかかるそうですが、買うよりまし。
6年くらい使っているので壊れる場合もあるだろうけど、旦那曰く「猫のせいじゃないか」
いくらビルトインでも流し台の上には普通に飛び乗ってますからね。
ひめだけのときはどうもなかったですが、あとの3匹がきてからですね~。
よその家より家電の寿命が短い気がします^^;

さて、修理など業者が来るとなるとたいへーん!
今回も修理してる人のところへ3分おきくらいにむかうきなこ。
もちろんその前に業者の方の靴の匂いはチェックずみ(笑)
人間の匂いもかぎまくり、にゃーにゃー言いまくり。
その人がちょっとでもなでたり、相手を使用ものならその場でごろん。
さあ~おなかをなでなさい~と仰向けに寝る、とても邪魔なやつです^^;
その次はちゃあ。
きなこと同じように人間のところへ5分おきくらいに向かいます。
ごろん、はしませんけどね。
トイレを移動させ、部屋にとじこめておくのも大変だしかわいそうなので、
飼い主が見張って阻止しなくてはなりません。
しろとひめは2階のカーテンの陰に一緒にびびって隠れていましたが・・・
まだリフォームはしたことがありませんが、工事なんかしたら大変だー。
業者の人でも猫を飼ったことがないと平気で玄関ドアをあけますから、脱走も心配ですしね。

最近の建売住宅は洗浄機はかなりの割合でついています。
設備が充実していないと、マンション人気に負けてしまうそうです。
あるものは使わないと損ですし、と利用してみるとこれはこれで便利です。
まず、流し台の洗い物がたまらない。
料理する時に出る洗い物。これが邪魔にならないのがいいですね。
お皿の仕切りがありますが、気にせず鉢なども立てかけて入ればOKですよ~。
料理をする人の味方になると思います。
あと普段洗い物をしない人にもいい。
うちの場合は旦那ですが、洗ってもきちんと取れていない。
なので私が不在の時は食器洗浄機にまかせた方が早い(笑)

しかし、システムキッチンというのはオーダーでもない限り料理をあまりしない人向けだと思います。
料理の得意な人のキッチンはシンプルな昔ながらの台所が多いですね~。
変に引き出しや区切りがない方が自由に収納できますし、上部の棚もいらない。
すぐに出せないと道具も使わなくなりがちですしね。
それから、うちもそうですが対面式カウンターキッチン。
あれもどうなんでしょう?
広い家ならいいですが、場所を取ります。
目に見えない料理の飛沫も反対側に飛んでいるようです。
毎日パーティーをするわけでもないですし、子供を見るのも乳児の時くらいで。
幼稚園くらいになったら、一緒にお手伝い(簡単に切るだけとか、枝豆なんかだと茎からむしるとか~笑)できる広さがある方がいいだろうし。
今は日当たりをウリにしますが、温暖化の日本でしかも密閉度の高い家では暑さ対策の方が重要になってくると思います。
あまり日当たりが良すぎては食材も痛みますし。
(直射日光・高温多湿を避けて保存してくださいと書いてある食品がほとんどですものね)
キッチンの前に風通しのために小窓があるとざるなんかもさっと乾いていいんじゃないかな~?
少し出窓があると野菜の皮が干せたり。
流しの下は棚だけで、保存食の瓶や瓶が並べられたら最高。
(たまる猫毛が問題だけど 笑)
昔の民家の台所が一番シンプルで使いやすいのかも。
コメント (4)
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寝坊な豆腐屋はマクロビオティックだった!

2007-11-02 21:32:49 | 演劇
新橋演舞場の「寝坊な豆腐屋」の千秋楽に行ってきました。

昭和37年、高度経済成長の真っ只中の東京。
奇跡的に焼け残った東京の下町の一角で豆腐屋と営む精一(勘三郎)。
半年前に父を亡くし、跡を継いでいる42歳の独身。
腕はいいのだが、寝坊だという豆腐屋には問題~な性質。
たびたび起きられず、お客が帰ってしまう。
そこへ姉のひろこがやってくる。ひろこ(波乃久里子)は腹違いの姉で、建設会社の夫は古い町並みを取り壊してマンションを建設することを計画している。
その計画に女金融会社の社長で精一の母である、澄子(森光子)が離婚後36年ぶりに現れ、資金を提供する。
精一は母にも慣れ、会話をし、通うようになっていたが、マンション建設の話を聞き、それに澄子が資金調達したことを知る。
母に怒りの言葉を投げつけ飛び出す精一。
澄子は融資の話をなかったことにしてくれと頼み、既に動いている下請けへのお金も引き受けると約束する。
そのため澄子の会社は倒産し、住んでいた金沢に戻ることになる。
離婚した理由も語らず、だまって去る澄子。
理由を聞き、それを追いかける誠一・・・

観劇するまではレトロブームみたいなのはいまいち好きじゃないし、30年代は生まれていないので言われても知らないわという感じだったのですが(笑)
森光子さんの舞台は始めてです。
最初は何だか元気がない、2,3回噛むところもあったし。
この役の設定は60代くらいでしょう。
森さんは86,7くらいですから、年を考えれば若いのだーと最初いい聞かせるように見てました。
淡々とした役柄の設定なのかもしれません。
亡くなる前の歌右衛門と島田正吾が共演した舞台を見たことがありますが、あの時と同じ印象を受けました。
当時20代の小娘にその良さなどわかるはずもなく・・・(笑)
しかし、最後に精一が追って行き、会話するところからは分かり合えたの親子として随分印象が変わり、本領発揮?なのでしょうか。
盛り上がっていきました。

途中の勘太郎も面白い。
親子で並んででかっ、と思ってしまいました。
歌舞伎では存在感のせいでしょうか、勘三郎さんの方が大きく見えるのにねぇ。
扇雀さんが普通のおっちゃんなのが歌舞伎では見られない感じでおかしい。

マンション建設の賛成派と反対派の間に入る精一。
精一は「豆腐を作るのが好きなんだ。毎日毎日同じことをやりたい。毎日違うことをしたい。毎日違うものを食べたい人もいるけれど、俺は豆腐を作り続けたいんだ」
これってー、まさにマクロビオティックじゃないですか~~
毎日お肉を食べていたらもっともめたんじゃないかな~。
毎日豆腐を食べている精一と、毎日寝坊な豆腐屋をそれでも待って買いに来る町の人達だから温和に平穏な日々が戻ってきたのかも?なんて思って見てました。
こんな風に思っていたのは私だけ?(笑)

カーテンコールではやはり大先輩ですから、森さんへ挨拶にどうぞどうぞと勘三郎さん。
森光子さんは先代とも数々共演されていてゆかりのある方のようです。
そのせいか既にうるうるしている中村屋姉弟。
森さんが観客席に向かって「勘三郎さ~ん、息子さんは素晴らしい役者さんですよ~」(注:1字1句覚えていないので確かこんな感じだったと思う 笑)と観客席にいるであろう、先代に声をかけられ。
勘三郎さんは号泣してました。
勘三郎襲名の時の仁左衛門さんの次くらい泣いてましたー。
先代から知ってる方はまた思い入れが違うんだろうなぁ。
コメント (2)
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