泉鏡花と7月大歌舞伎

2006-06-15 07:08:16 | 演劇
7月大歌舞伎は全編泉鏡花の作品です。
とても楽しみ!
昼夜チケット取りました。
特に「夜叉ヶ池」は大好きな作品で、このブログのタイトルも作品の中の文章からきていたりします(笑)
本当はいい席で見たいのですが、昼夜だと高い!ので、いつものように3階席で。
一回銀座まで往復すると交通費が1500円くらいかかってしまいます。
なので昼夜見る場合、1日通しで見てしまうことが多い。
その分またチケット代にした方がいい、と思ってしまうのです。
しかし、今回はじっくり見たいので、別の日にしました。
ず~っと双眼鏡越しだと目が疲れるんですよ^^;
玉三郎さんは、泉鏡花に精通していらっしゃるので、こういう企画をやりたかったそうです。
以前「天守物語」と「海神別荘」は上演されたことがあります。
「天守」のときは今回と同じ海老蔵(新之助時代)でしたが、
若い、という感じで玉三郎さんとの差が歴然としていました。
海老様ファンには良かったのでしょうが(笑)
今回はどうでしょう?個人的には段ちゃん(市川段治郎)に二枚目役を全部やってほしい(笑)
あと「海神別荘」は美術が天野喜孝さんなんですね~。
天野さんと言えば、タイムボカンシリーズのキャラクターデザインや天使の卵の世代なんですけど^^;
今はイラストレーターの印象が強いのでしょうね。
うちにあるのは「アルスラーン戦記」の小説くらいですが。
画集でも鏡花作品を題材にしたものを書いていらっしゃるようです。
玉三郎さんとも1990年から舞台美術の仕事を一緒にされているようですので、
今回が初めてというわけではないようです。
7月大歌舞伎のチラシにも載っていますが、歌舞伎っぽくない斬新なコスチュームですね~。
マントの裏も金色?細かいところまで凝っていますね。
もう少し大きい画像があるとよいのですが・・・

さて泉鏡花は歌舞伎に合う作品が多いと思っているのですが、
魑魅魍魎、異端な部分もあり、少ないのかもしれません。
人間でない異形の者達がたくさん出てきますが、
その者達の方が人間よりも人間らしく思いのままに生きているという感じがします。
自然の中では人間は小さな存在であるという畏敬の念が感じられます。
あと文章がとても美しい。
声に出して、音になるといいますか、日本語の美しさでは一番だと思っています。
文章から色や匂いがひらひらとこぼれ落ちるような印象です。
(美輪明宏氏も「こういう美しい文章を読まなきゃだめよ」と言ってました)
コメント (7)
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好き嫌い

2006-06-15 06:14:17 | Weblog
マクロビオティックで一番変わるのが好き嫌い。
今まで食べなかったものでも嫌いじゃなくなることがあります。
これは食材の選択も大きいと思います。
農薬を使った野菜は形は立派だけど、味が薄い。
その分調味料をたくさん使わなきゃいけないので、味付けが濃くなり、
本来の味がわからなくなる。
今までかぶはうちでは不評でした。(特に旦那に)
スープにしたり、煮物にしたり、いろいろやってみましたがどれもいまいち。
最後に千枚漬け風にしてみましたが、これが好評。
漬物は私が嫌いだったのですが、少しずつ食べられるようになりました。
市販のものは添加物がたっぷり入っているので、家で作るのが一番だと思います。
まだ即日食べられるものしか作っていませんが。
ぬか漬けも匂いが無理!だったのですが、最近は気にならなくなってきました。
こういうところでの変化もあるのかな。
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