【 アベノミクスに焼きもちを持つ国々 】

好調に事が運ばれて来ていた日本の経済が、大企業の好決算にも現われて、
賃上げも決定的な世論が生まれ、ただ消費税の実行が四月にあるのか
どうかに絞られてきた段階での、日本株価の正月以来の階段を急降下する様な
大幅な下げである。

厳しい冬季にも見舞われた米国経済の落ち目に、オバマ政権が何の手腕も
振るうことなく傍観し、連銀もまた市中への資金供給を縮小するという、
新興国には手痛い策に出ていることが大きく影響している。

新興国の多くがアジアにある。中韓を嫌い、日本との友好を深めようと
している国々だ。これは能力を欠きながら二期目の大統領に選ばれた
オバマの無能無策に連銀が動きを止めているからで、アベノミクスの
順調な進行に水を差す行為であり、ジェラシーから来るものとしか思えない。

トヨタの復活ぶりが紙面を騒がしている間に、ＶＷヅループが大きく成長し、
あの韓国の現代自動車が足元へと迫ってきている。

日本株は今日5日こそ、反発を見せたが為替の方は１００円を切りそうな状況で、
特に輸出企業には影響が大きい。

国会に話題を返るが、今日の参院予算委の中継を見ても、はたして衆参両院で
同じ質問、同じ答弁を繰り返す必要があるのかとの疑問が湧いてくる。
無駄という言葉の典型だと思う。