下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

展示会顛末記

2006-05-15 23:45:12 | パンのパレット

展示会の出口では例年抽選会が行われています。
僕は未だに当った経験がありません!(10年以上もです。)
自分達でも抽選会を行ってますが最低25%の確率で
当りを入れています。
「抽選会はどうしたの?」
「やらなかったよ。」
「ああ~そうなんだ~展示会なんてどうでもよかったんだ。
スーツ姿を見せに行ったダケなんだ!」
「そうだよ。」
一般の抽選では当って喜ぶのは当然かも知れませんが、
業界の抽選ではハズレも悪くありません。
僕だけかも知れませんが、担当営業に毎年当らぬ事を告げ、
ライバル社の頑張りを伝えるとハズレクジ会社の担当者は
惜しげもなく自分の持ちネタを僕に教えてくれます。
だから実は「ハズレ」は「当り」以上に僕にとっては価値があります。
彼らはどう思うか知りませんが、僕の知識が増え商品に還元されて
お客様に伝われば結果オーライだと考えています。
脅迫なんかじゃありません!
お客様が喜んで、お店も感謝され、彼も新たなネタ探しをする。
誰もが得をする結果のハズレクジ・・・僕は好きです。
 
展示会場では癒し系音楽の生演奏。
僕もワンルーフのパンでパンケースを作ってみました。
僕がこれまでに観た映画で最も恐かった映画は「ミザリー」です。
腐らないためのお呪い・・・
ちなみに空を見上げる為に屋上に出た。「もっと優しく・・・」と
ラズベリーに聞こえるようにつぶやいてみた。
見上げた空の色はショーシャンクの空と同じ色だったような気がする。
決してあきらめなかった男の自由と友情の物語。
偶然にもミザリーもショーシャンクも原作者は同じS・キングでした。
今夜もオジサンはドップリと酔ってる気がします・・・ドップリとね。


半纏の「緑」

2006-05-15 22:22:31 | 夢見るお年頃

突然聞いた話で驚いたのですが、
千住で一番ダサイ半纏と言われていた緑町の半纏を
(時間と予算の制約があったと思われますが・・・)
何とかしたいと願って長い時間と何人もの人達が
動いてできた現在の半纏。
その半纏の背中に一文字「緑」
その書体を書いてくれたのがH君。
半纏を着てる誰もがその事を知っている訳じゃないけれど、
字を選んだ会場にいた誰もが君を忘れないからね。

 黙祷。

 

 

 

                 安らかにね・・・さようなら。