またまたバラックが27日夜の『Sport 1 AUDI Star Talk』という番組に出演しました。
Ballack im Audi Star Talk - Highlights
Question:”Hello Michael,nice to see you.If your USA plans would become real,you will have a big advantage:Because of your time at Chelsea,your english is very good,isn’t it?”
Ballack:”I have played there for 4 years….”
聞き手:
ミヒャエル、こんにちは!
あなたのアメリカ行きが実現するとなると、あなたにとって大きな強みがありますね。あなたにはチェルシー時代があり、英語はお上手でしょう?
バラック:
チェルシーでは4年間、プレーしました。
Question:”Then you are speaking English perfectly,or not?”
Ballack:”I don’t know,if it is perfect,surely with some faults,no doubt.Surely I have made great progress,4 years with my team colleagues are a long time.”
聞き手:
ということは、英語は完璧に話せる。違いますか・
バラック:
さあ、完璧かどうかは分かりません。もちろんいくつか間違いながら、ですよ。4年間という長い間、チームメイトと一緒に過ごした訳ですから、とても上達はしましたけど。
Question:”You are not the first german football player,who went to USA.Lothar Matthäus and Franz Beckenbauer were playing in the USA.They said,they became more mature there.What are your hopes and wishes in the USA?”
Ballack:”It isn’t sure and fix till yet,but the tendence is going to this direction.There are still some talks and negotiations.”
聞き手:
アメリカへ行ってプレーするのは、あなたが初めてではありません。マテウスもベッケンバウワーもアメリカでプレーしていました。彼らはそこで、より成熟した、と語っていました。アメリカであなたが望み、願うことはどんなことですか?
バラック:
まだ確かなことは決まっていません。でもそちらの方向へ動いてはいます。まだ話し合いと交渉が続いているところです。
Question:”Concerning the bundesliga,FC Bayern failed now twice to become german champion,inspite every year they are the big favorites.What are the reasons for that?Has FC Bayern become weaker or Dortmund developed excellent?”
Ballack:”The FC Bayern at my time in Munich was not so strong as at the moment.Especially concerning the international competition,the UEFA C.L.But also the other german top teams like Dortmund have improved and developed very well.”
聞き手:
ブンデスリーガに関してですが、毎年優勝候補だったバイエルンは2年連続でリーガ優勝を逃しました。この原因は何でしょう?バイエルンが弱くなったのか、それともドルトムントが著しく成長したのか?
バラック:
私がいた頃のバイエルンは今ほど強くなかった、と思います。特にUEFAチャンピオンズ・リーグといった国際大会においては。
一方ドルトムントのようなドイツのトップチームが非常に伸びた、ことは確かですね。
Question:”What are the reasons for Dortmund’s strength and power?”
Ballack:”They have a very good team spirit,with Jürgen Klopp an excellent coach.
The players were bought with less money,but they are perfectly fit and suitable to Klopp’s playing system and philosophy.
They have an absolute shooting star with Kagawa.They are making a good work with the own youth players in the club.
They have great fans,a very large and fantastic stadium.All these things are the reason,why they could win twice the german championship.
But now they must make the next step:to show their strength in the international competition.How can it be:FC Bayern only rank 2 in the table,but they reached the C.L. final and Dortmund beated Fc Bayern twice this season,but were eliminated in the C.L. group phase.”
聞き手:
ドルトムントが強さを発揮できている理由は何だと思いますか?
バラック:
ユルゲン・クロップ監督という優れた監督がいるドルトムントのチーム・スピリットは素晴らしいです。選手獲得にはそんなにお金をかけていないけれど、彼らはチームに完璧にフィットし、クロップのプレー・システムと構想にピタッとはまっています。
香川という流星のように現れたスターがいて、クラブ生え抜きの若手たちと良いチームワークが組めています。それに素晴らしいファン達も、巨大で設備の整ったスタジアムも持っています。こういったこと全てを背景に、彼らは2年連続で優勝を遂げることが出来たと思います。
しかし彼らは次のステップへと進まなければなりません。つまり国際大会でその強さを示すことです。それには、どうするか:
バイエルンはブンデスリーガで2位でしたがチャンピオンズ・リーグでは決勝進出にこぎ着けました。ドルトムントは今シーズン2度バイエルンに勝利していますが、チャンピオンズ・リーグではグループ・ステージで敗退してしまいました。
Question:”Why Jürgen Klopp is such an excellent coach?”
Ballack:”He seems to be funny and emotional,but in spite of this he can also be a severe coach,who has the control over his team.What he is speaking,is the law,one can say.He has his own opinions and don’t allow any influence from outside.”
聞き手:
クロップ監督の優れた点は?
バラック:
彼は愉快で感情を露わにする人のように思えます。しかしながら、厳しい監督でもありチームをしっかり統制している。彼が話すことがルールとなっている。チームの法律、とでも言えるでしょうか。彼は独自の考えを持っていて、外部からの影響を一切受け入れません。
Question:”What will be your memories of Leverkusen?Good ones or bad ones?The first time 10 years ago was excellent.the last 2 years are to forget.What would you say?”
Ballack:”Concerning sportive,you can forget this ,clearly.Personally I learned very much,also concerning the national team.Many things and matters are changing so fast,unguilty from my side,because I was injured.I couldn’t play,I didn’t play badly,I didn’t disappoint the spectators.I couldn’t show myself,I couldn’t make good performances.Opinions and the wind changed.I could learn very much concerning the human and personal aspect.Nevertheless it was an important time for me.”
聞き手:
あなたにとって、レバークーゼンの思い出とは何ですか?良い思い出でしょうか、それとも悪い思い出ですか?
10年前のレバークーゼン1年目は素晴らしい年でしたが、戻ってきた2年間は忘れたい年月でしょうか。いかがでしょう?
バラック;
サッカーをスポーツ面で捉えると、忘れたい年月ですね、ハッキリ言って。でも個人的には、代表チームに関して私は沢山学ぶことがありました。多くのことが急速に起こって変化しました。私が非難されるべきことはない、と思っています。なぜなら私は怪我を負ってしまったからです。プレー出来なかったのです。ひどいプレーをした訳でもなく、観客をガッカリさせた訳でもなく、自分を見せることが出来なかったのです。自分の良いパフォーマンスを見せることが出来ませんでした。世間の意見や風当りは変わるものです。私は人間、人の側面に関して多くのことを学べました。ですが、私にとっては貴重な時間でもありました。
Question:”What can you tell us about your time after your career?What about becoming coach or manager?”
Ballack:”Clearly,football is or was my life for a long,long time.The most beautiful thing is:I could make my hobby to my profession.Surely I will stay at football,what function,we must wait and see.”
聞き手:
現役引退後について何か考えていますか?監督あるいはマネジャーになる、というのはどうなのでしょう?
聞き手:
もちろんフットボールは今までも、そしてこれからも私の人生です。自分が楽しめることを職業にしている、なんて最高なことです。きっとフットボール界に留まるでしょう。何をするか、は成り行きによります。
Question:What about your relationship to Philipp Lahm?Could you forgive him?
Ballack:”One should say:never say never.But the first step to reconciliate would have to come from Lahm himself.I would be ready for talks.”
聞き手:
ラームとの関係についてですが、彼を許せますか?
バラック:
こう言いたいです。『決して起こりえない、などとは決して言うな』。でも、まずは彼本人から和解の申し入れをしてくるのが第一歩でしょう。
Reporter:”Thank you for the interview!”
記者:ありがとうございました。
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28日ホーム最終試合、ハノーファー戦でバラックは59分から交代でプレー。
試合後、レバークーゼンのファン・ブロックへ行ってファン達とハグを交わし、そして3人の息子たちをピッチへ招き入れ、観客達に一緒に手を振って挨拶しました。
スタンドにはシモーネさん、バラックの両親も来ていたそうですね!それを知ってすごく嬉しい!
5月5日はいよいよドイツ・リーグ最後のアウェイ・ゲーム。
波乱に富んでしまった2年間の最後の日が、この写真のような和やかなものになりますように。
そしてブンデスリーガ後のフットボール生活が成功に満ちたものでありますように、と祈りたいです。