Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Bowling For Columbine

2006-09-08 22:25:55 | 映画(Movies)
NHK BSでしばらくぶりに映画
『ボーリング・フォー・コロンバイン』を見直した。
1999年に起きたコロンバイン高校乱射事件を題材にして
アメリカ銃社会を鋭く批判した映画です。

2003年のアカデミー賞授賞式での、
マイケル・ムーア氏の例のスピーチを見て
雑誌ENGLISH EXPRESSのインタヴューを聞いて、
結局、レンタルビデオで見たのが最初。

辛らつな皮肉とビターなユーモアが最高!で
すごく気に入ってしまい、
ビデオから音声だけ録音して、車で聞いていたくらい。
音楽も結構いいんですよね。この映画。

ただし訴えている内容はとても重い。

床屋でも、近くのスーパーでも、銃弾を売っている社会。
武装はアメリカの伝統で、国民の義務である、
と真面目に答える、民兵訓練所の男性。
テニスボールくらいのナパーム弾を
自分で作ったよ、と自慢げに話す若者。
ユタ州バージンでは、住民の銃の所持を義務付けた。
銃を持っていると心地よいのだ、と言う
射撃テストを受ける盲目の男性。

とにかく目をむく事実に、驚きの連続だった。
2004年には、FAHRENHEIT 9/11 を映画館まで見に行った。

マイケル・ムーア氏はライフルのライセンスを取得した
10代後半には普通の体格だったけど(映画に出てきた)
どうして、今のような体格に変化してしまったのだろう、
なんて映画とは関係ないことを心配した。

雑誌のインタヴューでも、かなり怒りを溜め込んでいる、
そんな印象を受けたので、ムーア氏自身も
精神面で色々な問題抱えてて、
それを映画にぶつけている、のかな、と感じた。

その後、話題にのぼらないけど、
次のプロジェクトは、進んでいるのかな。
今度メディアに登場する時は、ほっそり変身してて
先進国と言われる国々の、深刻な obesity問題を
題材にした映画を製作すると面白いと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする