大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

プノンバケンの丘からのサンセット

2011-05-03 | プライベート
怒濤の遺跡巡り、再度アンコールワットを間近で堪能した後は、本日の締めくくり、アンコール三聖山の一つにもなっているプノンバケンへ! ここは、アンコール地域に遷都され、最初に築かれた山岳寺院。周りには高い山がないから360度開けた大パノラマで、サンライズが眺められるのです!! この遺跡が発見される前は、ここいら一帯森林だったんだそうで、山火事や森林伐採をきっかけに遺跡が発見されたというから驚き。

約30分のハイキング。長い山道を登り切った先にあるこの遺跡は、夕日観賞のベストポイントとして知られている。1日歩き回って、疲労も限界に近づくここへきてのハイキング・・・。ヒーヒー言いながら歩く、歩く、そして歩く。。。


頂上に辿り着いても最後の難所が待ちかまえています。寺院を上がる階段の急なこと・・・。ロッククライミングさながらです!



上がりきるとやはり景色はサイコー!! サンセット目当てに多くの観光客がいます。




素敵なサンセットを眺めた後は、そう、また下りないといけない訳で・・・。



肉体的な疲労がもの凄かった一日。そりゃ食事も進む、進む! クメール文化を紹介する舞台をみながらの食事です。


もう一回、アンコールワットへ!

2011-05-03 | GSA (スポーツと環境)
もう一回、アンコールワットを訪れてみました。その前に糖分補給! 遺跡からほど近くに日本人女性がオーナーをしているクッキー屋さんがあります。世界遺産アンコールワットを模った「アンコールクッキー」が定番のお土産のよう。なんでも、可能な限りカンボジア産にこだわり、厳選された素材で丁寧にハンドメイドで焼き上げたクッキー、その味はなかなかのものでした!! お土産もガッツリ購入です!!!

このお店のパンフレットによると、

● カンボジア人の手によって本当のカンボジア製品を作り出し、カンボジアを訪れる観光客に品質のいいカンボジア土産を提供すること。
●援助とういう一方的に与える関係ではなく、若い人たちが自分の足で自立して生きていくためにカンボジアの人に働く場所を提供していくこと。
●カンボジアの若い力がこれからの国づくり、カンボジアの未来へ貢献していけるようにするため、スタッフひとりひとりが夢と希望を持てる職場環境を作り、カンボジアの若い人たちの可能性を広げていくこと。

そのような理念を持って活動されていらっしゃる人がいるんですね、感銘を受けました。お店に隣接したカフェでアイスを食べましたがとっても美味、美味しかったです。ウヒャッヒャー♪




さてさて、アンコールワットはというと、朝靄の中の景色とはまた雰囲気がガラリと変わりますね。



池が鏡のようになって、雲も映り込んでいます。



ここは、第三回廊。「神々の住む場所」中央塔と言われている。中に入場ができるけれどもの凄く急な階段を登っていかないといけません。入場は、朝8時から16時半までで、一度に最大100名といった規制があって、時間も押していて断念。

なんと、アンコール・ワット遺跡には、日本人が記した落書きがあるのですよ(驚)!
寛永9年(1632年)に同地を訪れた江戸初期の武士・肥前松浦藩士の森本右近太夫が筆と墨で残した落書きを目にすることができます。当時、日本の商人や浪人たちが多数東南アジアに住んでいて、こうした人々によってアンコール・ワットは「祇園精舎」の跡地であるという誤った情報が日本に伝わっって、多くの人々が海をわたり祈りのために訪れたのだそうだ。この人は、父の菩提を弔うために噂に聞く「祇園精舎」を訪れたそうですよ。

映画『トゥームレーダー』の舞台 タ・プローム

2011-05-03 | プライベート
アンコールワット、バイヨンに次いで有名な遺跡。アンジェリーナ・ジョリー主演の『トゥームレーダー』の舞台にもなった場所。ここはアンコールワット同様、是非とも訪れたかったところ! タ・プロームは、母の菩提寺として建設された寺院なんだそうだ。


いろいろ回ってきた遺跡の数々が、多くの国の支援で修繕されているようです。ここ、タ・プロームはどうやらインドが支援しているようです。


この遺跡は森の中に位置している。これまで炎天下の中、移動していたものだから、この木陰の中、マイナスイオンをいっぱい浴びて疲労回復!!




ガジュマルの巨木が遺跡の至る所に絡みつき、寺院が発見された当時を思わせる。自然の力強さをとっても感じることができる場所でした。






続いてアンコールトムへ

2011-05-03 | プライベート
一辺3km、ほぼ正方形のアンコールトムはクメール時代最大の都城であったそうだ。アンコールは「都市」、トムは「大きい」を意味する。日が昇ってくるにつれて気温もかなり高くなってきます。動きやすい靴、そして水は必需品!


日本とカンボジアは意外と接点もあるそうで、文化遺産の保護にも協力しているのだとか。



正面の入り口には、ゾウのタクシーが! 遺跡の周辺をぐるりと回ってくれるのです。さっそく体験してみました!! 結構背丈は高く、ユッサユッサと体を大きく揺らしながら移動するから落ちないようにしっかり捕まっていないと・・・。







入ってすぐの第一回廊壁面には、当時の庶民の生活や風俗、隣国との激戦の様子の大絵巻が描かれています。所々ある階段はかなり急で大変です・・・。


ここは、アンコールトムの中心に位置するバイヨン寺院。巨大な観音菩薩が刻まれています。



さらに奥に奥に進んでいくと、バイヨン北側に位置する三層回廊寺院「バプーオン」が現れます。


そして、王宮内で一番の見所と言われるピラミッド型の寺院、「ピミアナカス」。意味は、「空中楼閣」。雨季は、寺院周辺部に雨水が溜まるために空中に浮いているように見えることからその名が付いたそう。


バイヨンの北側、王宮東正面には「象のテラス」がある。テラスの約300mに渡って象の彫刻が施されている。ここは、かって儀式や式典に使われたそうだ。その先には「ライ王のテラス」がある。この王様はハンセン病を患って亡くなったと言われている。


いよいよアンコールワットへ

2011-05-03 | プライベート
早朝、アンコールワットで日の出を拝みに早起きして訪れてみました。市内からもさほど遠くなく遺跡の類がまとまって点在している感じです。まずは、チケットブースで入場券の購入。朝早くから多くの人が集まっています。

入り口を入るとなんだか朝靄のなか神秘的な風景が広がっていました。





まっすぐ進んでいくとその先には・・・アンコールワット遺跡が現れます。




アンコールの語意は、「お寺の町」。東西約1.5km、南北約1.3kmの環濠に囲まれた、幅約190m、長さ600m程もある大規模な寺院です。一説には、ヒンドゥー教の三大神ヴィシュヌ神に捧げるために建造されたと言われているようですが、王自身の墳墓として造られたとの説もあるそう。それは、西が「死」を意味する方向であり、この寺院も西向きに建てられているからなんだとか。

遺跡からやや離れたところには気球に乗って上空からアンコールワットを眺めることができるところがあり行ってみました。かなりの大きな気球、大人数で乗ることができました。上空からの景色も絶景!!!