大津日記 since 2004

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…
GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

8月19日 キベラエリアでサッカーキャンプが行われています

2006-09-22 | GSA (スポーツと環境)
8月14日~31日までキベラ地区郊外のグラウンドでサッカーキャンプが行われています。
会場を訪問した際は、200名ほどの子ども達が集まっていました。日が経つにつれ参加者も増えてきているとのこと。

こちらのキャンプでは、ケニアのサッカーナショナルチーム関係者によるレッスンやトーナメントが行われます。もちろん、きれいな空気のもとサッカーを楽しもう!をモットーに、環境問題にも関心が向くようコーチたちがメッセージを発信しています。

会場となるキベラという地域ですが、ケニアで最も大きなスラムとなっています。
ゴミやトイレの問題など公衆衛生はけっして良いとは言えない地域ですが、2004年度のキャンプの際に、テニスキャンプ参加者と一緒にキベラ地区のクリーンアップ活動を行いました。それ以降、定期的にキベラで開催されるスポーツレッスンの際には、清掃活動が行われています。まず自分の家の周り、そしてメイン通りを清掃していきます。ドミノ式にゆっくりですが徐々に変化が表れてきているそうです。

ウォーミングアップの際には、チームの結束も兼ねテニスキャンプで好評だったリレーも行われていました。

今回のキャンプではテニスキャンプ同様、キベラ出身の大学でコーチングを学ぶ学生、教員を目指す学生もボランティアで参加し指導にあたる一方、指導方法などをコーチから学んでいました。子ども達同様にボランティアコーチもキベラのコミュニティーでリーダーとして活躍してくれることを期待します。