楽天２年ぶりの開幕連勝。ベテラン山崎、豪快なダメ押し３ラン。

山崎弾で楽天開幕連勝！闘将の手荒い祝福に「グラッ」 ― スポーツニッポン

楽天５－１ロッテ （4月13日 ＱＶＣ）

オヤジパワーよ、東北まで届け！楽天の４番・山崎武司内野手（４２）が１３日、ロッテ戦（ＱＶＣマリン）の７回に今季１号３ラン。チームを０９年以来２年ぶりの開幕連勝に導いた。史上１１人目となる実働２１年連続となったベテランの本塁打は、開幕戦の嶋基宏捕手（２６）に続く値千金の一発。星野仙一監督（６４）との師弟コンビも復活し、山崎はプロ２５年目を迎えても衰えぬパワーで東北に勇気を送り続ける。

　バシッ！強烈な祝福だった。勝利を決める３ランを放った山崎はベンチに凱旋すると、星野監督に頭を思い切り叩かれた。

　「グラッときた。いつ以来？遠い昔だから分かんないよ。でも、あれが監督の気迫なんだよね。喜んでくれて僕もうれしい」。

星野監督、東北へ勇気を送る！手堅いタクトで開幕連勝！…楽天 ― スポーツ報知

4/13　千葉ロッテマリーンズ戦　レポート ―　楽天イーグルス公式サイト

若手、ベテラン一丸で白星発進。大役の東野が好投、長野３ラン含め５打点、坂本２打点。

チーム一丸で描いた長野弾！猛打賞５打点！！ ― スポーツ報知

　◆巨人９─２ヤクルト（１２日・宇部）

　ひざ元への直球めがけて、長野は鋭くバットを振り下ろした。高く舞い上がった打球が左翼スタンドに飛び込む。「思い切った、いいスイングができました。峻（東野）、ラミちゃん、尚広さん、由伸さん、みんなが作ってくれたいい流れに、自分も乗ることができました」。大歓声に包まれながら三塁を回ると、力強く右拳を突き上げた。

　試合を決定づける一発が飛び出したのは、１点差に迫られた直後の７回だった。無死一、三塁から、押本が投げた初球、内角低めの１４１キロ直球を振り抜いた。開幕戦で飛び出した１号３ランは、チームにとっても今季１号。「外野フライを打つような気持ちでした」と謙そんしたが、原監督は「（ラミレス、鈴木、高橋）３人が勢いをつけて、うちの若武者がいいバッティングをしてくれた」とたたえた。

巨人・長野、松井秀に並んだ！開幕５打点 ― サンケイスポーツニッポン(gooニュース)

東野１勝！ドラ７投手はい上がった！鉾田よ、日本よ、くじけるな ― スポーツ報知

東野が大任を果たす、長野５打点で白星発進！！ ― 巨人軍公式サイト

岩隈、７回目の開幕戦飾る。嶋が勝利を決定づける逆転３ラン！

楽天・岩隈、涙…魂の１０８球 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

（パ・リーグ、ロッテ４－６楽天、１回戦、楽天１勝、１２日、ＱＶＣ）

　楽天は１２日、ロッテ１回戦（ＱＶＣマリン）に６－４で逆転勝ち。先発の岩隈久志投手が九回途中まで４失点に抑え、自身の３０歳の誕生日を開幕戦勝利で飾った。

　１０８球に全身全霊を込めた。勝利の歓喜にわく。お立ち台に上がった岩隈の目は、うっすらと涙で光っていた。

　「勝てて本当によかった。東北で頑張っているみなさんと一緒に戦った勝利だと思います」

　低めに球を集め、八回まで４安打１失点に抑えた。九回一死から福浦に３ランを浴びて完投こそならなかったが、７安打４失点（自責は３）の粘投に「最少失点で抑えたのが大きかった。勝てて本当によかった」。プロ１２年目で７度目の開幕投手を務めたこの日は３０歳の誕生日だったが、「試合が終わって気づいた。それくらい集中してました」と笑った。

嶋がＶ３ラン！星野監督男泣き！東北を勇気づけた開幕白星…楽天 ― スポーツ報知

4/12　千葉ロッテマリーンズ戦　レポート ― 楽天イーグルス公式サイト

巨人に衝撃、守りの要、阿部が右足肉離れで開幕絶望。

阿部、開幕絶望…右ふくらはぎ肉離れで全治６週間 ― スポーツ報知

◆合同実戦練習　巨人２―３阪神（５日・相模原）

　開幕を１週間後に控えた巨人に衝撃が走った。チームの大黒柱・阿部慎之助捕手（３２）が、打球を追った際に右ふくらはぎを肉離れ。１２日に迫った開幕ヤクルト戦（ユーピーアール＝宇部）の出場が、絶望となった。関係者の話によると全治まで６週間、実戦復帰までは２か月ほどかかる模様。自力では歩けない状態で、今後は自宅で安静にする。攻守の要を欠き、日本一奪回へ暗雲が漂った。

　「あっ」。阿部の悲鳴にも近い声が、無観客の球場内に響いた。４回２死一、二塁。藤井彰の放ったバックネット方向への飛球を追い５、６歩走ったところだった。右ふくらはぎを押さえながら、うずくまる。右足のレガーズだけは何とか自力で外したが、あまりに異様な光景にコーチ、トレーナーらが、あわてて駆け寄ってきた。

苦痛の表情を浮かべ立ち上がることすらできない。村田バッテリーコーチに背負われ、ベンチ裏へと下がった。そのまま医務室に運ばれてアイシング治療。約３０分後、球団関係者におんぶされて車に乗り込み、都内の病院へと向かった。

東野、４回２失点で初の開幕投手へ…阿部負傷にも動じず ― スポーツ報知

阪神との練習試合で東野投手が好投、新上位打線も機能 ― 巨人軍公式サイト

楽天・田中、二番手でも５回無失点の好投(練習試合)。

楽天・マー君、２７イニング自責０！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

（練習試合、オリックス０－３楽天、５日、京セラドーム）

楽天は５日、オリックスとの練習試合（京セラドーム、１０回制）に３－０で快勝。投手陣は六回から２番手で登板した田中将大投手（２２）が５回無失点と好投。対外試合５試合で自責０と、絶好調で開幕を迎える。

　最速は１４８キロ、５回３安打無失点でも納得できない。佐藤投手コーチから今季のノルマを２０勝と設定されている田中は試合後、首をひねった。

　「あまり良くなかった。真っすぐの指のかかりとか、感触があまりよくなかった。悪かったところは分かっているので修正できると思います」

　今年から挑戦している“脱力”の新フォームに微調整が必要というマー君。それでも対外試合は５試合計２７イニングで自責０。星野監督に託された１５日のホーム開幕戦（対オリックス、甲子園）は、プロ５年目で最高の状態で迎えることができそうだ。

マー君、２７回自責点０でホーム開幕へ…楽天 ― スポーツ報知

坂本・先制２ベース、ラミレス・同点弾も３披弾で逆転負け。

チャリティー試合はラミレス選手本塁打も敗れる、澤村投手らが募金活動 ― 巨人軍公式サイト

慈善試合　中日６─３巨人（３日・ナゴヤドーム）

　東日本大震災の被災者や被災地の復興を支援するプロ野球のチャリティー試合が３日、全国６球場で行われ、巨人は前日に続きナゴヤドームで中日と対戦しました。初回、坂本選手の２点タイムリー二塁打で先制、逆転を許した六回にはラミレス選手の同点本塁打も出ましたが、中日打線に３本塁打を浴びるなど３対６で敗れました。

　試合前には選手たちが募金活動を行い、阿部選手、坂本選手らに加え、前日先発して好投した澤村投手も参加。寄付をしてくれた多くのファンに対し、全員がハイタッチをして応えていました。澤村投手は「多くの方
が協力してくれて本当に感謝しています。これからも自分が出来る事を継続してやっていきたい」と話していました。

ラミ完璧弾！パフォーマンスは開幕までお預け…慈善試合 ― スポーツ報知

斎藤から初回３点も先行実らず大敗。先発・戸村、期待に反し５回９安打７失点。

楽天・星野監督、粘り不足は「体質」…慈善試合 ― スポーツ報知

◆１２球団慈善試合　日本ハム９─３楽天（３日・札幌ドーム）

“体質”を改めて感じた。初回に３点先行したものの、２回以降は走者を出しながら無得点の逆転負け。星野監督は「粘りが足りない？　まさしくそう。長年培われた体質というのは、簡単には変わらない。同じことを言い続けることが仕事。根比べだな。根比べなら負けない」と話した。チャリティーマッチに連敗。被災地に勝利を贈ることはできなかった。

　期待の右腕も派手に打たれた。オープン戦、練習試合と２０回２／３を無失点だった戸村が、５回９安打で７失点。「そろそろ打たれる頃。２、３点取られていいと思っていたら、倍取られたな。想定内というやつ。コンディション維持が難しいことが分かったと思う」。指揮官は打たれても５回までの続投を指示。ローテ入りを決めている右腕に課題を与え、経験を積ませた。

楽天・松井稼、佑ちゃん撃ち３安打！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)


実戦２勝目も左打者に８安打…斎藤“対策”急務 ― スポーツニッポン(gooニュース)

センバツ決勝、東海大相模が九州国際大付を下し、春２度目の栄冠。

７２年ぶり大会新７４安打…東海大相模“感謝のＶ”― スポーツニッポン

第８３回選抜高校野球大会決勝 東海大相模６―１九州国際大付 （4月3日 甲子園）

　東海大相模（神奈川）が、記録的な猛打で春２度目の栄冠に輝いた。九州国際大付（福岡）を相手にこの試合も打線が爆発。１４安打を放ち、大会記録を７２年ぶりに更新する大会通算７４安打で００年以来１１年ぶり２度目の優勝を飾った。

　東日本大震災による未曽有の被害により、開催の可否が協議された今大会。記録ずくめの圧倒的な強打で、甲子園に名を刻んだ東海大相模・佐藤大貢主将（３年）は、優勝の喜びとともに感謝の言葉を口にして１２日間の大会は幕を閉じた。

　いつもの優勝の瞬間とはちょっと違った。最後の打者を三振に仕留めた近藤は、軽くグラブをポンと叩いただけ。捕手の佐藤が飛びついてきたが、歓喜の輪は広がらない。控えめな勝利の儀式。そこには東海大相模ナインによる感謝の気持ちが込められていた。

猛打の東海大相模、歴史的Ｖ／センバツ ― サンケイスポーツ

東海大相模Ｖ！大会新猛打７４安打１１３塁打！…センバツ決勝 ― スポーツ報知

慈善試合の中日戦、先発・沢村が好投、５回７奪三振無失点。

沢村、竜０封！被災地へ勇気与えたい…慈善試合 ― スポーツ報知

◆慈善試合　中日０―３巨人（２日・ナゴヤドーム）

巨人のドラフト１位・沢村拓一投手（２３）＝中大＝が、東日本大震災の復興を支援するチャリティーマッチ・中日戦（ナゴヤＤ）に先発登板し、５回４安打無失点７奪三振に抑えた。昨季、敵地で９連敗を含む２勝１０敗だった宿敵との今年初対戦。首脳陣から竜キラーに指名され、その期待を上回る好投。支援と復興を願う新人右腕が開幕に向け、チームも大きく勢いづかせた。６球場で行われた慈善試合には観衆約５万人が集まり、試合前には喪章をつけた選手と一つになって黙とうした。

　「竜キラー」誕生の幕開けに、観衆がどよめいた。初回、先頭の荒木に投げた直球は、この日最速の１５１キロ。自慢の剛球をいきなり披露し、それを３球続けた。「調子自体、悪くて、どうなるかと思ったけど」。
３月２日の西武戦（東京Ｄ）以来となる観客の前での投球に力んだが、天敵に対し、静かに牙をむいた。

巨人・沢村、鬼門ナゴヤドーム切り崩す！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

一軍は中日とチャリティー試合　澤村投手が５回無失点で勝ち投手に ― 巨人軍公式サイト


バニスター“懲罰解雇”重大な契約違反で制限選手 ― スポーツ報知

日大三高、決勝進出ならず。制球難の吉永、前半で大量６失点、自慢の打線も沈黙。

吉永乱調９失点で日大三“春夏連覇”逃す…センバツ１１日 ― スポーツ報知

◆第８３回センバツ高校野球第１１日　▽準決勝　日大三２―９九州国際大付（２日・甲子園）

九州国際大付（福岡）が、春夏通じて初の決勝進出を決めた。昨年準Ｖの日大三はエース・吉永健太朗（３年）の不調が響き、昨秋の新チーム結成後、公式戦初黒星。昨秋の明治神宮大会に続く“秋春連覇”はならなかった。

　日大三の歯車はいきなり狂った。初回。１死一塁で吉永健太朗が投げた真ん中低めへの直球が、三好に左翼席に運ばれる。「甘い球は全部とらえられた」。相手を警戒して厳しいコースを狙いすぎ、ボールが先行する苦しい投球。「９失点？　公式戦では初めてです」。１４８キロ右腕は肩を落とした。

準々決勝で加古川北（兵庫）から２２安打１３点と爆発した打線も沈黙。２～５回は無安打で、中盤までは反撃の糸口すらつかめなかった。２度の好機で凡退した４番の横尾俊建は「自分のせい」と責任をしょい込んだ。

日大三「完敗」９失点…２年連続決勝ならず ― スポーツニッポン(gooニュース)