阿部の逆転１０号で巨人５連勝！ 西村が投打に活躍、７回２失点で４勝目。

阿部、気合の丸刈り１０号！原巨人５連勝！ ― スポーツ報知

◆広島３―５巨人（７日・マツダスタジアム）

キャプテンが“高校野球魂”で決勝弾を放った。「高校野球に刺激された」と自ら丸刈りにした阿部が、同点の６回、新人から１１年連続２ケタ本塁打となる１０号ソロを右翼席に運び、チームの連勝を５に伸ばした。先発の西村は７回２失点で４勝目。打っても６年ぶりの打点を挙げた。原監督はけん制死した坂本を途中交代させ、藤村にスリーバントスクイズを決めさせるなど、勝利へ執念のタクトをふるい、今季２度目の同一カード３連勝を呼び込んだ。

　無意識のうちに右拳を握っていた。一塁を回った阿部は、珍しくガッツポーズを作り、喜びを爆発させた。「自然に出ましたね。５回のピンチを健太朗がよく同点でしのいでくれたので何とかしたかった」。７月２７日の横浜戦（東京Ｄ）以来１０試合ぶりの一発は、値千金の勝ち越し１０号ソロ。この試合にかける主将の思いが、白球に乗り移った。

　同点に追いつかれた直後の６回だった。カウント３ボール１ストライクから、左腕・青木のスライダーを振り抜くと、打球は右翼席に飛び込んだ。歴代捕手として最長となる、入団以来１１年連続２ケタ本塁打。巨人では５人目で、１０年連続でメジャー移籍した松井秀喜（現アスレチックス）を超え、高橋由に並んだ。「完壁でした。たくさん打撃コーチがいましたけど、アドバイスを頂いたことに感謝しています」と素直に喜んだ。

気合の丸刈り！阿部Ｖ弾でＧ今季初５連勝 ― サンケイスポーツ

健太朗６年ぶり打点！無傷４連勝！原監督も成長認めた ― スポーツ報知

長野が頭部死球で８日にも精密検査　意識ははっきり ― スポーツニッポン

西村が投打に活躍、今季初の５連勝 ― 巨人軍公式サイト

田中、調子は良かったのに８回７失点で完敗。

マー君、防御率２位陥落！ワース投７失点 ― サンケイスポーツ

(楽天１－８日本ハム、７日、Ｋスタ宮城）

楽天は７日、日本ハム１３回戦（Ｋスタ宮城）に１－８で完敗。田中将大投手（２２）が自己ワーストタイの８回８安打７失点で４敗目（１０勝）を喫した。リーグ１位だった防御率も１・５４となり、相手先発の武田勝投手（３３）に抜かれて２位に転落。チームも３連敗でオリックスと入れ替わり、５位に後退した。

　マウンドの背番号「１８」が何度も首をひねる。１点ビハインドの五回一死一、三塁。田中がカウント１－１からスケールズへの内角高めに投じた、１５１キロ直球を強振され、右越えに３ランを浴びた。

　「きょうは力負け。調子自体はすごくよかったけど、完全に力負け。調子がいいのに、抑えられないのは、ピッチャーの技術不足です」

調子の良さに落とし穴　マー君１３奪三振も７失点 ― スポーツニッポン

帝京、花巻東に打ち勝ち初戦突破。

帝京、打ち勝った！松本主将Ｖ打 ― サンケイスポーツ

第９３回全国高校野球選手権第２日（花巻東７－８帝京、７日、甲子園）

乱打戦制した－。帝京（東東京）は、何度も食い下がる花巻東（岩手）に８－７で競り勝ち２回戦にコマを進めた。主将の松本剛内野手（３年）が、決勝打となる右前適時打を含め５打数２安打２打点の活躍。２月下旬に他界した祖父・釣（ひとし）さんと交わした甲子園出場の約束を果たし、白星をささげた。

　同点の七回二死一、三塁。松本主将が、１４６キロの外角直球を右前に流し打ち。激しい戦いにケリをつけた。

　「一番厳しい接戦に勝ててよかった」

　４万４０００人の大観衆の前で、５打数２安打２打点と勝負強さを発揮した。

帝京・前田監督、夏３０勝！史上２人目の大台達成 ― スポーツニッポン