ロメロ投入が裏目、３点リードを守りきれず延長１０回引き分け。

由伸、チーム全打点！１１号ソロに守備でも超美技！ ― スポーツ報知

　◆巨人３―３阪神＝延長１０回規定により引き分け＝（２５日・東京ドーム）

　巨人は、小笠原が左手首の剥離骨折と診断されたショックを、阪神戦で振り払えなかった。２回に１１号ソロ、３回に２点打と高橋由がチームの全３点を叩き出し、守りでもスーパーキャッチを披露。しかし、先発・小野が４回２／３で７安打２失点、８回から救援のロメロも１死も取れずに２安打１失点で今季７度目の引き分け。首位のヤクルトが敗れたため、ゲーム差は５に縮まった。２６日からは敵地で広島３連戦。今季１０勝４敗１分けと得意な相手に、しっかり貯金を作りたいところだ。

　最後は右手一本だった。２回１死。高橋由はカウント２ボール２ストライクから、内角のスライダーにバットを合わせた。軽く振ったように見えたが、放物線を右翼席まで描いた。「しっかり振ったというより、何とか拾った感じ。その中で芯でとらえることができたので飛んでくれた」。３試合ぶりの１１号ソロ。低反発になったボールの影響を感じさせない「統一球打法」で、白球をスタンドまで運んだ。

　貴重な追加点も、高橋由のバットだった。１点リードの３回２死二、三塁。内角高めの直球を振り抜き、中前に２点適時打。「追い込まれていたし、手を出さないとね」。一塁ベースを回ると右拳を握ってガッツポーズを作り、珍しく喜びを爆発させた。気迫でチームの全打点をたたき出した。

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小笠原、左手首「打撲」一転、剥離骨折だった ― スポーツ報知

３点のリードを守れず引き分け ― 巨人軍公式サイト

楽天、今季初の５連勝で３位に。４安打１５三振でもダルビッシュに勝った。

星野楽天が初５連勝！ダル撃ち３位キタ－ ― サンケイスポーツ

(日本ハム１－２楽天、２５日、札幌ドーム）

　ダルにも勝って３位にキター！　楽天は２５日、日本ハム１７回戦（札幌ドーム）に２－１で勝ち、今季初の５連勝。７月１８日以来の３位に浮上した。ダルビッシュ有投手（２５）にわずか４安打、１５三振を奪われながら八回に内村賢介内野手（２５）が三ゴロ失策を誘い執念の勝利。一方の日本ハムはエースでも勝てず、３連敗で首位・ソフトバンクとのゲーム差は５に広がった。

　勝利の瞬間、険しかった顔に笑みがあふれる。星野監督は、接戦を制したナインを熱いハイタッチで出迎えた。

　「ようやった。よくがんばった。ダルビッシュだったし３点が精いっぱいと思っとった。ホント、あれしかないという点の取り方やったなあ」

　二回に横川、ガルシアの連打で一死一、三塁とし、中村の遊ゴロの間に１点を先制。だが、相手は日本球界を代表するエース。その後は、七回までわずか３安打にねじ伏せられた。

星野楽天５連勝３位！７人リレーでダルに勝った！ ― スポーツニッポン