投手戦、内海も耐えたが、僅か２安打でチェンに完封負け。

原巨人あわや完全試合…チェンに２２人連続アウト、２安打完封負け ― スポーツ報知

◆中日１─０巨人（１７日・ナゴヤドーム）

巨人がチェンにあわやパーフェクトをくらう貧打で、４連勝と貯金２に失敗した。８回１死、小笠原の中前打で記録達成を防いだものの、１点のビハインドを追いつけないまま、２安打で今季９度目の完封負け。力投の内海を援護できず、勝率５割に戻った。

　試合後の記者会見で、原監督はサバサバと完敗を振り返った。「チェンにいい投球をされた？　そうですね。いいピッチングをされましたね」。８回１死まで１人の走者も出せなかった。脱帽するしかなかった。

　難敵の左腕を攻略するため、８番に好調の右打者、高橋信を置き、３番から８番まで４番経験者で固める今季６７通り目のオーダーで臨んだ。だが、助っ人左腕の出来が良すぎた。左打者への外角スライダーの精度も、右打者への内角直球も、制球ミスはほとんどなかった。９回２安打、わずか９６球での完封負け。球数を投げさせようと考えても、コーナーぎりぎりに投げられてはお手上げだ。

内海好投も…巨人、中日・チェンを攻略できず ― サンケイスポーツ

打線沈黙、チェンに２安打完封負け ― 巨人軍公式サイト

「１人ぐらいきちっと投げろ」、星野監督、有銘を一喝。

楽天・星野監督、引き分けにも渋い表情 ― サンケイスポーツ

(西武２－２楽天、１７日、西武ドーム）

楽天は６投手をつぎ込んで何とか引き分けた。それでも星野監督は毎回のように走者を背負う展開に「あれだけ長い時間守らせたら、点も取ってくれんわ」と渋い表情だった。

　特に気に入らなかったのは、八回に左のワンポイントとして登板しながら四球を出した有銘。星野監督は試合後のベンチ裏で「１人ぐらいきちっと投げろ」と、このベテラン左腕を一喝した。（共同）