巨人３連勝で２位浮上、先発・ゴンザレスが投打に活躍。

“持ってない男”ゴン、Ｖ打＆７回途中２失点で２勝目 ― スポーツ報知

◆中日２─３巨人（１６日・ナゴヤドーム）　

巨人が中日に競り勝ち、５月２１日以来の貯金１で２位に浮上した。２回無死満塁から、ゴンザレスの左前適時打と坂本の２点二塁打で３点を先制。７回に２点を返されたが山口―久保のリレーで逃げ切った。ゴンザレスは７回途中２失点で２勝目を挙げた。

　この瞬間を待ちわびていた。ゴンザレスは久保からウイニングボールを受け取ると、笑みを浮かべた。いつも以上に力の入った歓喜のハイタッチを終え、手渡された勝利の証しを見つめた。「ずいぶんかかったけど、ようやくだね」。約１か月ぶりとなる２勝目に、ほっと胸をなで下ろした。

　抜群の制球力で両サイドを丁寧に攻めた。ツーシームで凡打の山を築いた。スライダーで空振りを奪った。６回まで１安打投球。７回に２安打と死球で１点を失い、なお１死一、三塁として降板した。６回１／３を３安打２失点だが、中継ぎ陣の奮投を誘うには十分な投球だった。打っても２回無死満塁から左前に先制適時打。投打に存在感を示し、自身５戦ぶりの白星をつかみとった。「初回から思った所に投げられた。３点の援護は意識せず、０―０と思い続けて投げたのが良かったと思う」

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久保20試合連続無失点、１点差逃げ切りで２位浮上 ― 巨人軍公式サイト

岩隈６回３失点で降板も、土壇場で横川が逆転２ラン。

楽天・横川決勝弾！難敵西武・牧田を攻略 ― サンケイスポーツ

西武４－８楽天、１２回戦、６勝６敗、１６日、西武ドーム）

３度目ならぬ、４度目の正直だ！！　楽天は１６日、西武１２回戦（西武ドーム）で８－４勝利。同点の九回に、プロ５年目の横川史学外野手（２６）が西武・牧田和久投手（２６）＝ドラフト２位・日本通運＝から右越えに決勝２ランを放つなど、一挙４点を奪いノックアウト。サブマリン新人に初勝利＆初セーブを献上していたが、４度目の対戦で攻略した。

　熱気ムンムンの西武ドームが静まりかえった。４－４で迎えた九回一死一塁。横川が、牧田の投じた真ん中高めの直球をジャストミート。右翼席に陣取る楽天ファンへ、決勝２ランを届けた。

　「牧田はいい投手だし、球に力がある。何とかランナーを進められるように、と思ってコンパクトにいった。しっかりと振れたのであそこまで飛びました」

　７月１０日の日本ハム戦以来、約１カ月ぶりの４号本塁打。将来の主軸候補は、今季から使用する西武・中村モデルのバットで勝負をつけた。

横川「入ってよかった」牧やん撃ちＶ弾…楽天 ― スポーツ報知

これが星野野球！内村　失敗糧に盗塁「やり返した」 ― スポーツニッポン

日大三高、吉永４失点も完投で接戦勝ち抜き８強。

日大三・吉永「楽しかった」自己新１４９キロで１２Ｋ完投 ― スポーツ報知

◆第９３回全国高校野球選手権大会第１１日　▽３回戦　日大三６―４智弁和歌山（１６日・甲子園）　

日大三（西東京）が、智弁和歌山との東西強力打線対決を制し、６年ぶりの８強進出を決めた。初回、主砲・横尾俊建三塁手（３年）の中前適時打などで３点を先制、２回までに５点を挙げて試合を決めた。エース右腕・吉永健太朗（３年）は、自己最速１４９キロを計測するなど１２Ｋ完投。１０年ぶり全国制覇にまた一歩前進し、１８日の第２試合で２４年ぶり８強入りの習志野（千葉）と準決勝進出を争う。

　プロ注目のエースが、西の最強打線に立ちはだかった。吉永は課題の初回を３者連続三振で立ち上がると、乗った。「初回から指のかかりが良かった。投げていて楽しかった。智弁よりも、ウチの打線の方が強いと思います」。最後の打者を二直に打ち取ると、さわやかな笑顔をこぼした。

日大三、全員野球で智弁和歌山撃破！ ― サンケイスポーツ

小倉マジック！日大三“残像”生かして強打対決制する ― スポーツニッポン