先日、緑小学校の前をたまたま通りかかると、解体工事が行われていた。
重機の爪が校舎の壁を容赦なく破壊していく。
どうしてだろう、何となく切ない気持ちになる。
可哀想だからもうやめてあげて。
いやいや、そうはいかない(´・ω・`)
天狗山をバックに。
大正9年創立の小樽市立緑小学校。
97年の長い歴史に幕を閉じたのは、平成30年3月。
この校舎が建設されたのは、昭和44年ころだったと記憶する。
半世紀を経て閉校、解体撤去に至る。
この校舎から何人の児童が巣立っていったのか。
そう思うと万感の思いが込み上げてくる。
奥に平成30年4月開校の山の手小学校が見える。
旧緑小学校解体工事
落札価格は1億9,900万円。
アスベスト除去工事もあるからその分割高なのだろう。
完工は、令和3年7月のようだ。
学校開放で使っていた玄関の奥に、灯油タンクが転がされて横になっていた。
工事が終わると、当面は小樽公園利用者の駐車場として利用される。
広さからいって200台以上は停めることができるだろうから、総合体育館や花園グラウンド、桜ヶ丘球場などで行われる各種大会開催時の混雑緩和が期待できる。
そして、いつか市財政が好転し、老朽化した現在の総合体育館が新しく建設されるとすれば、最有力候補地はこの場所だろう。
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