10連覇を目指す羽生善治棋聖にタイトル戦初登場となる斎藤慎太郎七段が挑戦する、第88期棋聖戦五番勝負がいよいよ開幕する。
第1局は兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で、2017年6月1日(木)9時開始予定。
持ち時間は各4時間。
先後は振り駒で決定する。
新進気鋭の若手棋士斎藤慎太郎七段。
棋聖戦の前夜祭での挨拶が謙虚で、かつ各方面への配慮があって感心した。
慎太郎、名は体を表す。
細身の長身でイケメン、独身、さらに気配りのできる温厚な性格。
女性ファンが多いのもうなずける。
自分もこの挨拶を読んで斎藤七段に好感を持った。
今期の棋聖戦も目が離せない。
ーーーーーーー
「皆さまこんばんは、斎藤慎太郎です。私は今期棋聖戦で初めて決勝トーナメントに出場することができました。トーナメント表を見ると棋聖戦五番勝負に何度も出られているような先生方ばかりでしたので、正直臆していたんですけれども、何とか幸運もあってここまで来られたなと思います。
淡路島には幼少の頃に1度だけ旅行で来たことはありますが、その後はなかなか縁がありませんでした。このような形で、対局者としてはもちろん、お仕事で来させていただくのは初めてでした。ですが大阪から明石海峡大橋を渡る車中、窓からの景色を見て幼少の記憶が蘇ってきたといいますか。私としてはそのような経験は生まれてからなかなかないものですので、それだけこちらの景観には記憶を呼び戻したり、人を感動させるものがあるという風に感じました。この雄大な淡路島で対局できることをとても光栄に思っています。
羽生棋聖との五番勝負ということになりますが、私の将棋のルーツは羽生棋聖の入門書でした。100冊ほどある中から偶然選んだのが将棋本であり、羽生棋聖の本でした。そこにはやはり縁を感じずにはいられません。今回の五番勝負、もちろん勝負として挑んでいかなければならないのは分かっているんですけれども、何か……うれしさといいますか、感慨深さといいますか、そういう気持ちもありまして。それが、将棋がすごくよい内容になるような気持ちに自分で変えていけるように頑張っていきたいと思います。明日からも皆さんお世話になります。よろしくお願いいたします」
棋聖戦中継 plus
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第1局は兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で、2017年6月1日(木)9時開始予定。
持ち時間は各4時間。
先後は振り駒で決定する。
新進気鋭の若手棋士斎藤慎太郎七段。
棋聖戦の前夜祭での挨拶が謙虚で、かつ各方面への配慮があって感心した。
慎太郎、名は体を表す。
細身の長身でイケメン、独身、さらに気配りのできる温厚な性格。
女性ファンが多いのもうなずける。
自分もこの挨拶を読んで斎藤七段に好感を持った。
今期の棋聖戦も目が離せない。
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「皆さまこんばんは、斎藤慎太郎です。私は今期棋聖戦で初めて決勝トーナメントに出場することができました。トーナメント表を見ると棋聖戦五番勝負に何度も出られているような先生方ばかりでしたので、正直臆していたんですけれども、何とか幸運もあってここまで来られたなと思います。
淡路島には幼少の頃に1度だけ旅行で来たことはありますが、その後はなかなか縁がありませんでした。このような形で、対局者としてはもちろん、お仕事で来させていただくのは初めてでした。ですが大阪から明石海峡大橋を渡る車中、窓からの景色を見て幼少の記憶が蘇ってきたといいますか。私としてはそのような経験は生まれてからなかなかないものですので、それだけこちらの景観には記憶を呼び戻したり、人を感動させるものがあるという風に感じました。この雄大な淡路島で対局できることをとても光栄に思っています。
羽生棋聖との五番勝負ということになりますが、私の将棋のルーツは羽生棋聖の入門書でした。100冊ほどある中から偶然選んだのが将棋本であり、羽生棋聖の本でした。そこにはやはり縁を感じずにはいられません。今回の五番勝負、もちろん勝負として挑んでいかなければならないのは分かっているんですけれども、何か……うれしさといいますか、感慨深さといいますか、そういう気持ちもありまして。それが、将棋がすごくよい内容になるような気持ちに自分で変えていけるように頑張っていきたいと思います。明日からも皆さんお世話になります。よろしくお願いいたします」
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