図書館で借りた本。
これはとても参考になりました。
人間の記憶というのは、そもそも苦痛な出来事、イヤな出来事は、
どんどん忘れていくような仕組みになっており、これを「記憶の楽観主義」と呼ぶ。
つらい思い出を引きづらないように、私たちの記憶が上手に働いて忘却させてくれる。
逆にハッピーな思い出は、決して色あせない。
20秒から30秒、一つのことに意識を集中すれば、どんなに年をとってもそのことは忘れない。
物忘れがひどいのは、20秒間の集中力が出せないから。
チャンク(まとまり)で覚えていく。
自分自身に語りかける「内言語」を積極的に使うと理解が促進される。
自分がどれくらい物事を理解し、記憶しているかを明確化してくれる。
頭の中で抽象的なものを具体的なものに置き換えたり、
その反対に、具体的なものを抽象的なものに変化させる。
自分にとって覚えやすいように内容を修正する。
丸暗記よりもはるかに記憶の定着率が高まる。
などなど。
オススメの一冊です。