おしる子日記

流山市限定の地域タウン情報です!!是非見て下さいネ。特ダネ満載とはいきませんが・・・?

3月14日(日)に放送されたBS1スペシャル「10年目の約束~福島の子どもたちが描いた“未来”~」

2021-03-20 | イベント

2011年5月、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬市の小学3年生80人が、画家の蟹江杏さんと絵を描いた。厳しい現実を正面から見すえる絵の力強さに打たれた蟹江さんは、子どもたちと約束を交わす。この絵を借り、みなの思いを伝えること。そして10年後、必ずこの絵を返すこと。

あれから10年、子どもたちは高校3年生となり、人生の岐路に立つ。彼ら彼女らはその後どんな人生を歩み、今どんな未来を描くのか。

10年目の約束 福島の子どもたちが描いた未来 3月14日 NHKBS1スペシャルで放送されました

地震発生の翌日に「傷ついた子どもたちに絵本と画材を送ろう!」と友人・知人にメールを送り、国内外から集まった絵本や画材を縁のある福島県相馬市に届けた蟹江杏さん。その後、被災した子どもたちを支援するNPO法人を流山の仲間たちの応援なども受けながら立ち上げ、理事長として活躍されたのは2014(平成26)年のことでした。

2014年8月流山市生涯学習センターで開催された蟹江杏さんのワークショップ

大震災と津波の被害を聞いて居ても立っても居られない思いから、集まった絵本と画材を携え、初めて避難所の子どもたちに会ったのは2011年3月下旬でした。

2020年9月、あの時絵を描いた3年生も高校生になり相馬市に作った図書室で蟹江杏さんと再会。
「震災前に戻って動物も人間も楽しく遊んでいるキラキラした絵」を描きました

震災直後に相馬市の避難所で蟹江杏さんが開催した「お絵描き教室」や「版画体験教室」に参加していた子どもたちとの交流が続き、震災後の2011年秋に、彼らを含む当時小学3年生の子どもたちが描いた「未来の福島・相馬」の絵を収録した絵本『ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。』(徳間書店)が発行され、絵画展は全国を巡回。各地で大きな反響を呼びました。もちろん流山市内の図書館でも蔵書として整備し、多くの方々にご覧いただいています。

『ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。』(徳間書店)が発行されました

初めての絵画展で絵に直接画鋲を刺して展示されたことに悩んだ蟹江杏さんの話を聴き、絵画を展示するため木製の手づくり額を整備したのは流山市生涯学習センターでした。

日本全国で展示してきました

以来、流山市生涯学習センターでは、絵画を保管し、展示の要望があると会場や趣旨に沿った絵画を送ったり、寄せられた絵本を整理、チャリティコンサートや絵画展を企画、開催するなど側面から支援を続けてきました。

相馬の子たちを流山で迎えた蟹江杏さんとお絵描きサーカス団

流山市生涯学習センターで開催された展示会の様子も放送されました

森の図書館でも続けて開催された相馬の子たちの絵画展

2012年5月に蟹江杏さんが森の図書館に訪れました

当時の子どもたちが描いた絵画の展覧会は10年間で全国70カ所近くの会場を回り、この3月の東京・新宿で最後となります。実は、絵は子どもたちから大事に預かったもの。10年経ったら返す約束をしていたんです。コロナ禍ではありますが、子どもたちとの再会を続け、絵を返却しました。

流山市生涯学習センターで何度も開催された相馬の子たちの絵画展

返却のためにも企画された相馬市での絵画展で、なんと前夜に10年ぶりの大きな地震。一部ガラスが割れるなどの被害がありました。そんな様子も含め、当時小学生だった少年少女が18歳になって絵を志すもの、父と同じく海に出て漁師を目指すものなどさまざまな青春が描かれた番組でした。

相馬の子らを流山市生涯学習センターにお招きして絵画を一緒に楽しむ蟹江杏さん

仮設住宅では出来なかった花火遊びをした夜

絵を描いた小学生が、流山市生涯学習センターに招かれ、飾られた自分たちが描いた絵画を観たあの日、夜、仮設住宅では禁じられていた花火をやろうと9月だというのに玩具屋を走り回って花火セットを買って来てくれた流山市生涯学習センターのスタッフ…。番組を観て、放送されないさまざまなことを思い出し涙がこぼれました。

そんな想い出深い絵画の最後の展示会かもしれません。

 

会期:2021年3月23日(火)~28日(日)

時間:11:00~19:00

会場:こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ

入場:無料

【展示1】3.11 ふくしま そうまの子どもの描くたいせつな絵展

2011年の震災直後に当時、相馬市立中村第二小学校の3年生が描いた「未来の福島・相馬」。その後10年間全国を巡回した作品147点を一同に展覧します。     

【展示2 】活動報告

杏さんが理事長を務めるNPO法人「3.11こども文庫」のこれまでの活動をパネル展示。オリジナルグッズや協賛作家のグッズのチャリティ販売もあります。

 

7年前にも同じ会場で行われた展示会「3月11日の、あのね。#3」を観に行ったことを思い出しました。

 

https://www.city.nagareyama.chiba.jp/contents/23140/23142/20805/020599.html

 

 

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和風ダイニング「わっ嘉」さんでランチ

2021-03-20 | イベント

江戸川台の和風ダイニング「わっ嘉」さんに行って来ました。

1時半頃ならお弁当のお客様も一段落かしら?と行ってみました。

車椅子の料理人金子さんは、明日のフードパントリーの準備中でしたが・・・

「ランチいただけますか?」

「大丈夫ですよ。アナゴがいいですか?ばらチラシがいいですか?それとも春の野菜いぱいの料理がいいですか?」

ということで「鮪の煮つけと春野菜いっぱい」を注文しました。

小鉢7つ。

出し巻き玉子にきんぴらごぼう、鮪の煮凝り。

春の山菜と山椒味噌 ねいも・わらび・せり・筍・・・山椒味噌は、ほうれん草で色づけしたってどんな風に作ったか伺いました。

ほうれん草をミキサーにかけて鍋に入れて火にかける。緑色のアクと透明な水に分かれるので、そのアクをすくって・・・凄く手がかかっていますね。

ひめ筍の先端鯛の塩辛和え・・・お酒のつまみによさそう。(ワタクシはお酒呑めません)

菜の花の白和え練りごま入り・・・この白和えは子どもにも人気だそうです。

鮪の煮つけはちょうど良い味付けでご飯が進みます。

ぷりっぷりのボタン海老・・・夕方からのお客様用に仕入れてあったようで・・・ラッキー!

またまた突然お邪魔しましたが、金子さんの笑顔とこれぞ和食!を堪能してきました。

 

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