おしる子日記

流山市限定の地域タウン情報です!!是非見て下さいネ。特ダネ満載とはいきませんが・・・?

白みりん200年記念高校演劇 千秋楽 

2014-08-31 | イベント

きょうの野田公演と言うか千秋楽の写真十景。

 着付けボランティアもスタンバイした舞台袖

舞台裏では緞帳の上げ下げから、音響照明など生徒が真剣にステージを見つめています。

主題歌「流れゆくノダ」を歌うフィナーレでは作詞の青木先生や作曲の清水先生も一緒でした。

 エンディングで歌った公演主題歌は、流山・野田両市のテーマソングとして親しまれそう。

男子高校生の歌もなかなか・・・

 音楽の清水先生(左)と脚本の青木先生(右)

 

緞帳が降りて思わず泣き出しそうになる出演者のみなさん。青春ですね!

 お客様をお送りする、出演した演劇部員のみなさん。

顧問の石山先生と中村先生はほっとされたご様子でした。

 

この記念撮影に映っていない、差し入れをして下さったお客様の方やホールスタッフの皆様、関わって下さった方々にも感謝・・・

 

 

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白みりん200周年記念高校演劇 新聞掲載記事をまとめてみましたその③

2014-08-31 | イベント

昨日の公演で取材してくださった新聞社さんが、早速31日の朝刊に掲載してくださいました。

8月15日リビングかしわWEB版
白みりん200周年記念高校演劇 

草食系男子や肉食系女子なんて言葉が女性ファッション誌を中心に言われ出して4年くらいになるのでしょうか。
地元、流山・野田周辺の若者の間では、みりん系男子だとか、しょうゆ系女子といった耳慣れない言葉があるというので、
早速、調べてみました。

まず、お邪魔したのが、6月21日(土)・22日(日)の両日、流山市文化会館で開催された「高校演劇第一地区春季発表会」。
猛暑の6月末に開催して春季大会かぁ…などと汗を拭きながら鑑賞。いやはや面白い。高校生の若さが舞台いっぱいに弾けていました。

この大会が終わると、3年生は、いよいよ進路に悩みながら入試や就職の準備に入ります。
でも、県立流山おおたかの森高校と野田中央高校の演劇部の若者たちは、「白みりん」と「しょうゆ」を題材に、2話オムニバス劇の稽古のため、いま、夏休み返上で汗を流しています。
みりん系とか、しょうゆ系などという言葉は、この高校演劇から始まっているのでしょうか。

流山を舞台にした野球漫画「球世主!!」などの原作者として活躍されている人気作家・青木健生さんが両校を訪ねて
高校生にヒヤリングをしながらオリジナル脚本を書き下してくださるというのですから、高校演劇とは言え凄いことです。

流山では、市立博物館で、企画展「流山のみりん」を開催するなど、市をあげて白みりん200周年を祝うムードがいっぱい。
地域出版の雄、流山の崙書房からは「流山みりん物語」(川根正教著)が出版され、
7月には、NHK「きょうの料理」の柳原尚之さんを流山市生涯学習センターにお招きして開催した
産官学コラボ「和食とみりん」食文化講座も行われ満席だったとか。

私の世代では、社会科の「特産」で流山のみりんと、野田のしょうゆは教科書に載っていた記憶がありますが、
そもそも「白みりん200周年」とは…。夏休みの自由研究よろしく、ここでちょっと復習してみましょう。

江戸時代中期からの醸造の技を元に、文化11(1814)年に「白みりん」が流山で作り出されました。
色が濃い「赤みりん」を改良。飲んでおいしく、料理を引き立てる澄んだ山吹色の新味は人気を集め、まもなく「みりん」や「本みりん」の言葉は白みりんと同じ意味で使うことが当たり前になっていきます。
白みりんの開発は流山の醸造家、二代目堀切紋次郎と伝えられています。堀切家はしょうゆ醸造で知られるキッコーマン(野田市)の設立に参加。平成18年に分社化された流山キッコーマンでは現在も「マンジョウ本みりん」として製造が続いています。

200年の歴史をかいつまんで1分で語りますと、ざっとこんな感じになります。
まあ、ここまでは郷土の歴史や文化財などを調査研究する博物館や地元出版社などの活動も白みりんの歴史も、
なんとなく解ったのですが、なぜ、高校演劇なのか…が、よく解りません。

そこで、主催者である「白みりん200周年記念演劇公演実行委員会」の事務局をされている
流山市生涯学習センターのスタッフに、なぜ、高校演劇なのかを問い合わせてみました。

ユネスコは昨年末、「和食」を無形文化遺産に登録することを決めました。和食が文化遺産になっていながら、
家庭の味や手づくりの味が食卓から遠のいている感もあります。
そこで、若い世代に食卓を見直してもらおうと企画されたのが白みりん200周年記念高校演劇です。
歴史を再現する固い舞台ではなく、等身大の高校生の青春をそのまま舞台化して、流山の白みりんを流山の高校生が、
野田のしょうゆを野田の高校生が演じることによって、和食文化や手づくりの味の大切さを再認識していこうと企画されたそうです。
フムフム…なるほど!

みりんも、しょうゆも、高校演劇も解りましたが、最初に頭の中が「???」でいっぱいになった「みりん系男子」と「しょうゆ系女子」ってナーニ?

みりんをテーマにした県立流山おおたかの森高演劇部が演じる「白き魔術の継承者」では、
目立つことが苦手な男子が、隠し味のみりんに共感を覚え、将来は、みりんのように、表に出なくても、
なくてはならない存在になりたいと考えていきます。

しょうゆをテーマに県立野田中央高演劇部が演じる「SHOU-TIME」では、元気いっぱいの積極的な女子が、
国内はもちろん海外でも親しまれる野田のしょうゆに憧れ、いつかは自分も世界の舞台で活躍したいと夢みていきます。

そして、進路に悩む夏休み、内気な男子と、元気な女子は…。オムニバスの舞台から一緒の舞台へ!

…と、ここまではお話を伺えたのですが、ここから先は「舞台をご覧ください」と、教えていただけませんでした。

白みりん200周年記念演劇公演実行委員会の石山清貴実行委員長(千葉県立高校演劇連盟事務局次長)は、
「自分の進路について悩む季節に、2人の高校生が不安の中で進路を決めていくストーリーを演じることで、
何かをつかみ取ってくれるものと期待しています」とお話を聞かせてくださいました。

流山にお住いの人気作家・青木健生さんが、両校の演劇部を訪ねて、部員と話しながら登場人物やストーリーを書いたというのも驚きですが、
音楽では、清水義直さんが公演のために作曲してくださったオリジナル曲と聞いてビックリ!さらにパンフレットを見たら、
表紙のイラストが、なんと、人気漫画家の落合ヒロカズさん!なんと贅沢な高校演劇なんでしょう。なんだかワクワクしてきました。

高校生の熱い夏は甲子園だけではないんですね。演劇高校生の熱い夏にエールを送りたいと思います。
私が好きな江戸時代を扱った時代小説を読むと、暑気払いにみりんを飲むシーンがよく登場します。
私も、甘いみりんをいただいて暑い夏を乗り切ろうと思います。
あなたは、みりん系?それともしょうゆ系?

8月31日産経新聞
高校生が魅了 味な舞台
流山「白みりん」、野田「しょうゆ」テーマの青春劇

 流山市で200年前に誕生した「白みりん」、野田市特産の「しょうゆ」の味と、高校生の姿を重ねた2つの青春劇が30日、
「白みりん200周年高校演劇公演」(産経新聞社千葉総局後援)として流山市加の市文化会館で上演された。
どちらも食にこだわりを持つ流山市在住のシナリオライター、青木健生さん(39)が書き下ろした地域密着のオリジナル劇で、
約600人がそれぞれ約1時間の2部構成の舞台を楽しんだ。
31日には野田市の「欅のホール」で公開される。(江田隆一)
■2つのストーリー
 長い醸造の歴史で結ばれた流山市と野田市。
平成20年創立の流山おおたかの森高校と18年創立の野田中央高校も2つの伝統校が合併して誕生、演劇が盛んなんことなど共通点が多く、
「流山が白みりん、野田がしょうゆをテーマにした合同公演をしてほしい」という流山市教育委員会の提案に両校演劇部のメンバーは大賛成。
世界に誇る2つの醸造調味料が題材のユニークな舞台が実現した。

等身大の高校生が演じるファンタジー風、ミュージカル風になったのはメンバー自身の発案という。
 公演前半は流山おおたかの森高校演劇部の「白き魔術の継承者」。アニメの世界そのままの舞台で、市内に実在する飲食店の名も飛び出す
コミカルな会話のテーマは、うな丼のおいしさと白みりんの隠し味。進路に悩む内気な男子高校生が選んだのは料理の道だった。

 後半の野田中央高校のミュージカル劇「SHOU-TIME!(ショータイム)」は、世界の食卓で活躍するしょうゆのようなスターを目指す少女と
周囲の人たちとの心温まる物語。
挿入歌の歌詞は野田でつくられている濃口しょうゆと関西風の薄口しょうゆの対比で、しょうゆは舞台でも出演者を引き立てさせる名脇役となった。
野田の町の様子もさりげなく盛り込まれた。

 最後は前後半2つのストーリーがひとつになり、オリジナル曲「流れゆくノダ」を出演者が合唱してステージを締めくくった。
流山おおたかの森高校演劇部の井上芹菜部長=2年=は「登場人物の心を伝えたい」、
野田中央高校演劇部の吉村彩部長=2年=は「歌も踊りもしっかり練習した」として臨んだ公演には大きな拍手が上がった。
 若さあふれる舞台に、流山おおたかの森高校演劇部を指導する中村槙一郎教諭(28)は
「若者の身近な問題の中に食文化や地域の歴史を組み入れた舞台になった」。
野田中央高校演劇部を指導する石山清貴教諭(53)は「演劇に魅力を感じる若者が増えてる。
こうした公演で演劇を身近に感じる人が増えてほしい」と話している。
■白みりん
 江戸後期の文化11(1814)年、流山市内の醸造家・堀切紋次郎が従来の色の濃いみりんを改良して誕生。現在は「本みりん」として引き継がれ、流山市内で製造が続いている。隣接の野田市で製造されるしょうゆとともに日本の食文化を支えている。
■きょう「野田公演」
 野田公演は31日午後4時から野田市中野台の「欅のホール・小ホール」(TEL04-7123-7809)。定員は330人。入場無料。

8月31日千葉日報
特産調味料テーマに創作劇
流山みりん 野田しょうゆ地元高校生が舞台熱演

 流山のみりん、野田のしょうゆ。地域を代表する調味料を題材にした高校生によるオリジナル演劇の公演が30日、流山市文化会館で開かれ、
市民ら約300人が若さあふれ、ご当地の話題も随所に取り入れた舞台を楽しんだ。
 同市発祥の白みりん誕生200年を記念して、県北西部に位置する県立流山おおたかの森高校と県立野田中央高校の演劇部がそれぞれ舞台を創作。同市在住の脚本家、青木健生さんによる書き下ろし新作に夏休み返上で向き合った。
両校で合同合宿も行い、交流を図った。
 流山おおたかの森高校は、卒業後の進路に悩む男子高校生が、和食の料理人になることを決意するまでを描く「白き魔術の継承者」を上演。
アニメやゲームの世界観を意識したファンタジーの要素を絡めながら、流山とみりんの関わりを楽しく伝えた。
 部長の井上芹菜さん(16)は「お客さんからの反応が嬉しかった」と充実した表情で話した。
 野田の名産しょうゆを題材にした野田中央高校は、ミュージカル仕立ての「SHOU-TIME(ショータイム)」を発表。
女優を目指す女子高生が周囲の支えを受けながら夢に向かって歩んでいく物語。歌やダンスを取り入れた華やかな作品で、
ラストの大群舞は圧巻だった。
 主人公を演じた部長の吉村彩さん(17)は「動きの多い役でしたが、思いっきりやれました」と話した。

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特産調味料テーマに創作劇 流山みりん 野田しょうゆ 地元高校生が舞台熱演

2014-08-31 | イベント
いつも早い情報の、流山市生涯学習センターフェイスブクより転載させていただきました。↓

おはようございます。今朝の千葉日報です。両校の舞台の写真が掲載されています。きょうは野田欅のホールで16時からです。
特産調味料テーマに創作劇
流山みりん 野田しょうゆ
地元高校生が舞台熱演
 流山のみりん、野田のしょうゆ。地域を代表する調味料を題材にした高校生によるオリジナル演劇の公演が30日、流山市文化会館で開かれ、
市民ら約300人が若さあふれ、ご当地の話題も随所に取り入れた舞台を楽しんだ。
 同市発祥の白みりん誕生200年を記念して、県北西部に位置する県立流山おおたかの... もっと見る
写真: おはようございます。今朝の千葉日報です。両校の舞台の写真が掲載されています。きょうは野田欅のホールで16時からです。  特産調味料テーマに創作劇  流山みりん 野田しょうゆ  地元高校生が舞台熱演   流山のみりん、野田のしょうゆ。地域を代表する調味料を題材にした高校生によるオリジナル演劇の公演が30日、流山市文化会館で開かれ、市民ら約300人が若さあふれ、ご当地の話題も随所に取り入れた舞台を楽しんだ。   同市発祥の白みりん誕生200年を記念して、県北西部に位置する県立流山おおたかの森高校と県立野田中央高校の演劇部がそれぞれ舞台を創作。同市在住の脚本家、青木健生さんによる書き下ろし新作に夏休み返上で向き合った。両校で合同合宿も行い、交流を図った。   流山おおたかの森高校は、卒業後の進路に悩む男子高校生が、和食の料理人になることを決意するまでを描く「白き魔術の継承者」を上演。アニメやゲームの世界観を意識したファンタジーの要素を絡めながら、流山とみりんの関わりを楽しく伝えた。   部長の井上芹菜さん(16)は「お客さんからの反応が嬉しかった」と充実した表情で話した。   野田の名産しょうゆを題材にした野田中央高校は、ミュージカル仕立ての「SHOU-TIME(ショータイム)」を発表。女優を目指す女子高生が周囲の支えを受けながら夢に向かって歩んでいく物語。歌やダンスを取り入れた華やかな作品で、ラストの大群舞は圧巻だった。   主人公を演じた部長の吉村彩さん(17)は「動きの多い役でしたが、思いっきりやれました」と話した。
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高校生が魅了 味な舞台

2014-08-31 | イベント

流山「白みりん」、野田「しょうゆ」テーマの青春劇というタイトルで産経新聞8月31日(日)朝刊に掲載

写真は、ステージを締めくくった「流れゆくノダ」等身大の高校生の姿に大きな拍手が上がった。

今日は、野田欅のホールで16時開演です。

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流山と野田の高校生の演劇

2014-08-30 | イベント

おかげさまで「白みりん200周年高校演劇」の初日、流山公演が無事終わりました。

流山市の後田教育長のご挨拶。

おおたかの森高校演劇部  進路に迷う白波瀬燐の夢に出ててきたうな子ちゃん。

野田中央高校演劇部 黒川 翔の夢は、歌って踊れるワールドワイドな女優になること。

野田のご当地ヒーロー 野ジャスティス

600人のお客様が会場を埋め、フィナーレはテーマソング「流れゆくノダ」を

手拍子を打ちながら客席も舞台もひとつになって歌って盛り上がることができました。

終演後、制服に着替えて、お疲れさまでした。

明日は16時から野田欅のホールで千秋楽です。

 着付けボランティア

舞台転換の間5分で着替える手順を・・・確認中

踊っても肌蹴ないように・・・

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白みりん200周年記念演劇公演いよいよ今日・明日!

2014-08-30 | イベント

夏休み返上で、取り組んだ高校生の舞台をどうぞご覧ください。

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白みりん200周年記念高校演劇 新聞掲載記事をまとめてみましたその②

2014-08-30 | イベント

このほかにもNHKラジオ・j:com東葛・葛飾・リビングWEB・TXや流山電鉄各駅にポスター掲示等々
高校演劇頑張れ!!

8月20日朝日れすか1面
醤油とみりんに地元高校生が体当たり公演 流山白みりん200周年記念

流山の白みりん、野田の醤油。日々、食卓で活躍する特産品だが、この夏は演劇作りにも深い味わいを醸している。
 今年は、流山白みりん200周年にあたり、同市では、みりん醸造200年の歴史を探る様々な記念イベントが展開中。
地元高校演劇部でも醤油とみりんをテーマに体当たり公演を行う。 ...
 県立流山おおたかの森高校による、白みりんを題材にした『白き魔術の継承者』と、県立野田中央高校による、
醤油を題材にした『SHOU‐TIME(ショータイム)』の2本立てだ。脚本は流山市在住のライター青木健生さん。
キッコーマン株式会社も協賛する大作となる。
 夏休みに入ったばかりの7月23日?、野田中央高校では、前日に届いたばかりの台本で読み合わせを開始。
台本は約50分、1人2役も含めた18の配役を、17人の部員が演じる。できたての台本を握りしめ、
梅雨明け直後の暑さもたじろぐ熱演を見せる部員たち。
ひときわ目を引くのは主役の黒川翔(くろかわしょう)役に抜擢された2年生の演劇部部長・吉村彩さんだ(=写真左)。
今回の公演のテーマが決まって吉村さんは「実は調味料で一番好きなのが醤油。
それが演劇になる。好きなものだら けで、楽しそう」と意欲満々だ。
 吉村さん演じる黒川翔は、アイドルを目指していたが、病に倒れた母に代わり実家の料亭を手伝うため、芸能スクールを辞める。
だが、翔は料亭を新たなステージとして、夢を諦めずに生きていく、という物語。吉村さんによると、本作の見どころは歌やダンス、
そして「主人公が壁にぶつかったとき、憧れの人に説教されるシーンは、グッと来る。
困難な夢に挑む人たちには、ぜひとも観てほしい」。
 指導に当たる同校演劇部顧問の石山清貴さんは、流山市生涯学習センター所長から打診され、実現へ奔走。
公演では総合演出も務める。「白みりん200周年と和食ブームがきっかけの演劇。劇を楽しみ、みりんと醤油の歴史まで学べる。
地元に生きる高校生が、悩みを乗りきって元気いっぱい成長する姿を見てほしい」と石山さん。
 本公演は流山と野田での2公演。8月30日、流山市文化会館ホールで14時開演。
31日、野田市欅のホール小ホールで16時開演。
入場無料で全席自由、予約不要。
高校生たちの青春の結晶が、地元の味を伝えるべく、夏の終わりの舞台を彩ってくれる。

8月22日地域新聞
流山の白みりん、野田の醤油高校生が「ふるさとの味」を見直す舞台に挑戦!

 白みりんが流山で誕生して200年。これを記念し、流山市と野田市の高校生たちが、地元のみりんと醤油を題材にした演劇を
発表しようと夏休みの今、稽古を頑張っている。
和食の味付けには欠かせない、みりんと醤油
 白みりん誕生から200年。いまや外食産業やコンビニ弁当などと縁が深い高校生たち。
しかし、みりんや醤油は家庭料理の味付けには欠かせないものであることを忘れないでほしい…。
そんな趣旨から県立流山おおたかの森高校演劇部と県立野田中央高校演劇部が「白みりん200周年記念演劇公演」を上演することになった。
 「一見豊かそうな食事をいただいている毎日ですが、地元のみりんや醤油がおいしい味付けには欠かせないものなんだ、ということを知り、
本当に豊かな食生活とは何かを考えるきっかけに、と公演を引き受けました」と
同記念演劇公演実行委員会実行委員長の石山清貴さん(野田中央高校演劇部顧問)は話している。
夢を追う地元の高校生男女の、新たな青春は?
 内容は2部構成。第1部は流山おおたかの森高校の舞台「白き魔術の継承者」。
生まれも育ちも流山の高校3年生の男子、白波瀬燐(しらはせりん)が主人公。
将来の夢も定まらない彼は子どものときに食べたうなぎのかば焼きの味が忘れられない。
やがて野田の割烹料亭「くろまる」で包丁と「白魔術(白みりん)」を使いこなしたいと、料理人の夢を追う。
 第2部は野田中央高校の「SHOU-TIME」。野田で生まれ育った高校3年生の黒川翔(くろかわしょう)が主人公。
実家は野田で何代も続く割烹料亭「くろまる」だが、つぶれるかもというピンチに。実家を親と支えるために奮闘する翔。
友達や周囲の人も応援する。
 エンディングは、夢を追うこの二人の新たな青春は始まったばかりである…と結ぶ。地元の高校生たちがみりんと醤油に思いを寄せて、
どんなドラマを見せてくれるか楽しみである。(ひのき)
「白みりん200周年記念演劇公演」
流山公演
8月30日(土)午後1時半開場、午後2時開演
流山市文化会館ホール(流山市加1-16-2)
野田公演
8月31日(日)午後3時半開場、午後4時開演
野田市欅のホール小ホール(野田市中野台168-1)
※両日とも無料
問い合わせ 04(7150)7474
白みりん200周年記念演劇実行委員会事務局(流山市生涯学習センター)

8月26日読売新聞
特産調味料テーマに演劇

流山市特産の調味料「白みりん」の誕生200年を機に、流山おおたかの森高校と野田中央高校の演劇部が、
地元が誇る調味料をテーマにした合同の舞台劇に取り組んでいる。
部員たちは30、31日の上演に向け、最後の仕上げに励んでいる。(松本勲)
現在の「みりん」の原形とされる白みりんは1814年(文化11年)、流山の醸造家、2代目堀切紋次郎が開発したとされる。
白みりんはそれまでのみりんと比べて色が淡く、江戸の食文化の開花とともに調味料として広く定着していった。
 舞台劇は、流山おおたかの森高が「白みりん」を題材にした「白き魔術の継承者」、
野田中央高は「しょうゆ」をテーマにした「SHOU―TIME!」(ショータイム)の2作品。
いずれも脚本は流山市在住で、同市を舞台にした漫画「球世主!!」(双葉社)の原作者の一人、青木健生さんが書き下ろした。
 前者は奥手な男子生徒が、目立たなくても和食に欠かせない白みりんのような存在になりたいと望み、
後者は積極的な女子生徒が、海外でも親しまれている「しょうゆ」のように、世界的に活躍したいと願う姿がストーリーの柱。
各約50分のオムニバス劇に続き、二つの劇の登場人物の人生が交わるエピローグへとつながっていく。
 流山おおたかの森高の井上芹菜部長(2年)は「出演者の気持ちの変化や、劇に登場する実際の店も楽しんでもらえたら」、
野田中央高の吉村彩部長(同)は「夢を持つことのすばらしさを感じてもらいたい」と話している。
上演は、30日午後2時から流山市文化会館、31日午後4時から野田市欅(けやき)のホール。
入場無料。
総合演出を担当する県高校演劇連盟事務局次長の石山清貴さん(53)は「地元が誇る調味料をテーマに、
若い世代の等身大の姿を見てほしい」と話してる。
 問い合わせは流山市生涯学習センター(04・7150・7474)内の事務局へ。

8月27日東葛まにち
流山の「白みりん」と野田の「しょうゆ」を題材に地元の高校生演劇部が舞台化

30日流山市文化会館、31日野田市欅のホール
 流山白みりん誕生200年を記念して、若い世代に食卓を見直してもらおうと企画された高校生による「白みりん200周年記念演劇公演」が
8月30日流山市、31日野田市で開催される。脚本は流山市在住の人気漫画原作者として...活躍する脚本家・青木健生さんの書き下ろし。
 「白みりん」を題材にした劇「白き魔術の継承者」を県立流山おおたかの森高校演劇部が、
県立野田中央高校演劇部が「しょうゆ」を題材にした劇「SHOU-TIME」を演じる2部構成。エピローグは、主役の2人芝居。
 歴史を再現する固い舞台ではなく、悩みながら夢に向かって歩く等身大の高校生の青春をそのまま舞台化した。
 「白き魔術の継承者」では、流山で生まれ育った高校3年生の内気で空想にふける男の子が進路に悩んだ末、
子どもの時に初めて食べた「うなぎのかば焼き」のおいしさが忘れらず、和食に欠かせない「白みりん」の「白魔術」の魅力に気が付く。
「SHOU-TIME」は、名前も性格も男っぽい目立ちたがり屋の高校3年生の女の子。
世界に飛び出して、歌って踊れる女優になるのが夢だったが、オーディションに落ち自信を無くす。そんな時、実家の料亭がピンチに。
実家を手伝いながら、家族や友人に支えられ再び夢に向かい奮闘する。
エピローグで2人の見つけた道が重なるというストーリー。
 総合演出を手掛ける野田中央高校演劇部の石山清貴顧問は「アップテンポで楽しく、元気のいい脚本。
子ども達も飽きずに見られると思う。小中学生も楽しんでもらいたい」と語った。
 「SHOU-TIME」で主役の吉村彩さん(2年)は「悔いなく、全力でやりきって、いつもの舞台よりプロになったつもりで堂々とカッコよく演じたい」
とほほ笑んだ。
「白き魔術の継承者」主役の海老原征歩さん(2年)は「初めての主役で難しいけど、自分の性格と主人公は似ている。役に近づけるように頑張りたい」と話した。
▼公演=①8月30日14時開演(13時30分開場)。流山市文化会館ホール。全席自由。
②8月31日16時開演(15時30分開場)。野田市欅のホール小ホール。全席自由。両日とも入場無料。
 問い合わせ=04-7150-7474流山市生涯学習センター。

8月28日毎日新聞
名産題材に高校演劇白みりん誕生200年記念30、31日流山「みりん」と野田「しょうゆ」

 「白みりん」が誕生して200年になるのを記念し、流山おおたかの森高校と野田中央高校の演劇部員たちが今月末、
流山のみりん、野田のしょうゆと各名産を題材にした「白みりん200周年記念高校演劇」公演を両市で行う。
30日午後2時から流山市文化会館(同市加)、31日午後4時から野田市・欅のホール(同市中野台)と2日連続公演で、入場無料。
 みりんをテーマにした舞台は「白き魔術の継承者」と題し、隠し味のみりんに関心を持った男子学生が
「みりんを魔術のように使える料理人になろう」とする姿を描く。
 しょうゆをテーマにした「SHOU-TIME」では、元気いっぱいの女子学生が、いつか世界の舞台で活躍したいという夢と現実のギャップに悩む姿を
演じる。
 いずれも流山市在住の脚本家、青木健生さんが書き下した脚本で、最後に二つの物語を一つにする「エンディング」もある。
「みりん」の主役を務める流山おおたかの森高2年、海老原征歩さん(16)と「しょうゆ」のヒロインの野田中央高2年、吉村彩さん(17)が舞台で
2人だけになり、未来に向けた思いを語るーという流れだ。
 「白みりん」は1814年、流山市で誕生したとされる。開発した流山の堀切家は、しょうゆ醸造で知られるキッコーマン(野田市)の設立に参加。
2006年に分社化された流山キッコーマンで、現在も「マンジョウ本みりん」として製造を続けている。
流山市立博物館が企画展「流山のみりん」を開催するなど「白みりん200周年」を盛り上げようとさまざまなイベントが行われている。
 今回の演劇もその一環。
昨年末、ユネスコは「和食」を無形文化遺産に登録したが、「和食が食卓から遠のいている」と言われており、
演劇を通して若い世代に和食を見直してもらいたいとの狙いもある。
石山清貴実行委員長(県立高校演劇連盟事務局次長)は「2人の高校生が不安の中で進路を決めていくストーリーを演じます。
期待してほしい」とPRしている。(橋口正)

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白みりん200周年記念高校演劇 新聞掲載記事をまとめてみましたその①

2014-08-30 | イベント

高校演劇はいよいよ明日14時から流山市文化会館で公演します。
こんなにも多くのメディアが高校演劇に注目してくれています。 

7月25日ニューファミリー
白みりん200周年記念し演劇を上演「白き魔術の継承者」

高校野球が盛り上がる季節。高校生の熱い夏は、球児だけではありません。
流山市は、地元発祥の白みりん誕生200年を記念して、
流山おおたかの森高等学校と野田中央高等学校の演劇部メンバーが劇を上演。
みりんやしょう油を題材に、8月30日(土)14時から流山市文化会館で行われます。
なお、シナリオは市在住の脚本家、青木健生さん(入場無料)。内容は、みりんを知ることで卒業後の進路を見出す
青年の物語「白き魔術の継承者」(流山おおたかの森高校上演)
しょう油のようなオンリーワンを目指す女子生徒の姿を描いた「SHOU-TIME!!」(野田中央高校上演)の2話で構成されます。
白みりんや醤油を題材に演劇公演をします。
みりんが生まれたのは「おいしいものは京・大阪」と言われた江戸期。、
下総流山(流山市)の醸造技術がその常識に挑み、試行錯誤の末、見事全国で認められる
味に仕上げたそうです。同企画は、演劇を通じて若い世代に家庭の味や食卓を見直してもらうのが狙い。
歴史を再現する固い舞台ではなく、等身大の高校生の青春をそのまま表現します。

翌日16時から「野田市欅(けやき)のホールで再演。

 会場:流山市文化会館 (加1-16-2)
流鉄流山駅」徒歩8分
電話04-7150-7474

8月9日東京新聞
ゆかりの調味料題材に劇 流山市と野田市の高校演劇部

和食の味付けに欠かせない流山市ゆかりの「白みりん」、野田市特産の「しょうゆ」をモチーフにしたオリジナル劇を、
流山おおたかの森と野田中央の両高校演劇部が三十、三十一の両日に披露する。現代の高校三年生が悩みながら
夢に向かって歩み出す物語。生徒たちは本番に向け夏休み返上で稽古や衣装作りに奮闘している。 (飯田克志)

 二百年前に白みりんとも呼ばれる現在の透明なみりんが流山で誕生したことを記念した企画。
白みりんを開発した堀切家はしょうゆで知られる食品メーカー「キッコーマン」(野田市)の設立に参画しており、この二つの調味料を題材にした。
 流山おおたかの森はみりんの劇「白き魔術の継承者」、野田中央はしょうゆの劇「SHOU(ショー)-TIME」を公演する。
 漫画原作者として活躍する流山市在住の脚本家の青木健生さんが、生徒らを取材して新作を書き下ろした。
 「白き魔術」では、内気で空想しがちな男子生徒が、隠し味として和食に欠かせない魔法のようなみりんの魅力に気付く。
「SHOU」は、活発な女子生徒が国内外で親しまれるしょうゆのように世界での活躍を夢みる。
それぞれ悩みながら友達や家族の応援を受け、夢へと歩みだし、エンディングでは二人の道が重なるストーリーになっている。
 総合演出を手掛ける野田中央高校演劇部顧問の石山清貴さん(53)は「歌やダンス、笑い、ちょっとほろっとするところもあって、
楽しい劇」とアピール。
「SHOU」で主役の女子生徒を演じる二年生の吉村彩さん(17)は「調味料でしょうゆが一番大好き。気合を入れて練習して,
いい舞台にしたい」と笑顔で話した。
 劇は休憩をはさみ約二時間。三十日は流山市文化会館で午後二時開演。
三十一日は野田市欅(けやき)のホールで同四時開演。
入場無料。問い合わせは流山市生涯学習センター=電04(7150)7474=へ。

8月10日朝日新聞
地元の味題材に高校演劇

 地元特産の「白みりん」と「しょうゆ」を題材にした劇の合同公演に向け、流山おおたかの森高校と野田中央高校の演劇部員たちが、
夏休み返上で稽古に励んでいる。江戸時代の1814年、流山で本格的な生産が始まったとされる白みりん。その200周年を記念し、
今月末に両市で上演する。
 舞台は、白みりんを題材にした流山おおたかの森高の「白き魔術の継承者」、
しょうゆを題材にした野田中央高の「SHOU――TIME(ショー タイム)」の2部構成。
脚本は流山市在住のシナリオライター青木健生さんが担当した。
部員たちにどんな劇をやりたいか聴き、前者はアニメやファンタジーの要素を、後者はミュージカル的な要素を取り入れ...、脚本を書いたという。
 内気な男子高校生が、隠し味として欠かせないみりんのように、表に出なくてもなくてはならない存在になりたいと、
将来を考える「白き魔術の継承者」。元気で積極的な女子高校生が、
海外でも親しまれるしょうゆのように自分も世界の舞台にと夢見る「SHOU――TIME」。
野田中央高演劇部顧問で記念演劇公演実行委の石山清貴委員長は「高校生の今を切り取った内容。
テンポが良く、笑いや涙もあり、地元の多くの人たちに高校演劇を知ってもらう機会になれば」と話す。
 両校の部員たちはそれぞれみりんやしょうゆについて資料を集め、博物館を訪れるなどして下調べ。
今月上旬から立ち稽古に励んでいる。流山おおたかの森高校の井上芹菜部長(2年)は
「やりたいと話したことが取り込まれて劇になり、やりがいがある」。
野田中央高校の吉村彩部長(同)は「みんなに元気になってもらえるような舞台にしたい」。
 公演は30日午後2時から流山市文化会館、31日午後4時から野田市欅のホール。
入場無料。問い合わせは流山市生涯学習センター(04-7150-7474)。(小渕明洋) 

8月14日グッドモーニング
流山(みりん)&野田(しょうゆ)を両市の高校演劇部が2部公演


 今年は流山で白みりんが誕生して200年。様々な記念イベントが行われています。
 今月末に流山・野田両市の高校演劇部が特産のみりん・醤油を題材にした2部構成の演劇を公演します。
 第1部は流山おおたかの森高校演劇部が担当。夏休みに台本を受け取り、役を決めて公演に向けて猛特訓の毎日です。
脚本は流山在住の脚本家・青木健生さん。実際に高校で演劇部の生徒達にやりたいことをヒヤリングして書き上げた脚本です。
部長の井上芹菜さん(2年)は「演劇は、演じる人も裏方も全員で一緒に作り上げていくところが楽しいです」。
演劇部員の海老原征歩くん(2年)は「役の進路に悩むところが共感しています。
観ている人が引き込まれる舞台にしたい」と意気込みを語りました。
公演は、8月30日(土)14時~流山市文化会館にて。第1部は流山おおたかの森高校演劇部が「白き魔術の継承者」、
第2部は野田中央高校演劇部が「SHOU-TIME」(ショータイム)を演じます。
翌31日(日)16時~野田市欅のホールでも同公演あり。全席自由。
問い合わせ:白みりん200周年記念演劇公演実行委員会事務局04-7150-7474(流山市生涯学習センター)

8月18日千葉日報
青春キラリ 白みりん200年で舞台化 夏休み返上し稽古、合宿も

 みりんとしょうゆ。和食の代表的な調味料の製造は、県北西部の隣同士の市内で大規模に行われている。
みりんの流山、しょうゆの野田。今年は流山市発祥の白みりんが誕生して200年の節目の年。
そこで地域が生んだ調味料を芝居を通じてアピールしようと、両市それぞれの高校演劇部が立ち上がった。
30,31日に2部構成でオリジナル作品を上演するため夏休み返上で稽古に励む県立流山おおたかの森高校と
県立野田中央高校の部員らの姿を2回に分けてリポートする。まずは、みりんにまつわるお話から。
アニメを意識 流山おおたかの森高校演劇部(流山市)
 流山おおたかの森高校演劇部は1,2年生の部員17人で「白き魔術の継承者」を上演。
タイトルの「白き魔術」は“隠し味”として料理を引き立てる白みりんを表現し、「継承者」はみりんの魅力に気づき...
料理人の道を歩むことを決意する主人公の男子高校生の成長物語に掛けている。
 原作・脚本は流山市在住の脚本家、青木健生さんが担当。青木さんは同校を訪れ、
部員らに好きなものや演劇で表現したいことなどを事前にヒヤリング。
その結果、現代のアニメやゲームの世界観を意識した、現実と妄想が交錯する物語設定となった。
同部顧問の中村槙一郎教諭(28)は「生徒たちがやりたいように脚本を書いてもらえました。
リアルな演技だけでなく(アニメ風の)キャラが立つような立ち振る舞いに工夫を凝らしています」と話す。
アクションシーンも随所に盛り込み、せりふ回しも速い。高校生らしい弾(はじ)けた舞台になりそうだ。
地元ネタ随所に
 白みりん誕生の歴史や地域経済に与えた影響、調味料としての特徴などが登場人物のせりふを通じて語られる。
地元住民にも意外と知られていない白みりんの知識を演劇で分かりやすく伝える。
主人公の男子高校生を演じる2年生の海老原征歩君(16)は「みりんと流山の関係については今まで知りませんでした。
主役は初めてで精神的にきついですが、見てくれる人に楽しさが伝わるようにしたい」と意気込む。
現実の世界では優柔不断でひ弱な主人公が妄想の中では勇者となり、激しいアクションを展開。
役柄の切り替えを明確にすることを心掛ける。
 劇中、うな丼やブリの照り焼きなどみりんを使った料理が随所に登場したりする。
ウナギのキャラクターが現れる楽しい場面も。同部長で2年生の井上芹菜さん(16)は「料理を作りたくなる芝居。
みんなでアイデアを出し合って台本をさらに膨らませたい」と抱負を語った。
 野田中央高校との合同合宿も予定している。
 (松戸支局 日暮耕一)

8月19日千葉日報
青春きらり 歌とダンスに初挑戦 名産しょうゆテーマに音楽劇 野田中央高校演劇部(野田市)

 流山市の県立流山おおたかの森高校演劇部とタッグを組んで調味料がテーマの芝居に挑戦する野田市の県立野田中央高校演劇部は、
野田の名物「しょうゆ」を題材に1から3年生の部員22人で舞台を作り上げる。タイトルはしょうゆに掛けた「SHOUーTIME」。
笑いあり、涙ありの、歌とダンスを交えた青春ミュージカルになっている。
 原作・脚本は流山おおたかの森高校の公演「白き魔術の継承者」と同じ脚本家の青木健生さんが担当。
女優を目指す高校3年生の少女・黒川翔(しょう)が、仲間や家族の応援を受けながら自身の将来を見つめるストーリー。
部員が高校生らしい元気とパワーを生かして等身大で演じる。
「主人公の成長見て」...
 「もっとリアクションを大きく」「せりふは余裕を持って」-。
同部顧問、石山清貴教務主任(53)や部員のアドバイスが飛び交う立ちげいこには緊張感が漂う。
1シーンを何度も繰り返してせりふや表情、動作を確認し、本番に向けて日々完成度を高めている。
 見どころは主人公が遠藤舞芽子(大豆)や白瀬こむぎ(小麦)など、しょうゆの原料の名前を連想させる登場人物に囲まれ、
感情豊かに成長していく姿。
石山教務主任は「しょうゆはさまざまな材料が合わさって完成し、人間もいろいろな人に支えられ成長する。
見た人に希望を与える舞台。若者に見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
 せりふ中心の演劇には何度も取り組んできたが、ミュージカルに挑戦するのは初めて。
部員らは難しさも感じる一方で、「憧れていた」「楽しみ」と口をそろえる。
シリアスなシーンでは真剣な表情を見せていた部員も、ダンスになると満面の笑み。
全身を使った大きな動作で観客を魅了する。
醸造法や歴史学ぶ
 野田のしょうゆ醸造は17世紀に始まり、河川交通網の整備とともに発展。
郷土を代表する産品となり、現在では海外にも進出。同市の東武アーバンパークライン野田市駅周辺にはしょうゆの醸造会社が集まり、
駅を降りると「しょうゆの香りがする」(同部員)ほど、
 合同公演に向け、部員全員でしょうゆを使った料理を調べた。
しょうゆの醸造方法や歴史をあらためて学ぶ良い機会にもなったという。
 “しょうゆの野田”で生まれ育ったことに誇りを感じているという主人公役の2年生、吉村彩さん(17)は劇中でしょうゆを語るシーンを上げ
「好きだからこそ熱く語れる。来場者にしょうゆの良さや元気を伝えられる舞台にしたい」と張り切る。
 公演は2日間行い、両校が各日それぞれ上演する。流山公演は30日午後2時から、流山市文化会館ホール。定員800人。
野田公演は31日午後4時から、野田市欅のホール小ホール。定員330人。
いずれも入場無料、全席自由。問い合わせは白みりん200周年記念演劇公演実行委員会事務局?04(7150)7474。
(柏支局 加藤優)

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白みりん20周年記念演劇公演j:comテレビで

2014-08-28 | イベント

きょうのJ:COM東葛・葛飾の「デイリーニュース」はスタジオに青木健生先生が登場! 

若い人にぜひ、観ていただきたいと仰っていました。

相変わらずの照れた感じで、逆に誠実さが伝わるような感じでした。

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名産題材に高校演劇 白みりん誕生200年記念

2014-08-28 | イベント

今朝の毎日新聞に載っていました。

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