うちのシンクの隅には、据え付け型の浄水器がついている。
このマンションに入居して12年。
いろいろとガタが来て、浄水器の先端から水が漏れるようになった。
メーカーに修理を依頼したら、
部品代が3,980円で、出張費が9,450円かかるという。
試しにと思って聞いたら、
最初に3,980円で部品だけを取り寄せて、自分で修理を試みて、
無理なようならプラス9,450円で技術者を派遣してくれるという。
まずは自分で挑戦!
ゆうパックで送られてきた部品はこれだけ。
肝心要の「スピンドル」(下)
ハンドルを止めるねじとワッシャ(右)
ねじを隠すキャップ(左)
ハンドルの頭についてるキャップを開けてねじを回し、ハンドルを取る。
スピンドルを本題に固定しているリングを回し、
スピンドル本体を回して、浄水器から外す。
キャップの内側には、スピンドルを回すための「受け」がついてた。
スピンドルは、こんなもの。
右のぎざぎざの部分を回すと、左の穴が開け閉めされる仕組みのよう。
スピンドルをはめて,リングを留め、
ハンドルをねじで留めて、
キャップを被せればお仕舞い。
これは古い部品達。
12年もおですから、汚れてるね。
しんどいのは3カ所。
最初のねじを回すところと、
リングを回すところと、スピンドルを回すところ。
どこも経年でくっついてるんだよね。
前にお風呂のサーモスタットの部品を交換してくれた技術屋さんが言ってた。
「くっついているのは、叩けば取れます。」って。
逆に、そのまま回してたんじゃ、技術屋さんでも取れないんだって。
で、ねじはドライバーを当てて,ドライバーのお尻を金槌で叩き、
リングとスピンドルはスパナで挟んで、スパナをがんがん叩いたの。
そしたら、自分の力でも開けられたよ。
浮いた9,450円は…。
ビールの泡と消えました~。
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