日付がかわった「本日」、かみさんは夜勤で、2時間近く前に家を出ていった。
その更に1時間ほど前、かみさんが爆睡している中、22時過ぎに下の子がこんなことを言いだした。
「明日も試合なんだよね。ユニフォームの洗濯、どうしよう?」
私は冷たく、「お母さんが起きてるうちに言って、洗濯してもらわなかった自分が悪い。」
「必要なら、自分で洗濯して、干しなさい。」
「試合ってことは、お弁当は必要ないのか?」
子どもは続ける。
「朝7時45分に、家を出る。」
「お弁当もいるんだぁ。」
私は、
「そんな話を、こっちから聞かれるまで言わないヤツの言うことなんて聞かい。」
「朝ご飯も、3人の朝食分の量しかない。弁当がいるならご飯を炊きなさい。」
「どうしてもお弁当がいるなら、自分から『明日は何時何分に出発するので、お弁当を作ってください。』って、お父さんに頼みに来なさい。」
と応えた。
お米を研いで、炊飯器のタイマーをセットしたあと、下の子は神妙な顔つきで私のところへやってきた。
子ども:「明日も試合で、家を7時45分に出ます。1日なのでお弁当を作ってください。」
飲兵衛:「わかった。」
23時半頃に洗濯が終わり、その後ユニフォームなどを干し、寝床に着いた下の子。
明日の試合では、使い物にならないかもしれない。
でも、それも自分の責任。
分かってくれるかなぁ…。
いけない!
上の子は「7時に家を出る。」って言ってたっけ!
俺も早く寝なくちゃ!
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