職場からの帰り道。
自転車のペダルを踏みながら、「冷蔵庫にビールがない!」ことに気付いた。
普段なら帰宅途中にあるコンビニで買っていくところなのだが、そのコンビニ、お酒の種類が少ない。
それにプラスして、コンビニ故に値段が高いのと、昨日も寄ったのと…。
諸々の理由によりコンビニを避け、ほんの少しだけ遠回りになるスーパーへ寄ることにした。
家に電話を掛け、その旨を伝えると、電話に出た上の子が、
「明日試合で弁当がいるから、パンを買いたい。スーパーの前で待ってるから。」
という。
大会を勝ち進んでいくと、平日でも学校の授業そっちのけで、部活の試合がある。
上の子が言うのは、
「弁当だけじゃ足りないから、おやつ代わりのパンを買いたい。」ってことなんだよね。
スーパーで買い物をしだしたら、上の子は次から次へと、籠の中へ商品を入れていく。
「お母さんに○○を買ってくるように言われた。」
「明日の弁当に入れてもらいたいものがあれば買ってきていいよ、っていわれた。」
と言いながら…。
「嵌められた!」
と思っても、既に後の祭り。
「自分の飲むビールと、子どもが持って行く菓子パン代」
くらいにしか考えていなかった自分には、
「財布の中身のダメージ」以上に、
「精神的なダメージ」が大きかった。
かみさん、明日の弁当作りに備えて(?)、爆睡中です。
こうなると、
「悔しいから、子どもの弁当、俺が作る!」
って思っちゃうんだけど、
かみさんからすれば「してやったり!」
ってかんじなんだよね。
くっそ~!
どっちも悔しい!
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