幕末維新文献のお値段
昨日電話した、久坂ファンの男性。
久坂さんに関する出版物だったら、あまりにも高価な古書をのぞいて、たいていのものはお持ちです。
『久坂玄瑞全集』は、たしか、私と同じ時期に買われたのではないかと思います。
というのも、昭和9年発行の『久坂玄瑞全集』は、古書店で、ものすごい値段がついていたのです。よくは覚えてないのですが、10万近かったかと思います。当初に出した部数が少なくて、希少価値が出ていたんでしょうね。
昭和53年に、徳山のマツノ書店さんが復刻しておられたようなのですが、それも限定五百部だったため、ほとんど古書店に無く、入手不可能に近かったのですが、平成4年、再びマツノさんが、限定600部で出されて、ようやく手に入れました。
現在ではさらに再版され、簡単に手にいるようになっているみたい、ですね。
現在、悩んでいるのは、『世外井上公伝』です。
モンブラン伯王政復古黒幕説
上に書いておりますように、井上武子夫人について調べていまして、『世外井上公伝』に出てくる書簡などに、彼女のことが見えるようなのですね。
これが、原書房で復刻はされているのですが品切れ状態な上に、もともとが高価でして、一冊18000円の全5巻で10万近いんです。
他に、武子夫人の伝記がないかどうかも含めて、国会図書館ででもあさってみた方がよさげ、ですね。
井上武子夫人については、下のページにも書きました。
鹿鳴館と伯爵夫人
中井桜洲の伝記は、古本で手に入れたのですが、武子さんのことは載ってないですねえ。
もう一つ、欲しい、といいますか、見たい本が、あります。
『革命期・19世紀 パリ市街地図集成』 柏書房発行 地図資料編纂会編集
近代都市地図の最高傑作といわれる「ヴェルニケ図」、カフェやポストの位置まで記入した「ペロー図」、オスマンのパリ大改造プランを示すはじめての「行政区分図」の3種類の地図を収録。詳細な解説と補訂を付した本格地図資料。*
本書は、全3時期のパリ市街地図を写真復刻し、年代順に1冊に集成したものである。
ヴェルニケ図
Plan d'Edme Verniquet
1791年(総72枚+索引図。縮尺1/1734。本書収録×0.76 74丁)
パリ市街図の最高傑作。精確な三角測量が実施され、後世のほとんどの市街図のモデルとなった。
行政区分図
Atlas administratif des 20 arrondissements de Paris
1868年(総16枚+全体図2枚、縮尺1/5000。本書収録×0.68 カラー21丁)
初の公的実測行政区分図。街区・教区の境界、主要地点の標高等がカラーで示されている。
ペロー図
Plan de Perrot
1834年(総48枚+索引図。本書収録×1.2 55丁)
1830年代初めのパリ12区を各街区(48街区)ごとに作図した区分図。7月王政当初の情報が満載。
しかし、値段が14万。しかも、見たいページはわずか。
やはり国会図書館ですかしらねえ。
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昨日電話した、久坂ファンの男性。
久坂さんに関する出版物だったら、あまりにも高価な古書をのぞいて、たいていのものはお持ちです。
『久坂玄瑞全集』は、たしか、私と同じ時期に買われたのではないかと思います。
というのも、昭和9年発行の『久坂玄瑞全集』は、古書店で、ものすごい値段がついていたのです。よくは覚えてないのですが、10万近かったかと思います。当初に出した部数が少なくて、希少価値が出ていたんでしょうね。
昭和53年に、徳山のマツノ書店さんが復刻しておられたようなのですが、それも限定五百部だったため、ほとんど古書店に無く、入手不可能に近かったのですが、平成4年、再びマツノさんが、限定600部で出されて、ようやく手に入れました。
現在ではさらに再版され、簡単に手にいるようになっているみたい、ですね。
現在、悩んでいるのは、『世外井上公伝』です。
モンブラン伯王政復古黒幕説
上に書いておりますように、井上武子夫人について調べていまして、『世外井上公伝』に出てくる書簡などに、彼女のことが見えるようなのですね。
これが、原書房で復刻はされているのですが品切れ状態な上に、もともとが高価でして、一冊18000円の全5巻で10万近いんです。
他に、武子夫人の伝記がないかどうかも含めて、国会図書館ででもあさってみた方がよさげ、ですね。
井上武子夫人については、下のページにも書きました。
鹿鳴館と伯爵夫人
中井桜洲の伝記は、古本で手に入れたのですが、武子さんのことは載ってないですねえ。
もう一つ、欲しい、といいますか、見たい本が、あります。
『革命期・19世紀 パリ市街地図集成』 柏書房発行 地図資料編纂会編集
近代都市地図の最高傑作といわれる「ヴェルニケ図」、カフェやポストの位置まで記入した「ペロー図」、オスマンのパリ大改造プランを示すはじめての「行政区分図」の3種類の地図を収録。詳細な解説と補訂を付した本格地図資料。*
本書は、全3時期のパリ市街地図を写真復刻し、年代順に1冊に集成したものである。
ヴェルニケ図
Plan d'Edme Verniquet
1791年(総72枚+索引図。縮尺1/1734。本書収録×0.76 74丁)
パリ市街図の最高傑作。精確な三角測量が実施され、後世のほとんどの市街図のモデルとなった。
行政区分図
Atlas administratif des 20 arrondissements de Paris
1868年(総16枚+全体図2枚、縮尺1/5000。本書収録×0.68 カラー21丁)
初の公的実測行政区分図。街区・教区の境界、主要地点の標高等がカラーで示されている。
ペロー図
Plan de Perrot
1834年(総48枚+索引図。本書収録×1.2 55丁)
1830年代初めのパリ12区を各街区(48街区)ごとに作図した区分図。7月王政当初の情報が満載。
しかし、値段が14万。しかも、見たいページはわずか。
やはり国会図書館ですかしらねえ。
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