トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

SONGS/スティング特集

2017-01-15 21:40:09 | 音楽、TV、観劇
 今年1月12日放送のNHK『SONGS』に、スティングが初登場した。番組タイトルは“65歳のロック魂”と銘打ち、NHKの公式サイトではこう紹介している。 「イギリスが生んだ世界的ロックスター、スティングがSONGSに初登場。今回、NHKの101スタジオでスペシャルライブを披露した。大ヒット曲3曲『孤独のメッセージ』『見つめていたい』『イングリッシュマン・イン・ニューヨー . . . 本文を読む
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イスタンブルで朝食を その③

2017-01-11 22:10:08 | 読書/ノンフィクション
その①、その②の続き 意外なことにイスラエルでは、欧米諸国に比べてもベジタリアン率やヴィーガン率が高いそうだ。カインとアベルの神話から、ユダヤ教徒はヤハウェと同じく肉に目がなく野菜にはそっぽを向く、と何となく思っていたが短絡的すぎた。作者はベジタリアンのユダヤ人に、ベジタリアンとカシュルート(ユダヤ教の食事規定)との関連を訊ねている。 多くのは日本人は、食物の禁忌の多い宗教というとイスラム教やヒン . . . 本文を読む
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イスタンブルで朝食を その②

2017-01-10 21:10:24 | 読書/ノンフィクション
その①の続き 現代では定住民が殆どのトルコ人だが、騎馬民族の末裔ゆえか、基本的には肉食系なのだ。メインディッシュ用の肉で最も人気なのは仔羊肉で、鶏肉やマトン肉、牛肉が続く。飲酒癖に定評があるトルコ人でも、豚肉はやはり食べない。 これまた騎馬民族の伝統なのか、チーズやヨーグルトなどの発酵型乳製品は、食材として広く食べられている。ヨーグルトという言葉自体、トルコ語の「ヨウルト」に由来しているそうだ。ト . . . 本文を読む
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イスタンブルで朝食を その①

2017-01-08 21:43:14 | 読書/ノンフィクション
 昨年末、『イスタンブルで朝食を』(サラーム海上(うなかみ)著、双葉文庫)を読了した。「オリエントグルメ旅」のサブタイトルどおり、著者の中東紀行エッセイ。河北新報の新刊案内でこの本を知ったが、コピーにはこうあった。―トルコ、レバノン、モロッコ、イスラエルなど中東各地の旅で出会った絶品グルメと家庭料理を紹介。オリエント・グルメレシピ36品収録!  トップ画像は表紙からだが、このカラフルな色彩の食品 . . . 本文を読む
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新年の御挨拶と占いのお話

2017-01-03 21:11:12 | 私的関連
皆様、新年明けましておめでとうございます!新年をいかが過ごされているでしょうか。  去年と同じく今年の仙台は好天に恵まれ、穏やかな元日となりました。初詣に行ったのは朝7時前でしたが、結構若者の姿が目につきました。合格祈願もあるのでしょうけど、若い方が初詣するのは嬉しくなります。今年も拙ブログをご贔屓して頂けたなら、ブロガーにとって幸いなことはありません。本年も何卒宜しくお願い致します。  初詣 . . . 本文を読む
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年末のご挨拶

2016-12-29 22:10:10 | 世相(日本)
 今年もあと2日で大晦日を迎えます。皆様にとって今年はどのような年だったでしょうか?私には昨年と同じく、可もなく不可もない一年でしたが、何とか平穏な暮らしを送れるだけで有難いと言えるのかもしれません。日本も今のところ、大きな混乱は起きていません。 しかし世界情勢は、今年も波乱続きの年でした。6月23日に英国で実施された国民投票でEU離脱派が勝利したことは、今年前半最大級の出来事でした。そして11月 . . . 本文を読む
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イスラエル大嫌い! その②

2016-12-27 22:10:09 | 世相(日本)
その①の続き 拙ブログと相互リンクしている「電脳東京雑記」管理人Marsさんのツィッターでは、欅坂46のナチス風コスプレ騒動で幾つかのツイートやリツイートがあり、少ならかぬ関心を示している。以下は彼のツイートから。「自称人権団体といっても、やっている事は人権弾圧だし、反ナチスといっても、やっている事はナチス並みだし」(11.1)「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。ナチス憎けりゃ服や帽子どころか、似ているも . . . 本文を読む
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イスラエル大嫌い! その①

2016-12-26 21:41:54 | 世相(日本)
 2000年末、エジプトで発売され大ヒットした曲がある。歌ったのはシャーバーン・アブドッラヒームという男性で、曲名はズバリ、「イスラエル大嫌い!」。その一部歌詞を紹介したい。「イスラエル大嫌い!聞かれりゃそう言う たとえ殺されたって 牢屋に入れられたって ホスニー・ムバーラク(当時のエジプト大統領)大好き!彼は心が広い 彼が何かをする時は 何時だって用意周到だ」  折しもパレスチナで第2次インテ . . . 本文を読む
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スポットライト 世紀のスクープ 15/米 トム・マッカーシー監督

2016-12-23 21:40:19 | 映画
『スポットライト 世紀のスクープ』のDVDを、先日見た。仙台で上映されていた映画館のHPでは、この作品を次のように紹介していた。 「巨大権力の“大罪”を暴いた衝撃的なスクープ、そしてそれを報じた地方新聞の記者たちを描く社会派ドラマ。2002年、ボストン・グローブ紙が特集記事《スポットライト》でカトリック教のおぞましい不祥事を報じた。記者たちはいかにして教会というタブーに切り . . . 本文を読む
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虚言で国会議員を辞任した女 その④

2016-12-18 21:10:12 | 世相(外国)
その①、その②、その③の続き アヤーンのような女性は一般にはフェミニストと見なされるが、彼女の主張には欧米のフェミニズムを動揺・困惑させる要素も含まれているらしい。少なくとも政治的にはフェミニスト陣営に都合の悪い議論、または直接フェミニズム批判を行うことが多くなっているらしい。 しかし欧米、特に米国ではフェミニズムの言説は最左派の第三世界主義者から、極右の欧米中心主義者までの広い範囲の立場によって . . . 本文を読む
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虚言で国会議員を辞任した女 その③

2016-12-17 21:10:06 | 世相(外国)
その①、その②の続き 池内氏がアヤーンと会ったのは、米国の保養地で行われた、とあるイベントに参加した時だったという。米国や西欧では夏休みの季節に政治や外交、学界のエリート保養地に集まり議論する催しが数多く、そういう処でコネクションが作られ、議題が定まり、共通認識が形成されているそうだ。 参加者の圧倒的多数が白人、WASP、ユダヤ系であり、そこに「多様性」とやらのアリバイ作りのため、氏のような全くの . . . 本文を読む
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虚言で国会議員を辞任した女 その②

2016-12-15 22:10:19 | 世相(外国)
その①の続き オランダから追放されたかたちとなったアヤーンだが、早々に米国に招かれ、保守派シンクタンクAEI(アメリカン・エンタープライズ・インスティチュート)研究員として迎えられた。翌年には永住権も取得しており、かなり早すぎる。 アヤーンが欧米世界で名声を得たのは、彼女が行うムスリム女性の権利の主張そのものよりもむしろ、その主張が引き起こした騒動の方によってらしい。彼女の主張の中核部分は、欧米の . . . 本文を読む
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虚言で国会議員を辞任した女 その①

2016-12-14 22:10:09 | 世相(外国)
 11月25日付河北新報の第23面(社会・総合)に、「小泉八雲は「二重国籍」」という大見出しの記事があった。他の見出しには、「日本人と結婚、英が無国籍離脱認めず」「愛知学院大・竹下教授が発表 未公開書簡で詳細判明」とある。件の論文を発表したのは愛知学院大の竹下修子教授(家族社会学)で、24日までにこの説を明らかにしたそうだ。  試に“竹下修子”で検索したら、「愛知学院大学 . . . 本文を読む
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日本人とクジラ展

2016-12-09 21:10:16 | 展示会鑑賞
 東北歴史博物館の特別展『日本人とクジラ』を先日見てきた。宮城県には捕鯨基地の鮎川港(石巻市)があり、特別展を博物館のHPではこう紹介している。 「四方を海に囲まれた日本列島に住むわたしたちは、古くから海とのかかわりを持ち、多くの恵みを海から授かってきました。「クジラ」もそうした授かり物のひとつで、その歴史は長く、古くは縄文時代まで遡ることができます。なかでも、宮城県は近代捕鯨の中心的基地をかか . . . 本文を読む
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サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 その④

2016-12-04 21:10:09 | 読書/ノンフィクション
その①、その②、その③の続き その②には mottonさんから次のコメントがあり、日本と比べてみるのも一興だろう。「ヤルタ協定とサンフランシスコ平和条約みたいなものですね。(というか、ドイツと組んだ同盟国の分割という意味でそっくり。)分割された側のトルコや日本は条約にのみ従っており(協定は無効だから帝国領土を復活せよなんて言わない)、秘密協定は歴史的意味しかありません…」  中東問 . . . 本文を読む
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