私が高校生の頃はみんな当たり前にラジオを聴いていた。
ビートたけしさんのオールナイト日本などは毎週楽しみにしていたし
、FM放送はすごくいい音で特に海外の音楽が楽しめた。
先日、本名さんとモンゴルさんがやったライブのMCで、
「軽音楽をあなたに」という番組の話題がでて、とても
懐かしかった。
忘れもしない高校1年の5月頃、ちょうど中間テストの期間で
部活動がやすみだったので、その番組を夢中になってきいていた。
アンリ菅野さんのさわやかな声。
その日はブルースを特集していた。
いままで聴いたこともないような音楽、名前も知らない人ばかりだった。
そのラジオ番組は録音していてその後何年もずっと聴き返したものだ。
いまになって思うと、B.B. King、アルバート・キング、アルバート・コリンズ
ルーリー・ベル...。
なんともゴージャスな面々。
その第一曲目にながれたのが、ルーリー・ベルが歌った、
Honest I do(原曲はジミー・リード)だった。
…なんという、ゆるいうた!かったるい歌。
サックスの音がいやらしい…、いやだ…。
それが第一印象だった。
このテイクはアルバムにもなっていて、しかもこのバックを
小出斉さんや松本照夫さんが担当していることをしったのは、
それから10年後のことだ。
何たるご縁、その松本照夫さんともご一緒させていただいた
こともある。あまりに雲の上の人ゆえ、なんにもいえねぇ!!
なによりも驚くことは、私がルーリー・ベルの大ファンになって
しまったということだ。
ブルースにのめり込む生活を送るようになってから、
彼のアルバムは死ぬほどきいた。何回かこのブログでも紹介しているのだが、
特に彼の父である、キャリー・ベルといっしょにプレスしたアルバムは
本当にすばらしいものが多い。
実際、自分のライブでもこの人の歌はよく歌った。
カセット・テープをあまり使わなくなって、ラジオから録音したそのテープも
引っ越しやらなにやらで、どこにあるのかもわからなくなっていた。
先日、ベーシストの山口さんが、このCDを購入されたという情報を得たので
さっそく「貸して!」コールを出し、帰宅後すぐに聴いてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a8/4018e1d5e6e12fbb19eca3333f04b7ab.jpg)
『Lurrie Bell/The Blues Caravan Live at Pit Inn 1982』
うーん、すばらしい!
人間の記憶とは実にいい加減なものだ。高校生の時、はじめてきいた瞬間
あれほど「いやだ」と思ったのに、いまではこのアルバムをきくと、
ラジオにむかって、決してこの期を逃すまいと必死になってカセットテープを
しこんでいた時のことが、まどに差し込む光の記憶とともによみがえってくる。
最近では時間があると自分の何百枚にもおよぶレコード・コレクションを
まさぐって時間を過ごすことも多くなってきた。
意識しないと、どうしてもコンピュータの音源にばかり頼ってしまって、
大切な何かを失いかけていたことに、ふと気づいた…。
それにしても、いまだにB.B.Kingの「Live at Regal」が見つからない、
困ったものだ(笑)。
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト
ビートたけしさんのオールナイト日本などは毎週楽しみにしていたし
、FM放送はすごくいい音で特に海外の音楽が楽しめた。
先日、本名さんとモンゴルさんがやったライブのMCで、
「軽音楽をあなたに」という番組の話題がでて、とても
懐かしかった。
忘れもしない高校1年の5月頃、ちょうど中間テストの期間で
部活動がやすみだったので、その番組を夢中になってきいていた。
アンリ菅野さんのさわやかな声。
その日はブルースを特集していた。
いままで聴いたこともないような音楽、名前も知らない人ばかりだった。
そのラジオ番組は録音していてその後何年もずっと聴き返したものだ。
いまになって思うと、B.B. King、アルバート・キング、アルバート・コリンズ
ルーリー・ベル...。
なんともゴージャスな面々。
その第一曲目にながれたのが、ルーリー・ベルが歌った、
Honest I do(原曲はジミー・リード)だった。
…なんという、ゆるいうた!かったるい歌。
サックスの音がいやらしい…、いやだ…。
それが第一印象だった。
このテイクはアルバムにもなっていて、しかもこのバックを
小出斉さんや松本照夫さんが担当していることをしったのは、
それから10年後のことだ。
何たるご縁、その松本照夫さんともご一緒させていただいた
こともある。あまりに雲の上の人ゆえ、なんにもいえねぇ!!
なによりも驚くことは、私がルーリー・ベルの大ファンになって
しまったということだ。
ブルースにのめり込む生活を送るようになってから、
彼のアルバムは死ぬほどきいた。何回かこのブログでも紹介しているのだが、
特に彼の父である、キャリー・ベルといっしょにプレスしたアルバムは
本当にすばらしいものが多い。
実際、自分のライブでもこの人の歌はよく歌った。
カセット・テープをあまり使わなくなって、ラジオから録音したそのテープも
引っ越しやらなにやらで、どこにあるのかもわからなくなっていた。
先日、ベーシストの山口さんが、このCDを購入されたという情報を得たので
さっそく「貸して!」コールを出し、帰宅後すぐに聴いてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a8/4018e1d5e6e12fbb19eca3333f04b7ab.jpg)
『Lurrie Bell/The Blues Caravan Live at Pit Inn 1982』
うーん、すばらしい!
人間の記憶とは実にいい加減なものだ。高校生の時、はじめてきいた瞬間
あれほど「いやだ」と思ったのに、いまではこのアルバムをきくと、
ラジオにむかって、決してこの期を逃すまいと必死になってカセットテープを
しこんでいた時のことが、まどに差し込む光の記憶とともによみがえってくる。
最近では時間があると自分の何百枚にもおよぶレコード・コレクションを
まさぐって時間を過ごすことも多くなってきた。
意識しないと、どうしてもコンピュータの音源にばかり頼ってしまって、
大切な何かを失いかけていたことに、ふと気づいた…。
それにしても、いまだにB.B.Kingの「Live at Regal」が見つからない、
困ったものだ(笑)。
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