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ポピー

2010-08-31 17:45:57 | 日記
先日、ブログで猫の集合写真を掲載したら、閲覧者数が倍になった。
その勢いは2、3回更新をした現在も続いている。

せっかくつかんだ読者数を落とすまいと今日も猫の記事を書く。
(たまには翻訳のことも書かないとね。)

先日の記事で「ポピーの発情」について書いたが、
そのポピーも今はすっかり落ち着いて仕事場のテレビの上で
くつろいでいる。



100匹の猫がいれば100の性格があるのは人間と変わらないのだが、
こいつはいちばんオープン・ハートである。
いつも、家の中のそこいらにちらばっている猫ども(他3匹)に
ちょっかいを出しては、まるで虫のように家中を動き回っている。
時々、「ポピーには心があるのだろうか?」と思うくらい無心で動き回る。

コーヒーが嫌いで、コーヒーを飲みながらくつろいでいる私のところに
わざわざやってきて、「いやん、いやん」の仕草をする。
「いやん、いやん」の仕草とはあのトイレの後のウンチとかを埋める、
砂かけの仕草である。
だったら、私のところにこなきゃいいのに、と思うのだが、わざわざ
やってきては、「いやん、いやん」をやる。
そして、私には一切あまえることもなく、スタタタタっと去ってゆく。
以前などはコーヒーカップに突進してきて、「いやん、いやん」を
やったものだから、カップが床におちて、割れてしまった。

いろんな生き方があってよいが、ポピーは鼻で生きている。
すべての行為をまず鼻から始める。

あと、ビニール性のヒラヒラしたものが好きだ。
買い物袋のとってを食いちぎってしまう。
買い物から帰って、すぐトイレにいって戻ってくる頃には
すでに食いちぎっていて、買い物袋をもちあげようとすると
スルっとはずれて、腰が抜けそうになる。
以前などは梱包用のビニール紐を飲み込みはじめたので、
あわてて、ひっぱり戻そうとしたら、口の中からあれよあれよと
出てきた。まるで口の中からながーい国旗の連なりを出す手品師
(ドリフのギャグであったね。)みたいなことになり面白かった。
そーっと出してやらないと、苦しそうなので慎重にやらなきゃいけない。
胃カメラを飲んでるようなもんだからね。

ともあれ、他の3匹はお客さんがくると一目散に隠れてしまうのに、
ポピーは興味深々でよっていく。

以前などは電話の配線工事のお兄さんが来ていて、
隣の部屋から楽しそうな笑い声がきこえてきたので、のぞきにいったら
なんと、配線ケーブルでお兄さんと遊んでいた。

「仕事せんかい、このボケ!」

といいたいが、そういう姿が微笑ましくもあり、ついそのお兄さんに
猫自慢をしてしまった。

まあ、電話はつながっているので、仕事はしてくれたようだ。

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シンプルさ

2010-08-30 18:08:09 | 日記
今日はOMTの今期の法人税等の支払いを終えた。
今回は初めてということで税理士の先生にほとんどの処理を
やってもらった。あとでしっかり教わらなきゃ。

自転車操業にはかわりはないけどなんとか、借金をしないで
やってこれた。うちの支払いは2カ月先なので、毎月あと2カ月、
あと2カ月という感じでやってる。
正直、精神的に疲れることもあるけど、お客さん、翻訳者の人たち
協力者の人たちの援助でなんとかやってきた。
だからこれからもがんばる。

がんばるといっても「頑張る」(頑固に意地を張る)のではなく
「顔晴る」(晴々とした顔で楽しくやってゆく)つもりだ。

日本一の金持ちである斉藤一人さんの本(正しくは舛岡はなえさんの本)
『斉藤一人◆15分間◆ハッピーラッキー』(三笠書房)に書いてあることだ。

ビジネスの世界では、自称「商人」の斉藤一人さんはある種異質なのかも知れない。
でも斉藤一人さんの教えは非常にシンプルで、たった今からでも実践可能なことだ。
あの人のすごさは、シンプルな発想で楽しく、そして成功し、豊かにそして幸せに
生きていることだ。

そのシンプルさは仏前に手を合わせる行為に等しいと思っている。

たとえシンプルであっても「自分のやり方」でやり続けた奴が勝つ、そう信じる。

イチロウ選手のあのスイングは岡本綾子さんのゴルフスイングを参考にしたものらしい。
私のような「ダウンスイングの大切さ」を教わった元野球少年には想像もつかない。
彼の練習方法は幼少の頃から人とちがっていたらしいし、練習量も半端ではないだろう。
彼が夜中にTバッティングを延々とやり続けていることは有名である。

サッカーの中田選手が最も大切にするのは「基本のパス練習」だ。
ベルマーレ平塚に所属していた頃は居残りでずっとやっていたらしい。

天才はシンプルなエクササイズから無限の可能性を引き出すものだ。

ロッカーの甲斐よしひろさんやテクノの小室哲哉さんはいつも同じコード進行から
あれほど多彩な曲を作り上げる。

そして、私。はっはー! 私は天才ではないので…。

でもシンプルではあるかな。

「偉人に胃弱が多いとて、胃弱が偉人とは限らん。」(笑)

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焼き肉

2010-08-29 13:12:32 | 日記
今日は焼き肉の日らしい。
8月29日で「やきにく」という100%ごろ合わせからきていると思うが、
そういえば以前、

夏は焼き肉食べ放題(なーつは、やーきにく、たーべほーだーい)
という歌があった。この「たーべほーだーい」ということろが
リフレインになっていて「ヨーデル調」で歌うわけである。
私自身は、ヨーデル調で焼き肉のことを歌うというそのギャップが
おもしろくて好きだったが、ちっとも流行らなかったようだ。

たぶんバラクーダだったと思うな。
あの、「四月はお花見で酒が飲めるぞー」と酒を飲む理由を12カ月分
歌い切るという、ふざけた歌を歌っていた人たち。
その時はヒットしたんだけどね~。

ところで先の「焼き肉食べ放題」の歌をあのケント・フリックに
教えたら、えらいうけてた。

彼とは最近音沙汰がないが、実はバンド友達だ。ドラムがすごくうまい。
今でもFM横浜でバリバリしゃべっているが、楽屋にいても
ツアーで移動中もあんな状態で喋りまくっている、真の芸人である。
しかもその話がちょー面白い。
演奏の休憩時間に彼の話をきいてあんまりおかしくて2ステージめが
メタメタになってしまったこともある。

彼にドラムソロがいくと、ドラム楽器だけでなく、マイクスタンドや
床やらいろんなところを叩きはじめて、そして最後にマイクを握り
めちゃくちゃリアルな爆発音を出すという、はなはじめさんも真っ青な
パフォーマンスをやった。

最近では自分の喉だけで、バーカッシブなサウンドを出す人をちらほら
みかける。
どんつくつとん、ととととつとん…みたいなやつ(ひらがなでかくと御神楽みたいだ)。
多分、20年以上も前からケントはあの芸をやっていたので彼が先駆者なんじゃないか。

いっぺん彼にデモをやってもらったことがあるのだが、彼は声帯を震わしたり
2重に声を出したり、ちょっと目の前でやってもらっても、どうなっているのか
さっぱりわからない手品みたいなことをやる。

新幹線がホームに到着し、駅員がマイクでしゃべり、プルプルーと音がなって
再び新幹線が動き出すところを、同時にしかもたった一人でやってのけたのには驚いた。
こいつは変人だ、と思った。


随分と余計な話をしてしまったが、
今日が焼き肉の日とあっては、やはり焼き肉が食べたい。

私など野菜がこんなふうに高騰していると、

「なんでホウレンソウがこんなに高いんだ!」

とスーパーで激昂してしまい、料理のはりあいもなくなるしね。

確かにお肉を食べた翌日は体にパワーがついた気がするし、
不景気でクサクサした気分を吹き飛ばしてくれるかもしれない。

よし! 肉を買いに行こう。


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猫ものがたり

2010-08-28 14:59:34 | 日記
最近読んだ本、『東京島』(桐野夏生)。

この話も映画化されたらしいが、映画では清子役は女優の木村多江さんが
やられるらしい。その他ワタナベ役は窪塚さん。
ミスマッチな感じがしなくもないが、映画は映画の「やり方」というものが
あるから一度、観に行くのもいいかなと思っている。

いずれにしても原作はとても面白かった。
この本も寝る間を惜しんでほぼ1日で読んでしまった。



私がいうのもなんだが、桐野さんはとても力のある作家だと思う。
登場人物中、キーマンとなる人たちのすべてがとてもいきいきと
表現されているし、当初短編のつもりで書いたということを微塵も
感じさせない貫徹した世界観とユーモアが、読者を現実とはまたちがう
世界にひきこんでしまう。

あらすじなどはネットをみればいくらでも調べられるだろうから
いちいち書かないが。要するに無人島に取り残された23人の男が
一人の女性を奪い合う話だ(簡単すぎるやろ!)

私が今書いている小説『猫ものがたり』と似ていなくもない(笑)。

<猫ものがたりのあらすじ>


ある日の平和が、


一匹の猫の出現によって、もろくも崩れてしまった。


しかし、3分後には3匹なかよくホットカーペットでくつろぐのであった。

めでたし、めでたし。

クロがいかにでかい猫であるかがよくわかる。
しかしちっとも面白くないストーリーだ(断筆宣言)。


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小沢氏の出馬

2010-08-26 17:52:43 | 日記
物事を成し遂げるには「意志」は重要だと思う。

昨年会社を立ち上げてから、ずっと苦しい状態が続く。
99%の会社は設立から1年で消えてしまうという。
自分はそうならないように、がんばっている。そしてなんとかやっている。

翻訳業は景気に左右されやすい業種だと思う。でも会社を立ち上げた以上、
景気や政治の動向に左右されないような強い会社を作りたいと思う。

それでも正直、この先どうなるかはわからないと思っている。
厳しい時代なので、これからも翻訳業界では生き残れる会社と淘汰されてしまう
会社の二極化は進むと思う。

でもなんとかなるさ、と思うことにしている。
なぜなら自分には「意志」があるからである。また「夢」があるからである。

100年に一度というわれる大不況の中、会社を立ち上げることについて
周りからは、いろいろいわれた。

「なぜ今なんだ?」と。

だけど、自分には「今」しかなかったのである。

勤めている会社の業績がおちたから、とか不景気だから、とか
そんなことはどうでもよいことだ。

私は自分の意志で今を選んだだけのことである。

そんなわけで、いまでもガンガン営業活動をやっている。
もちろん、顧客ゼロからのスタートなのだから当たり前といえばあたり前だが、
お客さんとお話して気がつくことは、最近翻訳業界もめっきり勢いがなくなった
ことである。

以前だったら、「えーっ! 翻訳会社!?、また来たの?」といわれるくらい
いわゆる営業合戦が盛んだった。

今、多くの翻訳会社が新規営業はやらず、既存顧客のみで確保した利益を
人員削減の中で必死に守っているという状況なのだろう。

以前ほど新規獲得は簡単ではなく、非効率極まりないといえばそのとおりだと思う。
そして私は耐えしのぶ意志、というものがあってもよいと思っている。

しかし、私は「攻めの意志」を貫きたいと思う。だいたい守るものは
ほとんどないしね(笑)。

かといって、じゃあ自分にとって今がチャンスかといえば、苦しい状況は相変わらずで、
それだからこそ、自分の「意志でやっている」といいたいわけである。
だんだんいいわけがましくなったのでこの辺でやめておこう。


ところで今日小沢氏が代表選への出馬を表明した。

異常気象、自然災害、列車、バス、航空機事故などが相次ぐなか、世界は大変な
ことになっている。にもかかわらず、日本のマスコミがとりあげるのは、
民主党内の派閥争い、誰と誰が軽井沢で会合したとか、育児放棄とか、役所の怠慢とか、そんなのばかりだ。

しかし、小沢氏は「なぜ今」出馬を表明しなければならないのか?

なにも、政治と金の問題が解決していないからとか、党内分裂の危機があるからとか、
国民不在だからとか、それよりもマニフェストの実行はどうなったのか、とか
他にもやるべきことがあるだろうとかいう理由で私が疑問に思っているのではない。

いろいろな「理由」を述べることはさほど難しいことではないが、
私がいいたいのは、過去に何度も小沢氏が「立つ」場面はあったはずだ、ということ。
国民の期待を一身に受けていた時があったはずだ。小沢さんでなければダメな時期が
何度もあったはずなのだ。それなのに小沢氏はそのタイミングをことごとく逃してきた。

「なぜ今か」ではなく「今さら何を」ということだ。

「意志はあるのか」と問いたい。
「なぜ」かはもういい。「何をしたいのか」を問いたい。
あまりに不明瞭な状況が続く、こんなことをいつまで続けるつもりかと問いたい。


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