今日も仕事をした(納品がたてこんでいてやすめないんだよ~ん)。
仕事中はイライラのしっぱなしだった。
なにしろパソコンが遅い!
立ち上げてから15分くらいは全く安定しないし、ぶっ通しで作業を
していると、ある時間から突如として反応が遅くなる。
文字を入力するだけで何十秒も待たされるし、いざファイルを保存
しようとしても動いているのかどうかさえわからなくなる。
翻訳のチェック作業なので元原稿のPDFファイルとワードファイルを
頻繁に往復するのだが、その切り替えに5分くらいかかってしまう。
あげくの果てにやっと終わったファイルの訳文生成を行おうとすると
完全にフリーズする。フリーズしないとしても、あり得ないような内容の
アラートが出る。結局「できません。」ってことじゃん!
まるでこちらが悪いといわんばかりのその態度にさすがの私もブチ切れた。
まあ、コンピュータに向かって怒っても仕方のないことなのだけど。
Micorosoft Wordの2007年版はマシンにはすごく負荷がかかるようだ。
おまけに2003年版と2007年版ではインターフェースがまるっきりちがう。
その上この遅さじゃ、どうしようもない。
ようやくインターフェースにも慣れてきたのだけど、思い切って
使うのやめた。そしたら2003年にもどした途端、サクサクと動くようになった。
そんな風にしてソフトウェアは次々とバージョンアップされ、
その度に使用メモリも膨れ上がる。ハードディスクは1回買ったら、
すくなくとも3年くらいは使うでしょ。それともソフトウェアの
バージョンアップに合わせてパソコンを買い替えろってか?!
バージョンアップはバグ修正などが行われるものだが、その度に
使用メモリを増やすことを要求するなんて、そのこと自体がバグだろ!
「考えを改めろ!」といいたい。
そして、
「金かえせ! 時間をかえせ!」といいたい。
まあ、おかげでいろんな対策方法をネットで調べることができたので、
勉強にはなったかな。
でも私は仕事をしているのであって、勉強をしているのではない。
ましてやパソコンの修理をしている時間などサラサラない。
DTPの黎明期に私はMacintoshを使っていたが、それこそ大変だった。
メモリ(RAM)が8M bitと驚異的な時代だった。
いつの時代でも工夫は必要である。メモリが少ないなりに、
コンピュータに負荷をかけないように、かけないようにしながら、
作業したものだ。
もちろん、フォントにからむ利権の問題とか大きな問題もあったが、
そういう専門的な分野の話はともかく、パソコンはユーザーに
とってもっとフレンドリーなものだったし、ユーザーの工夫にも
応えてくれていた気がする。
いくらポンコツだって自分の車には愛着があるでしょ。そんな感じよ。
Windows95あたりからMicrosoftもグラフィカル・ユーザ・インターフェースを
導入したのだが、デスクトップのデータも深い階層構造の中にあるわけで、
まるで複雑な部分に蓋をしただけだ。その辺がマックとの決定的なちがいだと思う。
だから今のパソコンには、まったく愛情を抱けない。複雑すぎて工夫の余地がない。
少なくとも私のような、一般ユーザーにとっては「わけのわからん」システムだ。
ウイルスソフトひとつとっても、1年に数回あるかないか(あれば大問題だけど)
の対策でキャッシュ使用率100%のソフトウェアって一体何????
さっきからな~んにも動きませんよ。
仕事しないでパソコンの修理ばかりやってるデザイナーがいて、
私も「馬鹿だなー」と思っていたけど、今となっては修理しても
自分の使い勝手をよくできるなら大したものだ。
Windowsでそれが出来るデザイナーがいたら、すごいと思う。
デザイナーやめて、電気屋さんになることをお勧めする。
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あくびをする猫。
人がイライラしている時に全くいい気なものだ。
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