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黒猫とピアノ

2011-06-27 17:52:56 | 日記
先日、「黒猫とピアノの写真がみたい」と読者の方からご要望をいただいた。

まあ、うちのクロは腕白でいつも、ワンワン(猫のくせにワンとなく)と
はしゃいでそこら中を走り回っているか、あとは寝ているかだし、
よっぽどのことがないかぎり、私を見ると逃げる(それでも飼い猫か!)ので、
これは不可能だろうな、と思っていた矢先、いつもは私の仕事部屋の窓際で
じっと外を見たり、外の鳥の声に反応して、

「ぅににににゃわん」

と変な声を出したりしているクロが、今日ふと気がつくと、なんとピアノの
上でくつろいでいるではないか!

チャンス! とばかりに大慌てでピアノの蓋を開けシャッターを切る。



う~ん、なんとも言えない。
ちっとも優雅じゃないな~。

だいたい13kgの巨体がピアノと同化して目だけがキョロキョロしているうえに、
その目つきが、どうにも反抗的な気がする。

くぅおのぅー!! もちっといい顔しろや!!

と近づくと、あっ、逃げた!!
逃げたはいいが、ピアノの鍵盤に乗っかり、ついでに蓋に足を引っ掛けたもんだから、

部屋中に鳴り響く不協和音とそれに続く「ドンガラガッシャーン」の音。

っざけんなよう、この野郎!!


ところで、ピアノは難しいな…、
弾けないくせにビル・エバンスの譜面買ってきて弾こうとしているのだが、
ちょーむずかしい(笑)。

でも新しい楽器を手にするのってすごく楽しい。

下手くそなので、近所の人に聴かれたらやだな、と思いながらも、
「レット・イット・ビー」を適当に弾いたりしている。(実はなんとなくは弾ける
のだ、これでも…。)

あげくのはてに、無我夢中で「猫ふんじゃった」を弾いて、
ハッと我に帰り、ひとりで恐縮している。

本当なら近所の人に「本当はもっと弾けるんだよ」みたいなところを
知らしめたいのだが、弾けないから仕方がない。
トホホな気持ちでピアノを閉じる。

結局、黒猫とピアノというすばらしく優雅であるはずのモチーフも、
私とクロに解釈させると、しょせんは「猫ふんじゃった」なのである。

誰かピアノを教えてくれー!!


がんばれ、日本!!
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ついに! (Unknown)
2011-07-07 23:33:28
ピアノ×クロちゃん!
ありがとう~!!
しかし、ほんとにでかいですね・・・
くつろいでる、というより凄んでるように
見えます(笑)
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13kg!! (猫美)
2011-08-17 15:11:14
ご無沙汰していますm(_ _)m
うちのモカ姫が3kgちょっとなので4倍以上ですね…対面したら怯えそう(笑)
返信する
大逆転 (OMT)
2011-08-17 17:19:31
猫美さんありがとう。
モカたんは元気ですか?

クロを道端で拾ったときはボロ雑巾のようでした。片手で持てるほどでした。医者に連れて行ったら「今日が峠」といわれました。ところがその日を生き延びたと思いきや、みるみる大きくなりました。信じられないというより、ここまでくると腹立たしさすら感じます。
でもおバカ猫で愛嬌があってすごくかわいい奴ですけど。
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