OMTインフォメーション

翻訳のこと、会社のこと、生活のこと、音楽のこと、読書のこと

能登の海

2014-09-26 12:14:51 | 日記
先日久しぶりに田舎に帰った。
さっそく家の前にある海をみにいった。



いまでは公園のようにベンチまで整備されているが、
私がいた頃はここはまだ草原だった。

全景写真の左側、この海は茄子原(なすんばら)という。
小学校低学年の頃まで夏はここで海水浴をした。



小学校高学年になるとこの写真の先をこえたところにある海、
高岩崎(たかいわざき)までいった。
海水浴というよりも獲物、貝(さざえ、エイ貝(ムール貝みたいなやつ)
や魚(蛸やたなご、カレイ、あぶらめ(アイナメ)、はちめ(メバル)
をとる。
私は狩りがへたくそだったけど、私より高学年の先輩たちは
蛸とかさざえとかとりまくっていた。そりゃかっこよかったさ!

写真の右側、



この海は確かふんたんがわ(正確にはわからないってか覚えていない)
という。ここもよく泳いだ。
小川が海にそそいでおり、水がつめたくて気持ちがいいのだ。

写真にみえる小屋は造船所(磯部造船所:ここの娘は私と同級生)だ。
漁船を造っている。新しい船ができると、大漁旗にかざりつけた
新品の船がいさましい掛け声とともにゴロゴロと滑車をくだり、
ドボーンと海に入る。着水の瞬間はそれはそれは胸が躍ったさ!


穏やかな秋の海に陽の光がキラキラと照り付けている。
もう何十年も前になるのだが海は本当に変わらない…。


翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト