また今年も総理大臣が辞任しました。秋祭りや祭日ではないのだから、恒例というのはよしてほしいものです。
福田さん辞任の報道、とりわけ最後の記者への捨てぜりふなどは一時テレビで何度も流れていましたが、すでに今は総裁選報道で過熱しています。
マスコミも冷静なコメントも入れてはいるものの、番組にすることには一生懸命のようで、どこでも同じ4人の顔写真がよく画面に登場しています。
見る側で、これを見ることに抵抗がない理由は、
高尚な(?)政治ネタであること
有権者としての使命に向き合っていることの意識
そのネタを話題にすることがはばかられないこと
などが作用するのではないかと思います。
たしかに、下世話なスキャンダルではないし、政治家の経済、外交等々に対する考え方などを知る機会にはなるわけで、このようにお茶の間に、一部を切り取って見やすく、聞きやすく解説してもらえることはいいことだと思います。
ただ、気をつけなければ行けないのは、私たちが今どこの土俵に乗せられているか、という立ち位置の確認だと思います。
政治ネタにつき合っているうちに、自民党の土俵に少しずつ引っ張って行かれてはいないか。
経済政策にせよ年金問題にせよ、教育問題にせよ国民に対して誠実とは言えない政策をこれまでとり続けてきて、さらには毎年総理大臣が変わり、日本の信用を失わせてきた自民党という存在を客観的に見る、という立ち位置からは動いては行けない、ということです。
政治についての鳥瞰図を頭に描いて、今は困った自民党内の総裁選というごく一部の論点についてチェックをしているだけ、ということは忘れないようにしていないと。
たとえば、女性総理が誕生したら日本のジェンダー問題がかわる第一歩になるとか、妙な視点からの判断を優先すべきではないでしょう。
日々のマスコミ、特にテレビの影響はとても大きなものがあるわけで、その点も気をつけたいものです。
福田さん辞任の報道、とりわけ最後の記者への捨てぜりふなどは一時テレビで何度も流れていましたが、すでに今は総裁選報道で過熱しています。
マスコミも冷静なコメントも入れてはいるものの、番組にすることには一生懸命のようで、どこでも同じ4人の顔写真がよく画面に登場しています。
見る側で、これを見ることに抵抗がない理由は、
高尚な(?)政治ネタであること
有権者としての使命に向き合っていることの意識
そのネタを話題にすることがはばかられないこと
などが作用するのではないかと思います。
たしかに、下世話なスキャンダルではないし、政治家の経済、外交等々に対する考え方などを知る機会にはなるわけで、このようにお茶の間に、一部を切り取って見やすく、聞きやすく解説してもらえることはいいことだと思います。
ただ、気をつけなければ行けないのは、私たちが今どこの土俵に乗せられているか、という立ち位置の確認だと思います。
政治ネタにつき合っているうちに、自民党の土俵に少しずつ引っ張って行かれてはいないか。
経済政策にせよ年金問題にせよ、教育問題にせよ国民に対して誠実とは言えない政策をこれまでとり続けてきて、さらには毎年総理大臣が変わり、日本の信用を失わせてきた自民党という存在を客観的に見る、という立ち位置からは動いては行けない、ということです。
政治についての鳥瞰図を頭に描いて、今は困った自民党内の総裁選というごく一部の論点についてチェックをしているだけ、ということは忘れないようにしていないと。
たとえば、女性総理が誕生したら日本のジェンダー問題がかわる第一歩になるとか、妙な視点からの判断を優先すべきではないでしょう。
日々のマスコミ、特にテレビの影響はとても大きなものがあるわけで、その点も気をつけたいものです。
それほど、馬鹿ではないと思いますよ。
(現在のところの)与党の総裁選とは、実質的には総理選なんだから、国民の関心が向くのは自然ではないでしょうか。
これが、泡沫政党(かつては、第2党だったこともあるが)の党首選にマスコミが熱中し、それに国民も引っ張られるようになったら、用心しなければなりませんが……
政権を委ねるかもしれない党の総裁選なんですから、今回は別に選挙権が無くても今後の投票の参考にはなるでしょう。そういう意味では、民主党代表が無投票で決まったことは残念です。ついでに言えば社民党も(失礼)。
特に石破さんが立候補したことは、「外交政策」が「外交政策(安全保障含む)」になる可能性が高いわけで(ご本人はそういう見方は不本意でしょうが)、経済政策とともに活発な論戦を期待したいものです。
ただマスコミが、きちんとその辺りを消化した上で報道してくれるのかがやっぱり気がかりです。派閥間・派閥内の不協和音や数取り合戦、初の女性総裁とか二世議員の功罪とか、私でも書けそうな話題しかやってくれないかも…
>志村さま
日本のマスコミは「特定分野に専門が偏らないように」との配慮から自社の記者をいろいろ配置替えするので専門記者が育たないとか、年功序列で現場を離れる仕組みであるため現場で記事を書き続けたい記者はフリーになるしかないとか聞きますが、そういうことがあるのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、よろしければお教えください。
要するに金持ち優遇政策。でもそれとわからないように巧妙に隠す。ばればれのような気もするけれど、これで結構みなさん騙されてしまうのでしょうね。自分の得にならない政策なのに、投票してしまう。
前の選挙の時「ボートマッチ」を使ってみました。こういうのがいろいろできて、みんなが利用すると、選挙の流れも変わるかも。
それより気になるのが、麻生は自民党総裁選で創価学会の助力を得ていたのではないかとする週刊新潮の報道。
よろしければ、ご覧ください。
http://harepanda.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22
お得意の、与党がやるのは駄目だが野党がやるのはいい、と言う論理ですか?