杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・少年犯罪被害者支援弁護士ネットワークの集会のご案内

2009-09-11 01:21:32 | 犯罪被害者
集会のご案内です。
犯罪被害者の方、特に少年事件によって被害を受けられた方に対して、少年事件の手続きを知る弁護士たちが支援をしなければ、と考えて始めたネットワークです。

今回の集会は、被害者の方が少年事件の審判やその裁判において、傍聴とか参加とかを体験して、それがどのような意義を持ったか、などについても考えたいと思っています。

また、事件の審理の場に立ち会うこと、加害者に近づくことが、被害者、そのご遺族の方にどんな心理的な影響を与える者か、についてカウンセラーの方にもお話を聞いてみます。




2009年 少年犯罪被害者支援弁護士ネットワーク集会

      ~~~「被害者が見た少年審判・裁判」~~~


日時:2009年9月12日(土)午後1時10分 ~ 午後4時半

場所:東京都文京区本郷4-8-3 文京区男女平等センター
地下鉄丸の内線・大江戸線 「本郷三丁目駅」から4分
(春日通を後楽園方面に進み、ファイヤーハウスを右折すぐ)
研修室A(★「コスタリカに学ぶ会」という団体名で会場を借りています)
        電話 03-3814-6159

  内 容:少年審判・裁判に臨む被害者
     
参加費:資料代500円
対 象:どなたでも参加できます

<今回の集会の趣旨>
 法制度が変わり、被害者の方が少年事件の審判や裁判に臨まれる機会ができました。このことで、被害者の方は、何を体験されたでしょうか。このような司法の場は、さらにどう変わっていくことが必要でしょうか。過去に被害者となられ、時期をおいて加害少年に対面した方の印象などとも比較して、被害者の方の受けるストレスについても考えなければならないのかもしれません。
 今回、被害者傍聴制度の開始から間もない時期に、被害者の方の生の声を間近でうかがい、被害者の方のおかれた状況や心情などをお聞きし、意見交換することからで、様々なことを学びたいと思います。

*少年犯罪被害者支援弁護士ネットワークは、
  2000年に創立した弁護士有志のネットワークです。当時、犯罪の被害者が情報から阻害されていたわけですが、とりわけ少年事件においては、すべて「少年のプライバシー保護」ということで、まったく情報を得ることができませんでした。その被害者の立場は本当に辛いものでしたので、少年事件手続きの迅速な動きを知った弁護士が、被害者の支援にあたろう、ということでできた緩やかな集まりでした。以後、毎年学習会を開き、複数の被害者のご家族とも和やかにお話しができる場所となりました。
世話人:児玉勇二(東京)毛利正道(長野)池上健治(大阪)   川崎政宏(岡山)杉浦ひとみ(東京)                              
        

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
間瀬さん、こんにちは。 ()
2009-12-04 01:03:48
コメントありがとうございました。
固有名詞が入っていたので、そこをイニシャルにさせてもらって下記に、間瀬さんからのコメントは貼り付けます。

ところで、連絡行ってなかったですか?ごめんなさい。連絡してもらうように伝えたのですが・・・。手続き上のミスです。
また今度はぜひ。


<間瀬さんからのコメント>

前略 初めて拝見致しました。
本日このHPを拝見するまで集会が行われた事を知りませんでした。水臭いですよ!私に何の知らせもしないで集会を行うなんて!こういう時だからこそ私の様な御意見番の出番なのに!
さて、告知ですが、来年1月23日に全国犯罪被害者の会(あすの会)が結成10周年記念大会を行うとの事です。まだ詳細については未定ですので、あすの会のHPを御覧になって下さい。出来れば杉浦先生や児玉先生にも出て頂きたく存じますし、T君やH君、MさんやYさん達被害者連中にも出て貰いたいです。これは彼らの今後に関わる事ですから。
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