『「駆けつけ警護」問題について防衛省にメールで質問したら返事が来ました。』
「駆けつけ警護」について、防衛省にメールで質問をされた方が、かえってきた回答をコメントで投げてくださいましたので、みなさんに紹介します。
おかしいと思うことを担当官署に、このように質問することはとても大切ですね。多くの国民が異論をもっているという事実を、生のアクションを受けて知るわけですから。
また、うかつにいい加減なことをできない、と思わせることができれば、かなり成功ですね。
回答→質問 の順で転載します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
防衛省 広報課です
佐藤参議院議員の発言につきましては報道された範囲において承知しておりますが、当該発言は佐藤議員個人の思いを述べたものと理解しております。なお、イラクに派遣された自衛隊部隊及び自衛隊員の活動につきましては、イラク人道復興支援特措法をはじめとした関係法令に定められた範囲内において実施されたことは当然です。
=======================
Ministry of Defense Public Affairs Dev.
防衛省大臣官房広報課
Mail : infomod@mod.go.jp
=======================
> -----Original Message-----
> From: □□ □□
> Sent: Wednesday, August 22, 2007 10:17 PM
> To: info@dfaa.mod.go.jp; infomod; koike@yuriko.or.jp
> Subject: 佐藤正久氏発言についての政府、防衛省の見解を教えてください。
>
> 安部総理大臣殿
> 小池防衛大臣殿
>
> 防衛省広報課何某殿
>
> 元陸上自衛隊のサマワ先遣隊長であった佐藤正久参議院議員が、8月10日に放映されたTBSのニュース番組で、「他国の軍隊が攻撃を受けた時には駆けつけて援護するつもりだった。(これは日本の法律違反であっても)喜んで裁かれてやろうと・・・」と発言した件について、政府・防衛省の見解をお聞かせ下さい。
>
> 私はこの発言は極めて深刻かつ悪質であると考えます。
> シビリアンコントロールに服すべき自衛官の、しかもサマワ先遣隊長が、違法、違憲を承知の上で集団的自衛権のアリバイ作りをしていた事が、本人の口から明らかにされたのです。
> しかもその自衛官がいまや国会議員となり、堂々とその違憲性を公言しているのです。
>
> 佐藤氏の意図を政府や官僚が知らなかったのであれば、もちろんシビリアンコントロールの逸脱です。
> しかもその考えが佐藤個人の考えにとどまることなく幹部が了承した自衛隊制服組の組織的な考え方であったとすれば、これはシビリアンコントロールの逸脱を通り越して軍事クーデターです。
>
> インターネットではこれらが自衛隊としての確定的な方針であったことを裏付ける書面が確認されたとしています。
> 図解で、巻き込まれることによって、武器使用を行う方法を説明したものです。
> 自衛隊として、シビリアンコントロールを無視しようとしていたと疑われても仕方ないと思います。
> 資料⇒http://www.news-pj.net/pdf/2007/20070811-3-2.pdf
>
> 以上、回答をお待ちしています。
>
> □□□市 □□□ □□□□
「駆けつけ警護」について、防衛省にメールで質問をされた方が、かえってきた回答をコメントで投げてくださいましたので、みなさんに紹介します。
おかしいと思うことを担当官署に、このように質問することはとても大切ですね。多くの国民が異論をもっているという事実を、生のアクションを受けて知るわけですから。
また、うかつにいい加減なことをできない、と思わせることができれば、かなり成功ですね。
回答→質問 の順で転載します。
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防衛省 広報課です
佐藤参議院議員の発言につきましては報道された範囲において承知しておりますが、当該発言は佐藤議員個人の思いを述べたものと理解しております。なお、イラクに派遣された自衛隊部隊及び自衛隊員の活動につきましては、イラク人道復興支援特措法をはじめとした関係法令に定められた範囲内において実施されたことは当然です。
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Ministry of Defense Public Affairs Dev.
防衛省大臣官房広報課
Mail : infomod@mod.go.jp
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> -----Original Message-----
> From: □□ □□
> Sent: Wednesday, August 22, 2007 10:17 PM
> To: info@dfaa.mod.go.jp; infomod; koike@yuriko.or.jp
> Subject: 佐藤正久氏発言についての政府、防衛省の見解を教えてください。
>
> 安部総理大臣殿
> 小池防衛大臣殿
>
> 防衛省広報課何某殿
>
> 元陸上自衛隊のサマワ先遣隊長であった佐藤正久参議院議員が、8月10日に放映されたTBSのニュース番組で、「他国の軍隊が攻撃を受けた時には駆けつけて援護するつもりだった。(これは日本の法律違反であっても)喜んで裁かれてやろうと・・・」と発言した件について、政府・防衛省の見解をお聞かせ下さい。
>
> 私はこの発言は極めて深刻かつ悪質であると考えます。
> シビリアンコントロールに服すべき自衛官の、しかもサマワ先遣隊長が、違法、違憲を承知の上で集団的自衛権のアリバイ作りをしていた事が、本人の口から明らかにされたのです。
> しかもその自衛官がいまや国会議員となり、堂々とその違憲性を公言しているのです。
>
> 佐藤氏の意図を政府や官僚が知らなかったのであれば、もちろんシビリアンコントロールの逸脱です。
> しかもその考えが佐藤個人の考えにとどまることなく幹部が了承した自衛隊制服組の組織的な考え方であったとすれば、これはシビリアンコントロールの逸脱を通り越して軍事クーデターです。
>
> インターネットではこれらが自衛隊としての確定的な方針であったことを裏付ける書面が確認されたとしています。
> 図解で、巻き込まれることによって、武器使用を行う方法を説明したものです。
> 自衛隊として、シビリアンコントロールを無視しようとしていたと疑われても仕方ないと思います。
> 資料⇒http://www.news-pj.net/pdf/2007/20070811-3-2.pdf
>
> 以上、回答をお待ちしています。
>
> □□□市 □□□ □□□□
この回答で、シビリアンコントロールが効いてないのが
分ります。
自衛隊法59条1項の「秘密を守る義務」違反であるのは明らかであるのに、何故、罰っせないのか?
自衛隊法は文民が作り、それを制服組が独走しないよう定めた法律。
これで、罰っせられないのならばシビリアンコントロールは効いてない事になる。
次に「猫に小判」という自衛隊を退職した方が内部告発したブログがありましたが、それが消滅したのは、防衛省から自衛隊法第59条1項の規定違反だとの指摘でした
佐藤氏は良くて、何故、そのようなブログはだめなのでしょうか?
防衛省に問いただして頂きたいと強く願います。
防衛省へのメール抗議or質問の防衛省からの回答は、せっかくなのでどなた様かのブログのコメント欄を借りて公開させて頂いています。
これまで4回中送信中4回の回答を受信しています。
コツはフリーメールじゃないメアドで送りつけることでしょうか?
身元バレバレなのでちょっと怖いですが、どうせ将来は非国民になる事は決まっているので・・・まあいいか。
是非みなさんも文句があるときは、我慢せずに言ってしまいましょう!(^^♪
>自衛隊法59条1項の「秘密を守る義務」違反であるのは明らかであるのに、何故、罰っせないのか?
> 自衛隊法は文民が作り、それを制服組が独走しないよう定めた法律。
貴方は文民統制と秘密保護を取り違えている。文民統制を正しく理解していない。旧軍に文民統制があったとは考えられないが、秘密(軍機)保護は存在し、現在よりずっと厳しかった。
一方、文民統制は、国会に責任を負う文民政治家が軍の指揮権を掌握する制度。佐藤発言では、あくまで憲法及び法律に適合した行動を取ることが述べられていたので、文民統制に反する行動とは言えません。
そもそも、佐藤発言のどこに、「秘密」が入っているのか、貴方は証明しましたか?本当に、貴方の訴えには突っ込むところが多過ぎて、楽というか、苦労するというか……
獲得投票数の中身については未だ十分な情報がありませんので、とりあえず基礎票と獲得投票数の関連について考察するならば、佐藤正久元隊長は自衛隊の意思を実現するための参議院議員になったと考えるべきです。別の言い方をするならば、自衛隊を退官したとはいえ、自衛隊にとって都合の良い立法活動に専念するために参議院議員になった、というふうに考えるべきでしょう。初の軍人代表国会議員になった人物といえます。同時に自衛隊の広告塔になる覚悟も例の発言から十分窺えます。自民等が大敗したのは事実ですが、その直後に平然と「駆けつけ参戦」を公言したこの人物を、このまま放置してはならない、風化させてはならない、と考えます。
この問題について言及するブログは、有志弁護士のみなさまの記者会見後、残念ながら著しく減少しています。けれどもここで諦めるのは耐え難い。心あるブロガーのみなさまに、今一度奮起していただき、論評、コメント、トラックバックを増やして下さるようお願いします。
>本当に、貴方の訴えには突っ込むところが多過ぎて、楽 というか、苦労するというか……
お気遣いありがとうございます。
>知人の隊員に貴方の主張を見せたら「間違いばかり」だ そうです
知人の隊員は陸・海・空のどこでしょうか?
階級は何でしょうか?
間違いばかりとは、何処が間違いなのでしょうか?
>文民統制を正しく理解していない。
そうかも知れませんね。
逆に考えれば、文民統制の考え方にはそれぞれの主張があると思います。正しく答えられる方がいるんでしょうか法学者でも議論があるのに
>旧軍に文民統制があったとは考えられないが、秘密(軍 機)保護は存在し、現在よりずっと厳しかった。
旧軍のことは何も言ってないんですが!
>佐藤発言のどこに、「秘密」が入っているのか、貴方は 証明しましたか?
それを証明するつもりはありません。
秘密を指定するのは、あくまでも自衛隊組織だからです
また
防衛省では現在、秘密区分を見直しの作業中です。
もし入っているとすれば、これは仮定ですが、運用に関 する事項という事になるでしょうね。
最後に、
宇宙戦士バルディオス様には、何度かお話しましたが
自衛隊内部の事がご自分で体験されていない方が、いく ら述べたところで、それは机上の空論か何が何でも擁護 したいのかのどちらかだと思っています。
Devlin様へ
自衛隊組織において過去、自民党への投票を組織において行っていた事を考えますと、今回もかん口令を敷いて、行っていたと考えられます。
また隊友会や日本郷友連盟など多数あります。特に隊友会は自衛隊内の通達で支援・協力団体という自衛隊の下部組織であるとしています。
本来、自衛隊は特定の政党や宗教を支持しないのが、規則上、定められた事です。それを組織的に支持するのは、過去において、規則違反です。
最後に、防衛省はインド洋の給油支援に変るものとして
新法を作ろうとしています。国際協力前に、まず自衛隊の足下を見てから作って欲しいと思います。
戦後、元帝国軍人、自衛官出身で国会議員になった例など、枚挙に暇がありませんよ。なんなら5,6名リストを作って差し上げましょうか?閣僚になった例もあったな。
>自衛隊にとって都合の良い立法活動に専念するために参議院議員になった、というふうに考えるべきでしょう。
それが事実だとしても、農水省出身の議員は、農水省にとって都合の良い立法活動に専念するでしょうし、国交省出身の議員は国交省の利益を国政の場で実現しようとするでしょう。同じことです。なぜ、防衛省だけは、やってはいけないのでしょうか。こういう態度を、差別といいます。
Devlinさん、あなたは自衛隊員だけはそういうことをやってはいけないけがらわしい人種だと、差別意識を抱いてはいませんか?
差別意識が皆無と強弁するつもりはありませんが、抱いていないと考えています。
一般に、ある国の人権状況を見る指標として、監獄、精神病院、障害者施設の状況を見るべきだという指摘があります。これは典型的な例であって、国によりそのほかの指標を挙げることも可能だと思うのです。例えば自衛隊。
自衛隊における自殺の激増、このブログで指摘された「崩壊した家族から」さんのメンタルヘルスの問題、イラク派遣に際し独身者が子どもを持つ隊員に代わって志願した例、あるいはイラク派遣が内定した段階で、恋人に別離を言い渡した隊員がいたことも銘記しなければなりません。
佐藤正久さんはこういった問題をどう捉えているのか、解決する意思はないのか、と思うのです。自衛隊員の方々の苦悩、家族の苦悩、恋人など関係者の苦悩、これらを無視し、「駆けつけ参戦」を優先するその態度に、底知れない恐怖を感じるのは当然だと思います。
自衛隊に志願した人々の大多数は、自分が住む国、日本を守るためでした。まさか外国に派遣されるとは思ってはいなかったのです。それがいつのまにかすれ変わってしまい、インド洋やイラクにまで派遣されてしまう事態が生じました。
参議院議員に就任なさった佐藤正久さんは、「駆けつけ参戦」を呼号するよりも、隊内民主主義を主張すべきではないでしょうか。自衛隊員の人権の確保は喫緊の課題だ、と考えています。
自衛隊という組織に貢献する以前に、自衛隊に所属する人々の生活や言論の保障、権利の確保を優先すべきだと思っています。これ、「差別意識」でしょうか?
隊内民主主義とは何ぞや?意味不明。指揮官と部下の関係は、国家と国民の関係とパラレルではない。命令と服従の関係であって、そこに民主主義というものは、成立し得ない。部下の多数の主張によって、指揮官の決定が覆されては戦争はできない。この点は、民主国家でも全体主義国家においても、基本的に違いはない。
>自衛隊に志願した人々の大多数は、自分が住む国、日本を守るためでした。まさか外国に派遣されるとは思ってはいなかったのです。それがいつのまにかすれ変わってしまい、インド洋やイラクにまで派遣されてしまう事態が生じました。
間違ってはいけません。軍事組織とは、一国の政策の道具です。自分が住む国を守るためには、それなりの政策というものが必要なのであって、その政策が合目的的である限り、従わなくてはなりません。政策の道具にされて、時には地球の裏側で喜んで働かなくてはならない、それが軍事組織の宿命です。それが嫌なら、志願しない、あるいは退職すればよろしい。
>自衛隊という組織に貢献する以前に、自衛隊に所属する人々の生活や言論の保障、権利の確保を優先すべきだと
で、これが確保されていないという証拠は?
まさか、自称隊員の元家族さんの主張でわ?信じるのは、裏を取ってからでも遅くないでしょう。
生活なら、法令に従って支給される俸給と国家公務員共済組合の各種援護によって保障されている。言論の保障というが、公務員なら等しく制約があって当然。これを守らない一部公務員(教職員や自治労等)の方が異常なのです。公務員には、全体の奉仕者として、通常の国民より重い責務が課せられているのですよ。よもや、そんなことも知らないのでわ?
「崩壊した家族」さん、貴方は勝手な話を言いっぱなしで、立証することすらしない、出来ない人物だということが分かりました。やはり、私には信用できません。なお、私が抱えている情報ソースは、幹部クラスだとだけ、言っておきましょう。
こんにちは。
>立証することすらしない、出来ない人物だということが 分かりました。
はぁ~。そうですか。
宇宙戦士バルディオス様は、佐藤氏の発言を正当だと立証し、それが国民のみなさんに100%納得させる事が出来る高尚な方だと推察いたしますので、正当だと立証をお願い出来ますでしょうか?
私は佐藤氏の発言に対して、どこに秘密が入っているのかを立証するつもりは、ありません。それを立証するのは国政の仕事だと考えているからです。
>私には信用できません。
信用するしないは宇宙戦士バルディオス様が感じる事ですので、全く気にしてないです。
>私が抱えている情報ソースは、幹部クラスだとだけ、言 っておきましょう。
何度も言ってますが、情報ソースが幹部であろうとも、
宇宙戦士バルディオス様が自衛隊内で勤務をした事が無い以上、自衛隊について論ずるのは言論の自由ですが、実際を見ると机上の空論にしか聞こえません。
>貴方は勝手な話を言いっぱなし
宇宙戦士バルディオス様から見たら、そうなんでしょうね。杉浦様を始めこのブログのコメントを見ている方は、どのようにお考えなのか聞いて見たいと思います。
みな様から聞いた方が第三者であり、正確だと思いますので。
ところが、日本国憲法はいかなる軍隊も想定していないので、基本的人権に例外をもうけていません。軍隊という基本的人権を踏みにじる必要が生じるものが、日本に存在していれば、それは憲法に違反していると言えます。
適法に拘るあなたはどちらをとりますか?
自衛隊が、
基本的人権を踏みにじることが許される存在であるなら、憲法違反です。
基本的人権を重んじる存在なら、あなたの主張はおかしい。
>言論の保障というが、公務員なら等しく制約があって当然。
そうです!自主憲法を国会議員が主張することは許されません。主張できるのは、改正までですね。