他の追随を許さない驚異のヴィブラート唱法により、メタル界最高峰ヴォーカリストの名を恣にした、故ロニー・ジェームズ・ディオ。
演歌のコブシにも似た独特のヴィブラート唱法から、誰が呼んだか「メタル界の北島三郎」の異名をとった男、ロニー。
こうして改めてライヴ映像を観てみると、そのパフォーマンスのしなやかさ、軽やかさにある種の「カリスマ性」を感じますね。堂々たるスターの風格で、観客を完全に虜にしている。素晴らしいです。
もう一方のカリスマ、オジー・オズボーンとは、お互いを褒め合いつつ貶し合いつつ、仲が良いような悪いような、不思議な関係だったようです。この両巨頭が並び立っていた80年代は、ヘヴィ・メタル黄金時代といって良いでしょうねえ。
ロニー・ジェームズ・ディオ。ロック・ヴォーカリストとしては今でも一番好きです。これはもう、揺るぎようがない。
やっぱり、スゲエや。