昨日、ミスター・ビッグのドラマー、パット・トーピー氏の訃報をお伝えしましたが、今年の1月には元ジューダス・プリーストのドラマー、デイヴ・ホーランド氏がひっそりとこの世を去っております。享年69歳。
1979年より89年までのおよそ10年間バンドに在籍し、プレイ・スタイルは地味ですが、着実なリズム・キープでベーシストのイアン・ヒル(この方も渋い!)とともに、バンド・サウンドのボトムを支え続けました。
バンド脱退後の消息は不明でしたが、どうやらスペインの田舎町に逼塞してひっそりと暮らしていたようです。地元の方々にも愛され、それなりに充実した生活をしていたように思われ、それはそれで良い晩年だったのかもしれません。
お疲れ様でした。R.I.P.
私が若い頃に親しんだ方々が次々と逝かれます。考えてみれば、私もそんな歳になったということなんですねえ。
こうして時代も命も、巡っていく。
本日の曲は、デイヴがバンドに加入して初めて制作されたアルバム、『ブリティシュ・スティール』に収録された曲で、後にシングル・カットされ、バンド最初のヒット曲となりました。この動画ではデイヴは巨大なドラム・セットに隠れて殆ど写っていない(笑)最後の方で遠景でちょっと写っているだけ。これもまた
デイヴらしいです。