すでに大きく報道されているが、7月30日、二人のヨーロッパの巨匠が同日に亡くなった。スウェーデンの映画作家イングマール・ベルイマン(享年89)、イタリアのミケランジェロ・アントニオーニ(94)。
この二人の作品群に対する僕のスタンスは似たようなもので、共に学生時代に一応可能なかぎり見ることは見たが、その後は積極的に見返すということはなかった。好きな作品も結構あるにはあるが。こうした傾向は「リュミエール」世代の好からぬ傾向のひとつかも知れぬ。
それにしても、巨匠が絶滅したアメリカに次いで、ヨーロッパもいよいよ巨匠の消滅が本格化してしまった。オリヴェイラ、シャヒーン、アンゲロプロスは紛れもなく、それからぎりぎり市川崑、林権澤あたりも巨匠と言えるが、では現在70歳オーバーの監督、たとえばイーストウッドやゴダールなどを巨匠と呼ぶにはどうも違和感があるではないか。
この二人の作品群に対する僕のスタンスは似たようなもので、共に学生時代に一応可能なかぎり見ることは見たが、その後は積極的に見返すということはなかった。好きな作品も結構あるにはあるが。こうした傾向は「リュミエール」世代の好からぬ傾向のひとつかも知れぬ。
それにしても、巨匠が絶滅したアメリカに次いで、ヨーロッパもいよいよ巨匠の消滅が本格化してしまった。オリヴェイラ、シャヒーン、アンゲロプロスは紛れもなく、それからぎりぎり市川崑、林権澤あたりも巨匠と言えるが、では現在70歳オーバーの監督、たとえばイーストウッドやゴダールなどを巨匠と呼ぶにはどうも違和感があるではないか。
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