「愛・地球博」(愛知万博)が開催されて3年以上になりますが、会場までの交通手段の1つとして作られたリニアモーターカー「リニモ」を憶えているでしょうか?もう忘れ去られた存在ですが、地元の人々に足として今でも立派に営業運転しています。
妻の実家は「愛・地球博」の会場に近くて リニモの駅もありますので、年末に妻の実家へ行くときに乗っていきました。本来は名古屋市営地下鉄東山線の藤が丘駅から乗る方が近いのですが、今回は反対側の愛知環状鉄道の八草駅から乗りました。
ご覧の通り、リニモは自動運転の為、乗務員が乗っていないのです。リニアモーターカーと言うことで、超伝導(磁力)で軌道から浮いて動いているので、走行中は非常に静かです。また高架橋の上を走っており電車のように架線もないので、非常に見晴らしが良いのです。
大晦日の夕方と言うことですからか?車内はガラガラで1両に2、3人しか乗っていませんでした。聞くところによると普段から利用者は少ないようです。特に八草側の方は正直なところ何もないです。元々この辺りの人は自家用車を利用する人が多いですし、この路線を維持していくのも大変だと思います。