四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

首都圏大停電!

2006年08月14日 22時21分43秒 | ニュース

今日は休みでしたので、いつもより遅くに起きてテレビをつけると何やら様子がおかしいことに気が付きました。テレビによると首都圏の列車がストップしている様子・・・。暫く見ていると、どうやら停電の影響らしいと言うことが分かりました。

幸い我が家ではテレビもついていると言うことで、停電の影響はありませんでしたが、東京や千葉、神奈川で139万戸が停電したそうです。原因は旧江戸川でクレーン船のアームが送電線に接触して損傷させてしまったようです。

たったそれだけで・・・?と思いますが、損傷した電線は発電所の近くの木に例えると幹のような高圧の電線で、これが枝のように分かれて行って各場所に電気を供給しているそうです。高圧電線は2本一組となっているので、通常は1本が切れても、もう1本で供給できるので大丈夫なのですが、2本ともやられてしまった為、これだけの大停電になったそうです。

大雨や雷、強風、地震などのときに、いつも思っていたのですけど、大都市というのは自然災害に脆いですけど、この程度の事故でもこんなに影響が出てしまうものなのですね。たった1系統の送電線が損傷しただけで、この有様ですから・・・ビックリです。電力会社の危機管理って、こんなことで良いのでしょうか?

現代文明において電気というのは必要不可欠なもので、システムや公共交通機関、医療、そして家庭内の設備などは電気がないとどうにもなりません。それを考えるともっと、しっかりした危機管理があっても良いのではないでしょうか?そもそも、そんな重要な電線を同じ場所に2本並べていること自体疑問です。テロなどで狙われたら、それだけで大都市東京は大混乱ですから、考えると恐ろしいです。

幸い多くの会社はお盆休み期間中ですし、朝の通勤時間帯だった割には比較的影響は少なかったのでしょうが・・・。(あくまでも普段の通勤時間帯と比べてのことです。影響を受けた方は大変な災難だったと思います。お見舞い申し上げます。)

そして、電線に接触したクレーン船もお粗末です。ちょっと考えれば分かりそうなものですけど・・・。旧江戸川には橋も沢山架かっていますし、なぜクレーンのアームを上げて航行していたのでしょうか?このクレーン船を運航している会社って、おそらく余り大きな会社ではないと思いますけど、停電の損害賠償の行方はどうなるのでしょうか?保険には入っているでしょうけど、損害が大きいだけに考えるだけで恐ろしいです。

コメント (3)
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