四季優彩 Annex

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大増税!!!

2005年07月02日 22時25分27秒 | ニュース
政府税制調査会が「個人所得課税に関する論点整理」なるものを発表して以来、いろいろと波紋が広がっています。
内容はサラリーマンをターゲットとした大増税案で、この内容には怒りを通り越して呆れるばかりでした。税制調査会の低レベルなおっさん達に税金を使って、アホな議論をさせているのも税金の無駄使いでしかないでしょう・・・。

先週あたりはテレビでも話題になっていましたが、内容は結構お粗末なものが多くて既に増税が決まったかのような取り上げ方で、ただやみ雲に批判をして不安をあおっているだけのようでした。番組制作をするならもっと勉強して欲しいです。
これはあくまでも案であって決まった訳でもないのですから・・・。

さて、話は本題の増税案に戻しますが、税収が少ないから安易に増税すると言う考え方は如何なものでしょうか?そもそも税収が少ないのは景気が良くないからで、政府の景気対策が不十分であった結果だと思います。先ずは「景気対策をしっかりしなさい!」と言いたいです。

そもそも、歴史上 大増税で財政難を乗り越えた実例などありません。上杉鷹山は緊縮財政と産業復興政策を行い見事に財政難を切り抜けましたし、織田信長は規制緩和により流通を活性化して経済を活発にしました。

今の日本は長い不況からやっと脱却しようとしている状態ですから・・・そんなときに増税をしたら、また不況に逆戻りです。
では本当に増税しなくては、財政再建は出来ないのでしょうか?
増税する前に政府や自治体など税金を使う側は無駄使いをしていないのでしょうか?企業が売り上げが落ちたときには徹底的なコストセーブやリストラを行いますが、税収が落ちても予算の見直しや、コストセーブを行っているとは思えませんが・・・。

結局、考え方が甘いのではないでしょうか。税収が減ったら国債を発行して、どうにもならなくなったら増税をすればいいと言う安易な考え方しか見えてきません。
どうせ増税しても使う側が無能では、財政再建は出来ません。きっと、また増税するでしょう。使う側の意識の改革が必要です。
もし本気で税金を使う側が民間企業並みの徹底的なコストセーブとリストラをして、それでも財政難が続くのでしたら増税も仕方ないと思いますが・・・。その場合は頭を下げて国民に納得するような説明をすべきです。


コメント (6)
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