入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「夏」(7)

2024年06月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 管理棟の部屋から目にする外の風景はこんな様子で、まさにコナシの白い花と、樹々の葉の緑に埋もれている。今は雨も止んでいるようだ。
 
 きょうも天気予報では「警報級の大雨」とか、はたまた「落雷」とかの注意喚起が盛んに行われている。雨は激しく降ったかと思うとまたすぐ小降りになり、そんなことをずっと繰り返しているが、心配なのは雷の方だ。ここは電気の配線の最終点なので、その電柱には他よりか落雷の可能性が高いと聞いている。
 しかしいくら注意をしろと言われてもせいぜいPCや、テレビの電源を切るくらいしか打つ手はなく、これからの季節、入笠の名物の一つにもなっている落雷の脅威については、それこそ天に任せるしかない。それでも空襲に怯えるあの人たちよりかはいいだろうし、幸い、きょうはまだ一度も雷鳴を聞いていない。(6月2日記)

 結局、昨日は大雨にもならなかったし、雷鳴も聞かなかった。雨の止んでいる間には草刈りもできたし、例のヒノキの皮剥きもやれた。
 先週の土曜日は雨の予報だったため、予約は取り消されたが日中はそれほど悪い天気にならず、第1牧区で牧柵補修や倒木処理をしていた。ここではそういうことはしてないが、予約の取消料まで払って諦めた人もいただろうし、そういう人はさぞかし外れた天気予報を恨めしく感じただろう。

 一流棋士同士の対戦において、次の一手のAIの予測と、実際の手とがまま異なることがある。素人にはどちらを優、あるいは劣と見るか分からないが、AIも棋士も膨大な情報を屈指して考え、先を読んでいるわけで、その中でAIは最良の手を予測し、差し手も当然最良の手と考えられる手を差しているはずだ。AIの予測する手、そして二人の棋士の最善手、一致する時もあれば違うこともある。
 
 天気予報も、雨雲レーダーやアメダスなどから膨大な量の情報を集め、大型コンピューターでそれらを分析し、最終的には予報官と呼ばれる人が断を下し予報を出すのだろう。その結果、外れることもある。
 昨日までの予報では、今週は概ね好天の日が続くはずだったが、その予報が変わった。もしかすれば、入梅が早まるかも知れないとさえ危惧している。

 天気状況は変化する。それに合わせて予報も変えていかざるを得ないのはもちろん分かる、言うまでもない。今朝の意外な空模様を眺めながら、天気予報は棋士の読みよりかもっと複雑で難しいのかと思ったりもするわけだが、その影響となれば、将棋戦の比ではないことだけは確かだ。
 復興は遅々として進まないのにまた地震!

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 本日はこの辺で。
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