入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「夏」(15)

2024年06月13日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 不思議な夢をよく見る。スキー、英語,そして金策、殆ど現実においては関係のないことばかりだ。スキーは今年の正月に山スキーを一度使っただけで、ゲレンデに出て滑ったことは3年前が最後だ。英語は先日来た香港女性と怪しい会話をしたくらいで、まず縁がない。金策に関しては、言うまでもなく豊かではないが、夢とは違い借金はないはずだ。
 山にいても山の夢はまず見ることがない。鹿に関しても、この動物対策には苦労しているが夢にまで出てくることはない。入牧が近付いてきているが、およそ仕事に関連する夢も見ない。夢が深層心理と繋がっているというような話を聞くが、果たしてどうか。
 
 昨夜はこれら三つのことが一挙に出てきた。東京の多摩川を超えた辺りにスキー場があって、そこに来たたくさんの外国人にスキー場の場所を尋ねている夢だった。もしかすれば、観光地にやって来た多くの外国人客の様子をテレビで見たことが影響したかも知れない。あるいは昨日、富士見町の観光課の職員と話したことが少しは夢と繋がったかも知れない。
 金策についてはおかしな夢ではっきりと覚えていないが、懐中には千円札が1枚あるだけで、それで知人と風呂へ行き、その後飯を食べるため安い食堂を一緒に探す夢だった。結局、銀行で現金自動払い機を使えば何の問題もないというところで落ち着いたが、ある時などは未払いのまま何年も過ぎてしまったサラ金の返済に気付き,ふるえ上がるという恐ろしい夢も見たりした。
 
 いずれの夢も場面を変えてよく見る。スキーはなぜか上手く滑ることができない夢ばかりだが、実際は今でももう少しましに滑れると思っている。英語については思い付くようなことがないが、金策についてなら少し分かる。
 テレビで過去のサラ金の返済において、利子が過払いになっている可能性があり、その返済手続きを代行する弁護士事務所の宣伝が影響していると考えられるからだ。
 サラ金には世話になった。だからそんな手続きなどする気はないが、あの迷惑で面白くもない宣伝のせいだと思っている。返済に頭を抱え途方に暮れた深い穴の中の気分、それから突然夢から醒めて味わうあの安堵感、まさに九死に一生を得た者の思いだ。

 鳥の声がする。太陽の位置は見えるが今朝は曇り空だ。悪夢に露払いしてもらい、いい一日になるか。きょうは午後里へ下る。

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