入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「冬」(8)

2022年01月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

           Photo by Ume氏

 今朝、以下のような通信が届いた。現地の状況など、大切な情報が含まれていると思い、本人からの了承を得ないまま匿名で掲載させてもらうことにした。
 なお、この登山者(女性)はかなりの経験者で、それなりの訓練も受け知識、技術もあり、そうでなければあれだけの雪の中では大事になっていた 可能性もある。それとテイ沢の丸太橋はかなり古く、痛みも激しい。今冬はどうか通行を控えてもらいたい。
 
  
 
   ゴンドラも頂上も大にぎわいでしたが大河原湿原方面では5人くらいしか会わず
   テイ沢入り口の三澤さんの看板が効力を発揮してか、テイ沢内は踏み跡無し。
   ひとりズボズボ埋まりながらのテイ沢、そのあとの行程もこれまた踏み跡なしの林道歩き…
   全行程ツボ足の一人ラッセルはしんどかったです。
   わかんを持っていかなかったのは大きな敗因でした。こんなにも人が入っていないとは!
   むしろ核心は牧場の小屋からマナスル山荘までと言っても過言ではございません!
   テイ沢入り口からマナスル山荘までホントに 全く 人間の歩いた形跡はありませんでした。



   大河原湿原内で先に踏み跡がないと見た時、先に行けばゴンドラの最終に間に合わないのは必至、
   撤退が頭をよぎりました。なにせ弱っちい私一人ですしね〜。
   しかし! 今まで何度も通ったところだけど、一人で踏み跡がない時に歩いたことは無い。
   これはまたとないチャンス思ったのです。
   天気も良し、道も間違うことはなし。もちろん、ビバークできるようあらゆるセーフティネット有りです
   し。
   結果、当然ゴンドラ最終便に間に合うわけもなく沢入へ下山し街まで歩きました。
   普段 車でピューっと通っている車道の長いこと長いこと。
   荷の重さで肩と腰が痛い痛い。



   大きな驚きと反省、 ひとりでやりとげたという自信?で満足した1日でした。



  分かります。テイ沢から牧場、それから登山口までの悪戦苦闘、確かに例年ならまだツボ足も許容の範囲かも知れませんが、今冬はとてもそうはいきません。天気にも恵まれましたね。
 勝手ながら掲載させてもらいましたが悪しからず。今度来る時は連絡を。
 本日はこの辺で。
コメント
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