Photo by Ume氏
山の中では、きょうのような曇りの日には、目で見るよりも感じることだと、エラそうだが言ってみたい。森の中を歩いていると、そのことを強く思う。紅葉の盛りだというのに艶やかさが薄れ、その分だけ渋味が増し、しっとりとした大気と相俟っていつも行く森には深い山気が溢れていた。この時期のこの天気、この静けさ、まったく文句なし。
台風が近付いているせいで予約の取り消しが続き、今週末は誰も来そうにない。もちろん、それは当然の判断であり、仕方ないことである。しかし本当は、きょうくらいの天気なら、この時期の深い山の味わいを、最も心象に刻むことができただろうにと、惜しい気もした。だからつい、余計なことを冒頭に書いた。
NKYさん、この独り言を読んでいてくれたのですね。痛み入ります。年齢のせいで脳の萎縮・縮小でも始まったのか、怒りっぽくなるばかりです。このごろでは、テレビの気象予報士にまで悪態をつくこともあったりして反省してます。また、この人里離れた山の中でも時に、下界の影響から免れることができず、そのせいで頭が痛くなることもあります。そのうち温泉に行ったり、他所の山に登ったりして英気ならずも、心を鎮めたいと思ってます。多忙な日々だと思いますが是非、暇をみてお出掛けください。牛もいなくなって鹿奴の跳梁が始まるこれからは、気が進まないながらも猟師にも、ならないといけません。そうそう、身内の話で恐縮ですがある者から、気象予報士を批判したら激しくなじられ、また猟については弱い鹿ではなく、なぜクマと勝負しないのかと難癖をつけられ、ホトホト閉口したことがありました。
これからの季節は時代遅れの山小屋がオススメ。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。