入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’24年「秋」(14)

2024年08月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 今朝は曇り空の天気が影響しているのだろうか、囲いの中の牛たちは外へ出ていかず中にいる。群れを作らず、それぞれが思いおもいの場所で草を食んでいる。
 日中になって気温が上がればアブが飛んできて、牛の血を吸う。それを牛は尻尾で追い払おうとするのだがあまり成功せず、執拗な攻撃は止まない。
 昨日は1頭だけいる和牛が囲いの中に置いてきぼりにされ、アブの攻撃にさらされていた。まるで、飛来する多数の敵戦闘機の攻撃に必死で逃げ回る戦艦を想起するような光景で牛に同情した。
 今朝は気温もまだ低くてアブの襲撃はないのだろう、どの牛の尻尾も動いていない。

 店頭からコメが消えたとか、コメの作柄が良くないとか、人々の不安を煽るようなことをテレビが報じていた。原因は、最早「異常」ではない異常気象のせいらしい。
 もう何十年か前、そういうことがあった。当時は東京に住んでいて、田舎からコメを送ってもらう方法はあったし、そうした人も多かったようだが、食べ慣れない長粒米を敢えて我慢して食べた。ご飯のお代わりを求めたりすれば、店の人は顔を引きつらせて拒否したものだ。
 あの時ほど深刻にはならないと思うし、ここらではあまりそういう話を聞かないが、この先のことは分からない。

 災害が起これば、テレビカメラは当然被害のあった場所、建物を写さなければならない。隣に、まったく被害のない建物や状況があってもそれは報じない。
 また、クマの被害が出れば待ってましたとばかりに飛んでいくが、最近では鹿による被害などは話題に取り上げない。しかし、これは相当深刻な問題で、明らかにここで目にする一群れの数は20,30頭ではなく、100単位の話になってしまっている。避妊と言う方法が無理なら、薬殺ということまでが頭をかすめる。

 気象予想もそうだが、情報は多岐にわたり、必ずしも客観的ではないし、公平でもない。新橋駅前を行きかう人々が必ずしもわれわれを代表しているわけではないし、加えて報ずる側も拾った「町の声」を都合よく取捨選択する。
 
 この独り言だって漢字を間違え、「てにおは」を間違え、数々の勘違い、思い違いをしてきょうまできたから、偉そうなことは言えない。せいぜい気を付けて、調子づかないように・・・、あっ、簡易トイレの引き取りが来た。忙しい。こんな結びにならぬ結びで悪しからず。

 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。


 
 
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