
撮影地点の背後に罠を仕掛けているので、見回りのついでについ同じ対象を撮りたくなる
この季節の森や林、あるいは草原でも、色彩の主流はまだ緑の色がその役割を離そうとしない。しかし少しづつ、黄色が緑の色に染まり、溶け込み、全体からすれば周囲の色合いはイエローオーカーに近い黄色味を帯びて、しばらくは落ち着く。
そしてもう少しすれば、そうした緑と黄色のほどよい調和を無視するかのように、所々に艶やかな赤や朱の色が現れる。ウルシやモミジ、ナナカマドがそうだ。色付いた葉は血のように鮮烈で激しく、そうかと思えば明るい暖かなオレンジの色もある。淋しい周囲の雰囲気が一変し、その時だけ明るさが戻る。

そろそろツタウルシの紅葉が見頃に
久しぶりに遠くで、鹿の鳴く声がした。虫の音はさっきからしている。夕暮れとともに、権兵衛山の中腹まで霧がまた下りてきた。今日は土曜日だというのに、静かな一日だった。里ではあちこちで運動会が開催されているらしい。
巣鴨さん、TNKさん嬉しいコメントありがとうございました。今後もここでの感想やアドバイスをよろしくお願いいたします。
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