goo blog サービス終了のお知らせ 

入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     「秋」 (32)

2015年09月26日 | 牧場その日その時

        撮影地点の背後に罠を仕掛けているので、見回りのついでについ同じ対象を撮りたくなる

  この季節の森や林、あるいは草原でも、色彩の主流はまだ緑の色がその役割を離そうとしない。しかし少しづつ、黄色が緑の色に染まり、溶け込み、全体からすれば周囲の色合いはイエローオーカーに近い黄色味を帯びて、しばらくは落ち着く。
 そしてもう少しすれば、そうした緑と黄色のほどよい調和を無視するかのように、所々に艶やかな赤や朱の色が現れる。ウルシやモミジ、ナナカマドがそうだ。色付いた葉は血のように鮮烈で激しく、そうかと思えば明るい暖かなオレンジの色もある。淋しい周囲の雰囲気が一変し、その時だけ明るさが戻る。
   

  そろそろツタウルシの紅葉が見頃に

 久しぶりに遠くで、鹿の鳴く声がした。虫の音はさっきからしている。夕暮れとともに、権兵衛山の中腹まで霧がまた下りてきた。今日は土曜日だというのに、静かな一日だった。里ではあちこちで運動会が開催されているらしい。

 巣鴨さん、TNKさん嬉しいコメントありがとうございました。今後もここでの感想やアドバイスをよろしくお願いいたします。

 入笠牧場の宿泊施設及びキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H27年の営業」を、また天体観測に関心のある方は「入笠牧場からの星空」をご覧ください。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする