入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     「秋」(29)

2015年09月21日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など



  下界は政につき、やたら喧(かまびす)しいが、山には穏やかないい季節が来た。ここ幾日かは、その満ち足りた山の気分を背負い携え、夜の山道を里へと下る。そして、待望の秋の味覚に酔い、はまる。上のキノコはクロッカワとコオタケ、タッケマツ(松茸)も忍び込んでいる。炭火で焼いて、生醤油に付けて食べるだけだが、これがたまらない。口中のクロッカワのえも言われぬ苦味が誘い、けしかけ、酒量は止まる所を知らない。
 小中が同級生だったKM子さんとご主人のS氏が松茸採りの名手で、赤松の山にはクロッカワも二人を待っているらしく、そのおこぼれに与るのがこの季節の有難い習いとなっている。


      こんなふうに

 穴場のキャンプ場では今夜もだれか焚火を始めたらしく、煙がここからも見える。小黒川に釣に来たという男女4人、ちゃんと入漁券も用意してきていて感心させられる。今夜はきっといい夢をみるだろう。

 入笠牧場の宿泊施設及びキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H27年の営業」を、また天体観測に関心のある方は「入笠牧場からの星空」をご覧ください。
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