鹿と同居する牛
先週の半ばから忙しい日が続いている。牧場の管理棟に泊まるのも2日目。家には3日帰っていない。
ホルスタインの短い一生については、前回書いている。ところが、8産、9産する牛もいるという。その違いは、飼い方にあるのだろうと、畜産課のK牧担は言う。牛が放し飼いに近い状態で飼育されているというのだ。
狭い畜舎に繋がれたままでは、ストレスが溜まって、寿命を短くしてしまうのだろうと。
8産も9産もする牛の実際の現場を見てないが、頷ける気がする。やはりストレスはないに越したことはない。
それにしても、これだけの違いは大きい。乳牛1頭が仮に50万円としたら、その大きさがわかる。問題は、多くの畜主には、そうするだけの土地の確保ができないということが、我が国の畜産業の現実だと思う。
牛にとってストレスがその寿命を左右するとしたら、人間にとっても同じことが言えまいか。特に、歳を取ったら余計に呑気気楽に生きねばと考える。が、いつまでも現役でいたい御仁もいる。
先週の半ばから忙しい日が続いている。牧場の管理棟に泊まるのも2日目。家には3日帰っていない。
ホルスタインの短い一生については、前回書いている。ところが、8産、9産する牛もいるという。その違いは、飼い方にあるのだろうと、畜産課のK牧担は言う。牛が放し飼いに近い状態で飼育されているというのだ。
狭い畜舎に繋がれたままでは、ストレスが溜まって、寿命を短くしてしまうのだろうと。
8産も9産もする牛の実際の現場を見てないが、頷ける気がする。やはりストレスはないに越したことはない。
それにしても、これだけの違いは大きい。乳牛1頭が仮に50万円としたら、その大きさがわかる。問題は、多くの畜主には、そうするだけの土地の確保ができないということが、我が国の畜産業の現実だと思う。
牛にとってストレスがその寿命を左右するとしたら、人間にとっても同じことが言えまいか。特に、歳を取ったら余計に呑気気楽に生きねばと考える。が、いつまでも現役でいたい御仁もいる。