10/31虫

2009年10月31日 | 虫写真
新着写真。

ミミズクです。
そういう名前の虫なのだから仕方がありません。
「虫記事に鳥の名前をのせるなんて大人のマナーはどうしたの?」なんて、意味不明なトラックバックをまた飛ばされても困ります。


ミッキーマウスとムーミンとイボイノシシを足して3で割ると、こんな顔になるのかもしれません。


杜鵑草

2009年10月30日 | その他植物



新着写真。

ホトトギス(杜鵑草、杜鵑)。
別名・ユテンソウ(油点草)。

山野の半日陰となる場所に自生する、ユリ科の多年草。
分布は北海道西南部と、本州の関東以西から四国、九州までと変則的。
8~11月に、白地に紫の斑点のある花を咲かせる。

花だけでは台湾原産のタイワンホトトギスと区別がつかないが、タイワンホトトギスの花が茎の先にまとめて咲くのに対して、ホトトギスは葉腋からもまんべんなく咲かせる。
ただ両種の交雑種もあるらしく、また近づいて観察できなかったため、写真のものがホトトギスとは断定できず。

「ホトトギス」は、花の斑点模様を、鳥のホトトギスの胸毛の模様に見立てて。
また若葉にも暗緑色の斑点があり、そのことから「油点草」の別名がある。


 ユリ科 トリキルティス(ホトトギス)属
属名のTricyrtisは、ギリシア語のtreis(3)とkyrtos(突出した)が由来で、3枚ある外花被の基部が曲がって袋状に突出していることから。
花言葉は「秘められた恋」


10/30

2009年10月30日 | ゲーム・アニメ
線画ボールペン、着色マウス。
気分転換にゲーム系版権。

三国志きってのヒールにして全国のメタボおとうさんの星、董卓。
某教祖様にしか見えないが、董卓というのはもともとそういう立ち位置か。
いや、よく知らないが。



若緑

2009年10月28日 | 多肉植物





多肉植物記事。

若緑(わかみどり)。

南アフリカ原産の夏型クラッスラ属で、花月の仲間。
ごく小さな鱗状の多肉葉を重ね、ひも状にひょろひょろと伸びていく。
放置していると写真のように野放図に伸び広がってしまうので、こまめに摘心してこんもりと育てると、見映えがする。

秋に咲く微小な黄緑花には、においがあるが、いい香りかどうかは微妙なところ。


 ベンケイソウ科 クラッスラ属
属名のCrassulaは、ラテン語のcrassus(厚い)が由来で、肥大した茎や葉から。
種小名はlycopodioidesで、シダ植物のLycopodium属(Wikiへのリンク)に似たの意味。
変種名はpseudolycopodioidesで、偽のlycopodioidesの意。

日当たりを好む。
というより、日照不足だと徒長しやすいので、よく日に当てて丈を低く抑える。
耐寒性は凍らせない程度で、降霜前に取り込めば問題なし。
殖やし方は挿し芽。
摘心した枝先が他の鉢に転がり込むと、そのまま発根して勝手に生えてくるほど強健。



10/27虫

2009年10月27日 | 虫写真
新着写真。

セイタカアワダチソウの花にしょんぼりとぶら下がる、いたってさえない蛾、キクキンウワバ。


顔もしょんぼり。
「モヒカンの菊さん」という、すごいんだかすごくないんだか分からない二つ名を轟かせていた、昔日の面影はもはやうかがえません。



ところが薄ずんだ黄色と見えた羽の模様に日が差すと、金箔のような輝きが。
「モヒカンの菊さん」改め「金ぴかの菊さん」、まだまだ若いものには負けません。


背高泡立草

2009年10月26日 | その他植物





新着写真。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)。
別名・セイタカアキノキリンソウ(背高秋の麒麟草)。

北アメリカ原産の、キク科の多年草。
明治時代に観賞用として持ち込まれたものが帰化して、各地に広まったとされる。
根から種子の発芽を抑制する物質を分泌し、群生を形成するが、この物質は自身の発芽も抑制してしまうらしい。
他の植物が枯れた晩秋に、最大で3メートルほどにもなる茎をのばして、鮮やかな黄花を房状に咲かせるため目立つが、いうほどの勢力はないように思える。

他に花がみられない時期に咲く花は、越冬前の虫たちにとって貴重な蜜源で、様々な虫が群がっているのが見られる。
虫媒花であるため、花粉症の原因という悪評は、当然濡れ衣。

同じく北アメリカ原産の帰化植物のオオアワダチソウ(大泡立草)によく似るが、夏咲きのオオアワダチソウに対して、セイタカアワダチソウは晩秋から初冬に咲くため、判断に迷うことはない。
まれに、今の時期にオオアワダチソウが咲いていることもあるが、それは例外。


またセイタカアワダチソウの茎葉には短毛が生え、触るとざらざらしているのに対し、オオアワダチソウはつるつるしている(葉裏は少しざらつく)。

名前は、背の高い泡立草(秋の麒麟草)
「泡立草」は、花を、酒を醸造するときにたつ泡に見立てて。
あるいは草木染めに利用するため煮立てると、泡が立つことから。



 キク科 ソリダゴ(アキノキリンソウ)属
属名のSolidagoは、ラテン語のSolidus(完全な)とago(導く)からなり、傷を治す効用があるとされたことから。


10/25虫

2009年10月25日 | 虫写真
9月写真。

メタリックな光沢を放つ、1センチはあろうかという巨大な蚊、トワダオオカです。
群れで獲物を襲うとされ、体中の血を吸い尽くされてミイラ化した犠牲者が山中で発見されるという、痛ましい事故が、毎年キノコ採りの季節になると数件は報道されるので、ご存じの方も多いことでしょう。
特に被害の甚大な十和田湖周辺にちなんで命名された、日本最大にして最凶最悪の蚊です。


というのは嘘で、成虫は花の蜜を吸うだけの温厚な蚊。
幼虫にいたっては、他の種類のボウフラを食べるという正義の味方です。
名前は、十和田湖周辺ではじめて発見されたことから。


冬の花蕨

2009年10月24日 | その他植物





9月下旬写真、上の4枚目のみ10月。

フユノハナワラビ(冬の花蕨)。
別名・フユワラビ(冬蕨)、カンワラビ(寒蕨)、ハナワラビ(花蕨)。

本州の日当たりのいい草地に自生する、シダ植物。
秋に葉(栄養葉)と、カズノコめいた胞子葉を出し、栄養葉はそのまま冬を越して晩春に枯れる。
冬に生えて胞子葉が花のように見え、ワラビ(蕨)に似ていることから、「冬の花蕨」。

いくつか近似種があるようだが、栄養葉の先がとがってないのがフユノハナワラビらしい。

ワラビと違い食用とはしないが、観賞用に栽培されることもあるらしい。


 ハナヤスリ/ハナワラビ科 Botrychium/Sceptridium属
分類についてはよく分からない。
Botrychium(ハナワラビ)属で、さらにSceptridium(オオハナワラビ)亜属に細分されるということらしいが……?
Botrychiumは、ギリシア語のbotrys(ブドウの房)の縮小形(日本語でいえば「きれい」に対して「こぎれい」みたいなもの)で、胞子葉の様子から。
Sceptridiumは、ギリシア語のsceptron(王笏)が由来で、やはり胞子葉から。


10/23紅葉

2009年10月23日 | その他
紅葉写真放出。
jpegへの再圧縮で、色が濁っているのはご容赦を。
ためしにpngで保存してみたら、1枚400kbを超えてしまった。

1枚目はマンサクの葉。



これはサトウカエデらしい。
メープルシロップを採るやつ。


桜。
時機を外さなければ、桜の紅葉もなかなかのもの。


イチョウ。
黄金の波。


カエデの類。
紅葉の定番。


遠くてはっきりとはいえないが、これもカエデか。
後ろの黄色いのはイチョウだろう。



これはちょっとばかり毛色の変わった紅葉。
どうみても、「宇宙人」とも評されるあの方です。
へべれけに酔っぱらった勢いで木によじ登ったあげく、そのまま眠りこけて、あまつさえ2体に分裂するなど、一国の長にあるまじき振る舞いです。